魔理沙は大変なものを盗んでいきましたとは (マリサハタイヘンナモノヲヌスンデイキマシタとは) [単語記事]

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『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』は、同人サークル「IOSYS」がアレンジし、藤咲かりん（mikoの旧名義）が歌う東方Projectアレンジ楽曲である（mikoについては、タグとして最も機能している「藤咲かりん/miko」の記事を参照のこと）。
プロモーションFlashムービーを製作したのは、当時大学生で「患部で止まってすぐ溶ける〜狂気の優曇華院」「ウサテイ」等を手掛けた「locker room production」のカギ氏によるもの。

ニコニコ動画ではこの曲およびプロモーションFlashムービーを基に数多くのMADが製作されており、「新しいブームが来たらまずこの曲のMADが作られる」といっても過言ではないほどである。

これらのMADには「盗んでいきましたシリーズ」というタグが貼られている。

このタイトルを英語にすると「Marisa stole the grave thing」になる。YouTubeの英語タイトルの「serious」は「真面目に、本気」という意味があるので間違い。「魔理沙は本気で盗んでいきました」という和訳になる。

原曲

同人サークル「上海アリス幻樂団」制作の弾幕STG『東方妖々夢』の3面ボス、アリス・マーガトロイド(Alice Margatroid)のテーマ曲『人形裁判～人の形弄びし少女』及び、3面道中曲『ブクレシュティの人形師』をアレンジした楽曲である。
また、「知らないわ～」から始まるサビの部分は、『東方花映塚』における博麗霊夢のテーマ曲『春色小径～ Colorful Path』のアレンジである。

カラオケ情報

なお、この歌はカラオケでも歌うことが可能となっているが、編曲のARMがmikoのサンプリングボイスを基に作成した楽曲であるため、常人が正確に歌いきることはほぼ不可能である。実際、miko本人もIOSYS他のイベントやライブで同曲を歌唱したことはほとんどなく、アニサマ2008で歌わされ大苦戦。まさに同ライブの副題の通りの「チャレンジ」と相成ってしまった。