魔界村

魔界村とは、カプコンから発売されている横スクロールアクションゲームのシリーズである。またはシリーズ一作目の事を指す。

シリーズの概要

危機に陥ったプリンセスを救うため、騎士アーサーは単身魔界に挑む…

難易度に定評のある本格的アクションゲームとして知られている。

プレイヤーは主人公のアーサーを操作していくつかのブロックに分かれた魔界を突き進み、最深部の城にいる魔王を目指す。アーサーの装備できる武器は複数あり、状況によっては全く使えないものもあるので、どの武器を入手するか（そして保持するか）が攻略の鍵となる。逆に不利な武器だけでゲームのクリアを目指す縛りプレイに挑戦することもできる。

特徴としては他に「魔界の最深部に到達してもそのまま対ラスボス戦とならず、一度強制的に魔界のスタート地点に戻される」というルールが挙げられる。すなわち、ラスボスに挑むには魔界を2周しなければならない（しかも2周目は難度が上がる）。

主な登場キャラクター

アーサー

プリンセスを救うため、単身魔界へ挑む騎士。プリンセスに対する忠誠心（あるいは愛情？）は強く、魔界をもう１周しなければならないという過酷な事実を突きつけられても諦めることはない。ちなみに、よろいの下はイチゴ柄のパンツ一丁。

プリンセス

特別な力を持つ人間王家の血を受け継いでいるため、常に魔界の王に狙われる不遇の人。

レッドアリーマー

上級の魔物。雑魚なのだが並のボスよりも手強く、こいつを上手に倒せないとゲームクリアはかなり厳しい。その強さと格好良さゆえに人気があり、かつてレッドアリーマーが主役のゲームがいくつか発売された。

魔界村（一作目）について

1985年発売のアーケードゲームで、後に家庭用ゲーム機に移植されている。

あらすじ…墓場でデートをしているアーサーとプリンセス。そこに突如あらわれたサタンにプリンセスをさらわれたアーサーは、プリンセスを取り戻すため魔界へ乗り込む。

この作品における魔界を2周しなければならない理由は「王の間に着いて大魔王を倒したと思ったら実はその部屋は幻であり、仕組まれた罠だった」というものである。だったら城の入り口からやり直せばいいのに。もしかしたら一週目の魔界自体が幻だったのかもしれない、あるいは別の理由が？情報求む。

シリーズでも一番の難度を誇り、特にゲーム終盤はレッドアリーマーの集団＆強敵サタン×２に行く手を阻まれ、行き詰まったプレイヤーは多い。

ちなみに、プリンセスとのデートの際にリラックスしたアーサーは鉄のよろいを外しているが、前述の通りよろいの下にはパンツしかはいていないので、端から見ると若い女性を人気のないところに連れ込んだ変質者である。

シリーズ続編

大魔界村

1988年発売のアーケードゲームで、これも後に家庭用ゲーム機に移植されている。

大魔界村の記事へ

超魔界村

1991年発売のスーパーファミコン用ソフトである。後に他の家庭用(ry

2002年にリメイク作品の「超魔界村R」が発売されている。

超魔界村の記事へ

極魔界村

2006年発売のプレイステーション・ポータブル用ソフト。シリーズの伝統を踏襲しつつもゲームシステムがかなり変更されている。探索要素の導入、魔法の武器からの独立、よろいや盾の強化がその例である。

翌年の2007年にはシステムを伝統的なスタイルに近づけたゲームモードを追加した「極魔界村　改」が発売された。

関連商品

関連項目

• カプコン
• 超魔界村