200勝 単語

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ニヒャクショウ

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200勝とは、日本プロ野球名球会入会条件のひとつ。先発投手入会条件。

概要

2000本安打250セーブと同様、日通算でも名球会入りは認められる。2011年現在の達成者は25人。

野手の入会条件である2000本安打コンスタントに達成者が出ているのに対し、200勝は現在、達成者が滅多に出ない記録となっており(90年代以降で北別府学工藤公康野茂英雄山本昌の4人だけ)、その達成難易度の差がしばしば議論の対となっている。

かつては投手分業制が確立されておらず、シーズン20勝投手しくなかったが、現在投手分業制の浸透でシーズン20勝は稀となった。このため現状では200勝の達成は著しく困難となっている。90年代以降は特に顕著で、90年代を代表する大投手である斎藤雅樹(通算180勝)や、11年連続2桁勝利記録を持つ星野伸之(176勝)でも到達できていない。

具体的に言えば年間15勝で14年かかるのである。野手でシーズン150安打は1年間レギュラーであれば十分達成可だが、投手の年間15勝は最多勝争いをするレベル数字であることを考えれば、その難易度の差が解る。また安打は個人のだけで放てるが、勝利投手になれるかは打線の援護やリリーフ投手にも左右されるという点も大きい。

もっとも、名球会の設立時点に限れば、200勝投手は15人、2000本安打達成者は11人で、当時は200勝投手の方が多かったのであるが。現在は200勝25人、2000本安打41人となっている。
余談だが、最も200勝に惜しくも届かなかった選手は「小さな大投手」と呼ばれた元広島カープ長谷川良平(197勝)である。

200勝投手(達成順)

太字は現役選手。数字2010年シーズン終了時点。斜体名球会員でない選手。

  1. ヴィクトル・スタルヒン303勝) - 名球会設立時点で故人(大正生まれのため入会資格なし)。
  2. 若林忠志 (237勝) - 名球会設立時点で故人(大正生まれのため入会資格なし)。
  3. 野口二郎 (237勝) - 故人。大正生まれのため入会資格なし。
  4. 別所毅彦310勝) - 故人。大正生まれのため入会資格なし。
  5. 中尾碩志209勝) - 名球会設立時点で故人(大正生まれのため入会資格なし)。
  6. 藤本英雄 (200勝) - 故人。大正生まれのため入会資格なし。
  7. 杉下茂215勝) - 大正生まれのため入会資格なし。
  8. 金田正一 (400勝) - 名球会の設立者だが既に退会。通算最多勝。また24歳での200勝達成は最年少記録
  9. 稲尾和久276勝) - 故人。
  10. 小山正明320勝)
  11. 米田哲也350勝)
  12. 梶本隆夫254勝) - 故人。また200勝投手では一通算で負け越している(255敗)。
  13. 皆川夫 (221勝) - 故人。また、最後の一シーズン30勝投手
  14. 村山実 (222勝) - 故人。
  15. 鈴木啓示317勝) - 現在、最後の300投手
  16. 堀内恒夫203勝)
  17. 山田久志284勝) - アンダースロー投手最多勝利記録
  18. 江夏豊206勝)
  19. 平松政次201勝)
  20. 東尾修251勝) - 現在、最後の250投手
  21. 村田兆治215勝)
  22. 北別府学213勝)
  23. 工藤公康 (224勝)
  24. 野茂英雄201勝) - 日通算。
  25. 山本昌210勝) - 42歳11ヶでの達成は最年長記録

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最終更新:2024/04/24(水) 15:00

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