鮫羽田社長 単語


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サメハダシャチョウ

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鮫羽田社長とは、ゲーム『OMORI』に登場するサメの社長である。

当記事にはストーリーの核心に触れる重度のネタバレは無いが、「プロローグ」の2つ後の章の内容が中心なので注意。

概要

鋭くとがったサングラスにスーツ姿の社長。肌は青白く、顔はサメ。後頭部にヒレがついている。ただし、首から下は大柄な男性の人間の体型で、二足歩行をする。

海底にあるリゾート・カジノ施設「サイゴノ楽園(LAST RESORT)」の5代目経営者(198*年~)。1890年代から代々鮫羽田家が経営しているようだ。ちなみに以下の4代目まではやたらとリアルなサメの肖像画で描かれているが、直接登場はしない。

  • 鮫羽田伯爵(189*~192*)
  • 鮫羽田男爵(192*~195*)
  • 鮫羽田教授(195*~197*)
  • 鮫羽田博士(197*~198*)

ただし、あまりクリーンな経営をしているわけではないようで、児童労働を行わせていたり[1]、カジノで死ぬまで働く契約書に騙してサインさせたり、カジノの内外で法外な価格で物を売る業者がいたりする。道路の広告看板によると、利率90%の高利貸しにも手を出しているようだ。

社長は忙しく、なかなか会うことができないため、秘書がいるカウンターの前では多くの関係者が待っていることが多い。社長になかなか会えずに長い間待ち続けたためかは不明だが、白骨化した遺体まで転がっている。

なぜかとうふ(豆腐)を支援する事業を重視しており、最優先でその業務が入ってしまう。そのため、他の業務に支障をきたしているようだ。他にも契約書を大切にしており、一回契約した内容の変更は渋る。

トランシーバーを持った忠実な部下の「ワニエージェント」を多数従えており、社長の指示によっては暴力を使うこともある。ただし社長本人に対しては全く話が通用しないというわけでもなく、事情をしっかり話せば温情を出すこともある。ヒレが中から飛び出た自分の顔のデザインの可愛らしいマグカップを持っているなど、お茶目な部分もある。

経営しているカジノではスロットが遊べる。ここで所持金を稼いだり、溶かしてしまったりするプレイヤーも多い。リゾートの改修・増設も行っており、建設現場に入ることもできる。

カジノ以外には、西にあるオクブカ井戸の有料道路や海底のタクシーも運営しているようで、ここにもワニエージェントがいる。ルーレットで通行料を高額に決めるなど、やり方はあくどい。

ストーリーでの関わり

登場するのはOMORIの中盤である。オーブリー・ケル・ヒロを含めて広場にいた全員に、死ぬまで一生働く旨の契約書を騙して書かせ、カジノの従業員として採用した。一人で業績を右肩上がりにするほど貢献したため、ヒロを従業員として重用している。かなりお気に入りのようで、社長の机の上にはヒロと一緒に笑顔で写った写真が飾られている。

他にオーブリーを秘書として働かせており、常にせわしなくかかってくる電話の対応とスケジューリングを任せている。ただし、ケルは案の定何かをやらかしてしまったらしく、外で呼び込みを命じられている(実質的にはカジノへの出禁である)。

本来の目的である、行方不明になった大切な友達のバジルを4人で探すため、オモリとケルが残りの2人をサイゴノ楽園に探しに行く。そして、最後に最上階の社長室で2人の退職を社長と交渉することになる。

オーブリーの退職までは事情を話して認められたものの、有能なヒロの退職まで求められた社長は激怒し、「契約を破った罰は死」として戦闘になる。

戦闘はいわゆる「周りの敵(ワニエージェント2人)を倒さないと本体(社長)にダメージが入らない」タイプ。ワニエージェントは一体一体は雑魚敵と同じ強さだが、倒した直後に黒電話から呼び出され、無限に湧いてくる。全体攻撃などを活用しながら、一瞬の隙をついて社長を攻撃しよう。

ちなみに社長の体力は500であり、ワニエージェントと同じである。そこまで多く設定されていないが、後のシーンから考えると、本人にも戦いを長く続ける意思自体が無いだけなのかもしれない。なお、攻撃力の値はゲーム内でも最多の999[2]に設定されているが、実際には社長自身は攻撃せず、ワニエージェントに任せている。

戦闘BGMは「Jawbreaker」。ジャズ風のオシャレな曲調であり、良い意味で戦闘曲であることを感じさせない。

戦闘終了後、社長はヒロの次に優秀な従業員を呼び出して挑もうとするが…。

メタ

原語では「Mr. JAWSUM」(ミスター・ジョーサム)という名前。サメ映画の(一般的な名作の方としての)金字塔である『ジョーズ(JAWS)』が元ネタと思われる。

真相

以降の記述は、ゲームをプロローグの次の章まで進めた後に閲覧することを推奨します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1つの世界

もう1つの世界では、主人公の自室のパソコンにブラックジャックのゲームが入っている。このゲームは海底にある建設現場のような絵が背景に表示されており、カードの裏面の絵がサメである。おそらく、ここから「賭け事」「海底」「サメ」の要素が組み合わさり、サイゴノ楽園や鮫羽田社長が生み出されたものと思われる。ブラックジャックのゲーム中BGMも、カジノの一部で流れる「The Last Resort」の8bit風アレンジとなっている。

関連動画


関連静画

関連項目

  • OMORI
  • ヒロ(OMORI)
  • カジノ
  • サメ
  • 社長

脚注

  1. *そもそもあの奇妙な世界に「児童労働が違法」という概念があるのかは謎だが
  2. *なお、作中最強とされる隠しキャラクターで攻撃力は140。また、例のジャムの攻撃力は1だが、技のダメージ値が固定である
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最終更新:2025/12/07(日) 09:00

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