2010ストリートファイターとは1990年にカプコンから発売されたファミコンのアクションゲームである。
ストーリーは「人類が新たな開拓地を求め他惑星へ移住し始めたころ、自らをサイボーグ化武装化した者たちの犯罪が横行し、ついには更に強力なサイボーグ「パラサイト」が現れた。
人々はパラサイトに脅かされ、これに対しギャラクシーポリスは最強のサイボーグ警官であるケヴィン・ストレイカーを出動させた。
ケヴィンはパラサイトたちと戦いこれを撃破していくが、その中で次第に自分の体に疑問を持ち始める・・・。」といったSFストーリーである。
このゲームの見所は、十字キー+A,Bというファミコンの少ないボタンの組み合わせでファミコンとは思えないほど多彩なアクションを実現しているところと、それらを覚え駆使しなければクリアがままならないという高い難易度だろう。
ただし難易度が高いといっても、務めて操作に慣れようとしていけば難しいながらもしっかりとしたやり応えが感じられ、慣れれば1時間もかからずクリアできるほど爽快なプレイを楽しむことができる、プレイの上達ぶりをはっきりと感じられるゲームである。
このゲームのタイトルに関して、ストリートファイターIIのブームとの関連性を懐疑する意見をまれに見るが、ストリートファイターIIが1991年に出されたのに対して、こちらは1990年発売なので一切無関係である。ただし前作のストリートファイターともストーリーの関連性などはない。
ならあえて「ストリートファイター」の名前をつける必要はあったのか?という意見もあるだろうが、このゲームは基本的に一般的なアクションゲームが横スクロール面+ボスという構成に主眼を置いているのと異なり、面ごとにターゲットが設定され、横スクロール面もないわけではないが少なく、基本的にターゲットとの戦いが主眼に置かれている(ロックマンのボス戦やスマッシュブラザーズの戦闘がいくつもステージとしてある構成)。
おそらくそういう「対戦格闘」の要素のほうが大きく、また当時はまだ現今のような「対戦格闘」のイメージも確立されていなかったために「ストリートファイター」と名前がつけられたのだろう。
このゲームは海外でも発売され、その際のタイトルは「2010ストリートファイター ファイナルファイト」
となっており、更に主人公がケヴィンからストリートファイターの25年後のケンに変更されている。
海外版の発売がいつかはわからないが、これに関しては確かにやりすぎだろう。
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/29(金) 09:00
最終更新:2024/03/29(金) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。