2010ストリートファイターとは、1990年8月8日にカプコンから発売された、ファミコンのアクションゲームである。
3DSのバーチャルコンソールにおいても2014年2月26日より配信。
タイトルの2010は「ニイマルイチマル」と読む。
人間と異星人の入り乱れる社会の中で、自らをサイボーグ化・武装化した者達の犯罪が横行し、ついには更に強力な「パラサイト」と呼ばれる存在が現れ脅威を振りまき始めた。
これに対しギャラクシーポリスはサイボーグ警官のケビン・ストレイカーを出動させ、パラサイトの鎮圧に当たらせる。
ケビンはパラサイトたちを打ち倒していくが、戦いの中で次第に自分の身体に疑問を持ち始める・・・。
このゲームの見所は、十字キー+A、Bというファミコンの少ないボタンの組み合わせでファミコンとは思えないほど多彩なアクションを実現しているところと、それらを覚え、駆使しなければクリアもままならないという高い難易度だろう。
ただし難易度が高いといっても、努めて操作に慣れようとしていけば、難しいながらもしっかりとしたやり応えが感じられ、慣れれば1時間もかからずクリアできるほど爽快なプレイを楽しむことができ、プレイの上達ぶりをはっきりと感じられるゲームである。
このゲームのタイトルに関して、カプコンの対戦格闘ゲーム「ストリートファイターII」のブームとの関連性を怪しむ意見をまれに見るが、「ストリートファイターII」の稼動が1991年であるのに対して、こちらは1990年発売なので、一切無関係である。
かといって「ストリートファイター」との関連があるかといえば全くなく、ストリートファイトらしい場面もほとんどない。そもそもケビンは前述のとおり、格闘家ではなくサイボーグ警官である。
ちなみに似た例として、同じくカプコンのベルトスクロールアクションゲームである「ファイナルファイト」も当初は「ストリートファイター'89」というタイトルとして作られていたが、こちらは「ストリートファイターと関係がない」という指摘があったためタイトルを変えたという。
このゲームは海外でも発売され、その際のタイトルは「Street Fighter 2010: The Final Fight」となっており、更に主人公がケビンから「ストリートファイター」の25年後という設定のケンに変更されている。
なお、「ストリートファイターと関係がない」としてタイトルを変えた「ファイナルファイト」が本作の副題として使用されているが、ファイナルファイトとも関係ない事は言うまでも無い。 海外版の発売がいつかはわからないが、これに関しては確かにやりすぎだろう。
余談ではあるが、本作のプログラムは「ロックマン」の1、2と同じプログラマーが手がけている。その為、操作性がロックマンっぽいとの意見もある。
移動 | 十字キー | |
ジャンプ | A | |
つかまる | 上段などにぶら下がる | ↑ |
上段から下段に降りる | ↓+A | |
下段降り+上つかまり | 下段降りてすぐ↑ | |
壁にはりつく | A押しながら←→ (離れる時も同様。斜め下にキーを入れると、ジャンプせずに離れる) |
|
フリップジャンプ (バック宙) |
A+反対方向のキー (フリップジャンプ中はダメージを受けない) (オプション装備によっては攻撃能力が付加される) |
|
ショット | B | |
ショット強 | 向いている方向にキーを入れながらB (途中でランダムに上下に逸れる) |
|
ショット上 | ↑+B | |
ショット下 | フリップジャンプ中にB | |
ショット斜め上 (蹴りショット) |
↓+B |
※通常ショット、上ショットを除くその他のショット(ジャンプ+ショット、ショット下、ショット斜め上)もショット強と同じく強攻撃。
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最終更新:2024/04/26(金) 05:00
最終更新:2024/04/26(金) 05:00
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