次世代型文系格闘魔法少女、がんばってます。
『魔法少女リリカルなのはViVid』とは、月刊コンプエースで連載中のリリカルなのはシリーズ第四作である。
原作:都築真紀、漫画:藤真拓哉。
同じく第四期シリーズとして、娘TYPEで「魔法戦記リリカルなのはForce」(作画:緋賀ゆかり)も連載中(だった)。
2014年8月15日に本作のアニメ化が発表され、2015年4月13日より本放送が開始。
シリーズとしては初のシーズン分割形式を取っており、その第一期に当たる全12話までで一旦終了となった。
文系ってなんぞ?
概要とあらすじ
これまでのシリーズにおける、事件の根底に流れていた『重さや痛み』をベースに置かず、『少女同士の心の触れ合いと成長』及び『スポーツとしての格闘技』を本作のコンセプトとしており、全体的に明るい雰囲気となっている。
また、時系列は同時期に連載されている『魔法戦記リリカルなのはForce』の2年前であるため、本作はForceの橋渡しとしての位置づけにもあたる。
JS事件から4年後、ヴィヴィオはミッドの自宅でなのはと二人暮らしの親子関係を続けていた。
St.ヒルデ魔法学院に通い、リオやコロナといった親友達と重ねていく平和な日々。
そんなヴィヴィオに、4年生になったお祝いとしてなのはから専用のデバイス『セイクリッド・ハート』が贈られる。
時を同じくして、ミッドチルダで格闘系の実力者に街頭試合を挑む謎の人物、自称『覇王イングヴァルト』が出現。
それは古代ベルカの『聖王』と『覇王』の、時を越えた邂逅の始まりでもあった――。
主要人物紹介
チームナカジマ
- 高町ヴィヴィオ(CV:水橋かおり)
- 本編の主人公で、St.ヒルデ魔法学院初等部4年生。
なのはからクリスを受け取り、古き良き魔法少女アニメの王道・伝統である大人モード変身も可能となった。本作で明らかになった彼女のオリジナルは、かつてベルカ諸王の戦乱の時代に、最強の武技を誇った聖王女にして最後のゆりかごの聖王、『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』その人である。
身体能力と魔力資質は学者型や中・後衛型の戦闘魔導師に向いているため、格闘戦向きではないとシャンテは指摘している[1]が、ノーヴェ曰く最大の長所は「目の良さ」であり、カウンターヒッターとして徐々に成長していく。
上記のように周囲と比べてあまり能力が秀でているわけではなく、その分特訓といった努力で補っていくという典型的な『スポ根主人公』という点にも注目である。
- セイクリッド・ハート
- ヴィヴィオのためにマリーが作成した、ハイブリッドインテリジェントデバイス。愛称はクリス。
外装はうさぎのぬいぐるみだが、内部にクリスタル型の本体が存在する。挙動が可愛らしい。
ちなみに、学研アニメディアの付録ドラマCDによると、『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY』において、防御力が薄い設定であるヴィヴィオが砕け得ぬ闇に次ぐ『全キャラ中、単独2位の防御力』だったのは、『クリスが常時セイクリッドディフェンダーを発動させていた』という設定だからとのこと。
すごいぞ、うさぎ!
- アインハルト・ストラトス(CV:能登麻美子)
- St.ヒルデ魔法学院中等部1年生で、ヴィヴィオの上級生にあたる。碧銀の髪と虹彩異色持ち。
その正体は、ミッドチルダで格闘系の実力者に野良試合を挑んでいた、自称『覇王イングヴァルト』。正確には、現代まで連綿と受け継がれていた覇王の直系子孫であり、彼女はその中で最も色濃い血を受け継いだため、覇王特有の髪色と虹彩異色、覇王家の格闘術であるカイザーアーツ、そしてかつての覇王イングヴァルト本人の記憶をも僅かに受け継いでいる。
かつて、『覇王』クラウス・G・S・イングヴァルトは、一度も勝つことの出来なかったオリヴィエを守れなかったことを悔いており、彼からその記憶と力を受け継いだアインハルトは、この現代で彼の悲願を果たせないことに強く苦しんでいた。しかし、ノーヴェに導かれてヴィヴィオと出会い、彼女と接することで少しずつ心境に変化が訪れる。
インターミドルではヴィヴィオ、リオ、コロナとともに、ノーヴェがコーチを務めるチームナカジマの一員として大会に出場している。チーム内では最年長であり、一番強い(ヴィヴィオ談)。
- アスティオン(CV:Kana Asumi)
- はやて、リイン、アギトが共同で製作した、アインハルト用のデバイス。愛称はティオ。
クリスと同じ補助制御型で、シュトゥラの雪原豹をモチーフにしているらしいが、その外装はどう見ても猫である。しかもかわいい。仕草も温かさも本当に生き物そのもので、もう一度言うがとんでもなくかわいい。
- リオ・ウェズリー(CV:喜多村英梨)
- ヴィヴィオの親友の一人で、ショートボブと八重歯が特徴的な元気っ娘。
炎熱と電気、二つの魔力変換資質を保有している。
ヴィヴィオ、アインハルトと同じく、変身時は『大人モード』になる。二人とは違って12、3歳ぐらいの体格であるが、バリアジャケットのデザイン含めて非常にかわいい(性的な意味でも)。そのためか、人気投票ではVivid初出キャラの中でアインハルトに次ぐ順位だった。
所持デバイスは八角形アミュレット型の『ソルフェージュ』、通称ソル。彼女が使用している格闘技は「春光拳」というリオの実家の格闘技で、射砲撃から武器を使った戦闘に至るまで何でもこなす。
- コロナ・ティミル(CV:福圓美里)
- リオと同じく、仲良し三人組みの一人。キャンディ型の髪留めで結ったツインテールを持つ、礼儀正しいお嬢様。
普段は大人しく控えめな性格ではあるが、ノーヴェ曰くチームナカジマ4人の中では常に冷静さを失わず、ここぞという時に度胸がある戦法もこなす。
しかし、自分自身はチームナカジマの中で一番劣っているというコンプレックスがあり、友達として、チームナカジマの一員として皆に置いて行かれたくないという強い想いがある。そんな想いを押し出したアインハルトvsコロナの試合(単行本5~6巻)の内容は非常に人気がある。
所持デバイスは薔薇をあしらった短剣型の『ブランゼル』(ルーテシア作)で、得意とする魔法は魔力物質を撃ち込んで生成するゴーレムの操作。
DSAA出場選手
- ミウラ・リナルディ(CV:伊藤かな恵)
- 八神家経営の格闘技道場に通うボクっ子。
基本的に気弱な性格で、なおかつ極度の上がり症だったりと頼りない所もあるが、道場ではザフィーラを師匠と仰ぎ、シグナムやヴィータにも稽古を付けてもらえるほどの優れた才能を持っている。事実、DSAAインターミドル第一試合ではミカヤとヴィヴィオにも勝利している。
使用デバイスはジャケット型の『スターセイバー』で、瞬間的に近接魔法を打ち込む『抜剣』というスキルを持つ。
- ジークリンデ・エレミア(CV:中津真莉)
- 現DSAAインターミドルのディフェンディングチャンピオン。実はヴィヴィオらと同じく古代ベルカ人の末裔。祖先はヴィヴィオおよびアインハルトの祖先とつながりがあり、その時の経緯からアインの恨みを買っていた。
その実力に似合わず大人しく恥ずかしがり屋な性格で、しかも普段はホームレス同然の生活を送っている。
固有デバイスは持たないが、凄まじい剛力を引き出す固有技能『鉄腕』に加え、危機に陥った際に発動する『エレミアの神髄』によって圧倒的な戦闘力を発揮できる。
- シャンテ・アピニオン(CV:阿澄佳奈)
- 聖王教会のシスター兼騎士候補で、シャッハの弟子。
性格は陽気かつ我儘、礼節にも無頓着で、シャッハ達に内緒でDSAAのインターミドルに参加した。
使用デバイスはシャッハと同じトンファー型の『ファンタズマ』。保有技能は『すんごい迅さ』(高速移動?)と『重奏』と呼ばれる分身能力。
- ハリー・トライベッカ(CV:内山夕実)
- 砲撃番長(バスターヘッド)の異名を持つ、エルセア地方出身のスケバン風少女。
男勝りで姉御肌な性格から妹分も多く、常に鍛錬を怠らない努力家だが、実は繊細な泣き虫。
また言動の割には女の子らしく可愛いものが大好きで、学院祭ではうさぎ型の自動操機(オートゴーレム)を見て幸せそうな顔をしたり、リオとコロナに送ったサインにやたら可愛い絵を描いたりしていた。
術式はオーソドックスな『炎熱系』、使用デバイスはチェーン型の『レッドホーク』。
なお、いつも一緒にいるツレの3人にもちゃんと名前があり、それぞれルカ(サングラス)、ミア(長身長髪)、リンダ(マスク)となっている。
- ヴィクトーリア・ダールグリュン(CV:遠藤綾)
- 古代ベルカ王家の一つ雷帝ダールグリュン家の血を(ちょっとだけ)引く令嬢。
いわゆるお嬢様的な言動が目立つものの、根は至って誠実。好物はなぜかおでんという渋い嗜好を持つ。
DSAAの常連で、現チャンピオンたるジークリンデとも渡り合えるほどの実力者だが、今期では同じ古代ベルカ王の血を引くヴィヴィオとアインハルトを打ち負かし、自身の祖先であるダールグリュンの名を轟かせようと考えている。
極めて高い魔力量を誇り、戦斧型デバイスの『ブロイエ・トロンベ』を使用する。
- ミカヤ・シェベル(CV:浅川悠)
- 天瞳流第四道場の師範代を務める剣道少女。
冷静な性格で、DSAA選手としても非常に高い実力を持つベテラン中のベテラン。
使用デバイスは二振りの日本刀型の『晴嵐』で、高速機動能力を持っての居合に似た戦闘スタイルを得意とする。
- エルス・タスミン(CV:新井里美)
- DSAA参加者の一人であるデコが広い眼鏡少女。
母校では生徒会長を務めるほど生真面目な性格をしており、特に不良然としたハリーとは反りが合わない。
相手を拘束する結界魔法を得意とし、手錠型デバイスの『パニッシャー』で相手を縛り上げてギブアップを引き出すのが基本戦法。
- ファビア・クロゼルグ(CV:瀬戸麻沙美)
- 魔導師ではない由緒正しい本物の魔女という少女。
性格はどこか無口かつ冷淡に見えるが、根は素直な所もある。
彼女もまた古代ベルカ文明の関係者であり、かつて自身の先祖を戦争に巻き込んだ聖王家や覇王家を恨み、その生まれ変わりたるヴィヴィオとアイン、そしてジークリンデを付け狙っていた。
使用デバイスは魔女箒の『へルゲイザー』で、さらに小悪魔を使役する能力を持つ。
ナカジマ家
- ノーヴェ・ナカジマ(CV:斎藤千和)
- 元『ナンバーズ』の一体にして、現在はナカジマ家の五女。
ストライクアーツの有段者であり、ヴィヴィオとは良き修行仲間関係。
StSとは打って変わって、面倒見の良い近所のお姉さん役であり、ヴィヴィオ達のストライクアーツのコーチを務めている。インターミドル開催以降は、ヴィヴィオ、アインハルト、リオ、コロナ(通称:チームナカジマ)のセコンド役も担っている。
なお、現時点で全話皆勤登場していることから、一部のファンの間では『皆勤王』として親しまれている。
- スバル・ナカジマ(CV:斎藤千和)
- ナカジマ家四女。湾岸警備隊特別救助隊に所属している。ノーヴェとアインハルトの戦闘後、ノーヴェからの連絡で気絶しているアインハルトを自宅のマンションへ保護した。
とんでもない量の飯を盛る人1号。
旅行先の団体模擬戦において、ノーヴェとStS以来となるバトルを果たした。
- ディエチ・ナカジマ(CV:升望)
- 元ナンバーズの1体で、ナカジマ家三女。ナカジマ家の家事担当。
お姉ちゃんとして、ノーヴェやチームナカジマのメンバーのフォローをする。
何故かアスティオンといることが多いため、猫が好きなのかもしれない。
StS時代は無口で無表情なキャラだったが本作では笑顔でいることが多く、口数も増えた。可愛い。
- チンク・ナカジマ(CV:井上麻里奈)
- 元ナンバーズの1体で、ナカジマ家次女。
ギンガと共に管理局の仕事をしているため、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディのN2Rメンバーと比べると出番が少ない。出番を増やしてくれ頼む。
車の免許持っており、アインハルトを八神家まで送迎した。
スイーツが大好きなのは相変わらずのようで、ミウラの登場シーンでは真っ先にドーナツ屋に反応を示した。
- ウェンディ・ナカジマ(CV:井上麻里奈)
- 元ナンバーズの1体で、ナカジマ家六女。
まだ管理局所属ではなく、普段はアルバイトをしているらしい。
インターミドルにおいてはノーヴェにくっついてチームナカジマのセコンドをしている。
- ギンガ・ナカジマ(CV:早見沙織)
- ナカジマ家長女。
Vividで度々挟まれる食事シーンにおいて、とんでもない量の飯を盛る人2号。
本作ではStSまでの木川絵理子に代わって早見沙織が声を担当している。
- ゲンヤ・ナカジマ
- ナカジマ家の大黒柱。(スバルが実家から離れたので)現在は5人の娘とともに暮らしている。羨ましい。
八神家
- 八神はやて(CV:植田佳奈)
- 八神家の家主。アインハルトのアスティオンとミウラのスターセイバーを作った一人。
- シグナム(CV:清水香里)
- ザフィーラ達とともに八神家道場でミウラ達に格闘技を教えている。
- ヴィータ(CV:真田アサミ)
- ザフィーラと近所の子供達に格闘技を教えるコーチ。インターミドルでもザフィーラとミウラのセコンドも務める。
- シャマル(CV:柚木涼香)
- 医療知識を活かし、インターミドルの試合後に気絶したヴィヴィオとクリスの処置を行った。
- ザフィーラ(CV:一条和矢)
- 久々に人型で登場。八神家道場を開き、近所の子供達に格闘技を教えている。
ミウラからは師匠と呼ばれており、インターミドルでは彼女のセコンドを務める。
- リインフォースⅡ(CV:ゆかな)
- アギト(CV:亀岡真美)
- 八神家融合騎コンビ。共にアスティオン制作に携わった。
なお、アスティオンはユニットベースをリインが組み、はやてがAI調整、アギトが外装を手作りしている。
アルピーノ家
- ルーテシア・アルピーノ(CV:桑谷夏子)
- かつてのJS事件において、ゼストやアギトと行動を共にしていた人造魔導師。
現在は母・メガーヌや召喚獣ガリューと共に、無人世界カルナージで平和に暮らしている。
というか、クアットロの洗脳が解けた為か性格がStSに比べてはっちゃけすぎである。しかも自宅を宿泊施設に改造したり、無人世界で温泉を掘り当てたりとやりたい放題である[2]。
古代史に詳しい他、施設建築やインテリジェントデバイスの開発とあらゆる方面で才能に恵まれている[3]。二次創作で扱いやすいキャラクターである。
インターミドルにも出場しており、その際にバリアジャケットが変更となった。スカートが開いたデザインとなっているが、レオタードの部分がどう見てもパンツ丸出し。パンツじゃないからはずかしくないもん!
なお時々遊びにくるエリオやその保護者であるフェイトの影響を受け、高速移動系の魔法も習得している模様。
- メガーヌ・アルピーノ(CV:中原麻衣)
- ルーテシアの母親。元管理局員で現在は異世界でホテル・アルピーノを経営。
前作ではカプセルで眠っていたが、今作で明るいほのぼのママンキャラというキャラ付けで登場した。結果、薄い本が増えた。
学生時代はインターミドルに出場し、スバル達の母親・クイントと決勝で戦った。
聖王教会
- セイン(CV:水橋かおり)
- 元ナンバーズの一体で、聖王教会のシスター。Vivid屈指のサービス回における立役者。
おちゃめで優しくいたずら好きな性格は相変わらず。そんな性格から姉としては未だにあんまり尊敬されていない。セインだからしょうがない。
聖王教会の後輩でインターミドル編から登場したシャンテのセコンドを務める。
- オットー(CV:伊藤静)
- 元ナンバーズの一体。カリムの執事を務める。ヴィヴィオを陛下と慕い、護衛役も兼ねている。
相変わらずディード以外の周囲には性別不明のキャラを通している模様(一応女性のはずだが)。
インターミドル編ではノーヴェとともにコロナのコーチ、及びセコンドを務める。
- ディード(CV:伊藤静)
- 元ナンバーズの一体で、聖王教会のシスター。双子のオットーとヴィヴィオの護衛役を兼ねる。
オットーとともに、妙にノリノリな性格になった。
インターミドル編ではリオのセコンド及びコーチを務める。
- シャッハ・ヌエラ(CV:阪田佳代)
- 聖王教会のシスター。礼節の欠けたセインやシャンテの言動に頭を悩ませる日々が続いている模様。
インターミドル編ではセインとともにシャンテのセコンドを務める。
- カリム・グラシア(CV:高森奈緒)
- 聖王教会の騎士。覇王の情報をチンク達に提供した。
やんちゃコンビのセインとシャンテの上司に当たるため、二人にとっては頭が上がらない存在。
- イクスヴェリア
- 『StrikerS Sound Stage X』で登場した少女。ヴィヴィオやスバル達の友達。
現在は聖王教会の病院でいつ覚めるかわからない眠りについており、ヴィヴィオは度々お見舞いに訪れている。
最近では回復の兆しを見せているようで、精神体だけがヴィヴィオ達の前に現れるようになっている。
その他元機動六課関係者
- 高町なのは(CV:田村ゆかり)
- ご存じ我らがなのはママ。現在は一時その翼を休め、ヴィヴィオのママとして奮闘中。
血の繋がりは無くともヴィヴィオとは固い絆で結ばれている。
時々やたらテンションが高い時があり、その時のなのはは通称「ママ力全力モード」と呼ばれているらしい。
- フェイト・T・ハラオウン(CV:水樹奈々)
- 心配性は相変わらずなフェイトママ。エリオ、キャロとは定時連絡を取り合う遠距離親子関係を続けている。
- ティアナ・ランスター(CV:中原麻衣)
- 時空管理局の執務官。登場する際はおおむね休暇中であり、スバルと行動を共にしていることが多い。
SSXで未完成だったスターライトブレイカーにはさらに磨きをかけており、団体模擬戦ではなのはを撃墜するという金星を上げた。
そうした心身ともに成長した具合は温泉回である11話においても発揮され、読者の間で話題になった。
どうやら執務官になると強さとエロさが大幅に向上するらしい。「セクハラも犯罪なんだからね」
- エリオ・モンディアル(CV:井上麻里奈)
- 現在では辺境世界にて自然保護員として働いている。
この頃よりキャロとは身長差が生まれてくるようになった。
- キャロ・ル・ルシエ(CV:高橋美佳子)
- エリオと同じく辺境世界にて自然保護の活動をしている。
しかし、エリオと違って4年経ってもほとんど背が伸びていないらしい。ちっぱい。
古代ベルカ関係者
- オリヴィエ・ゼーゲブレヒト(CV:米澤円)
- 古代ベルカ時代の聖王家の姫で、ヴィヴィオのオリジナル。
誕生時の事故で両腕を失ったため義手であるが、それでも当時は圧倒的な格闘能力を誇っていた。
アインハルトの祖先であるクラウスとは親しい間柄だったが、戦争終結のために巨大戦艦“聖王のゆりかご”を自身の体を核にして起動させたことで寿命を縮め、若くして命を落とした。
- クラウス・G・S・イングヴァルト(CV:内田雄馬)
- かつて「覇王」の異名を轟かせていた古代ベルカの一国シュトゥラの王子で、アインハルトの祖先に当たる。
人質として国に送られてきたオリヴィエとは、親交を深めながら共に成長した幼馴染のような関係であった。
オリヴィエが“聖王のゆりかご”の制御主として命を捨てようとした際、必死に止めようとしたが力及ばず、彼女をみすみす死なせてしまった後悔を胸にその生涯を終えることとなる。
- ヴィルフリッド・エレミア
- 古代ベルカのエレミア族出身の中性的な顔立ちをした女性。こちらはジークリンデの祖先である。
高い格闘センスと技術を有していたようで、ひょんなことで知り合いとなったオリヴィエのために義手を作ったり、クラウスの修行相手も努めたりしていた。
しかし、“聖王のゆりかご”起動に関わる騒動に巻き込まれて二人とは望まぬ形で断交してしまい、クラウスからは自分とオリヴィエを見捨てたという誤解を受けてしまった。
テレビアニメ
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関連項目
脚注
- *ヴィヴィオ自身も防御力の脆さと攻撃力のイマイチさを自覚している。
- *とはいっても、原作者の都築氏曰く「元からああいう性格で、最も古い馴染みであるアギトからすれば『ちょっと声が大きくなった』くらい」らしい。
- *ドラマCD(Side-T)において、劇場版(劇中劇扱い)の撮影にまで関わっていたことが発覚する。