鶴丸国永(刀剣乱舞)とは、「刀剣乱舞-online-」に登場する太刀の刀剣男士である。
イラストレーター:Izumi / CV:斉藤壮馬
『鶴丸国永だ。平安時代に打たれてから、主を転々としながら今まで生きてきた。ま、それだけ人気があったってことだなぁ。…ただなぁ、俺欲しさに、墓を暴いたり、神社から取り出したりは関心できないよなぁ…』
極に次ぐレアリティの刀剣男士。
白銀の髪に金の瞳を持ち、金の鎖とフードがついた真っ白な衣装を纏う青年。
優しい微笑みと儚げな風貌からは想像もつかないような飄々とした性格で、退屈を嫌い、日々驚きを求めている。白い衣装を好むのは、戦場で赤く染まると鶴っぽくなるかららしい。自身の経歴については少し複雑な想いがあるようだ。
とにかく驚きに重点を置くので誤解されがちだが、内番を任せると刀が畑仕事や馬の世話をすることに驚いていたり、任務を確認する際には審神者に釘を刺したりと常識的で真面目な一面がうかがえる。装備に関しても驚きは二の次で信頼性を第一としている。
全太刀の中で必殺の初期値が最も高い。言動に反してステータスに癖がなく、ワーストを取る物が無いため使い勝手がいい。
第一印象と男前な言動のギャップに落ちる審神者が続出しているが、彼の容姿や経歴に夢見ていた一部の男性審神者からは外見詐欺だと嘆かれることも。いろんな意味で罪作りな刀剣男士である。
平安時代の刀工・五条国永の日本刀。国永は三日月宗近の作者である三条宗近の弟子にあたる。
刃長は二尺五寸九分半(78.63cm)。歴とした実践刀で棟に三ヶ所の誉傷がある。すこぶる細身の太刀で気品があり、美術品としての価値が高い。三条派の作品では最も洗練度が高いと評される。(※ゲーム本編の鶴丸は刀派なしの設定である)
記録が曖昧なため初期の所有者は割愛する。鎌倉時代に安達氏に伝わり、霜月騒動で安達氏が滅びた際主とともに埋葬されたが、鎌倉幕府執権・北条貞時に墓を暴かれたとされる。実際に墓を暴かれたのか真偽は不明であるが、貞時は鶴丸を手に入れる為に霜月騒動を起こしたとまで言われる程鶴丸に執着していたらしい。
以降は転々と所有者が移り変わり、繰り返し行方不明になった。戦国時代に伏見の藤森神社に御神刀として奉納されていたが、刀剣鑑定で名高い本阿弥家の次男に発見され持ち去られた。その後お墨付きを貰い、元禄年間に伊達家へと譲られ、明治34年に明治天皇に献上されて皇室御物となった。
鶴丸の号のはっきりとした由来は不明だが太刀の拵えに鶴の意匠が施されていたという説が一般的である。また墓から暴かれたことから陵丸、ハバキに竜胆の透かしがあったことから利無動の異称を持つ。
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最終更新:2025/12/09(火) 13:00
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