2010年度新人選手選択会議 単語

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プロ野球ドラフト会議2010TOSHIBA

2010年度新人選手選択会議とは、2010年10月28日にグランドプリンスホテル新高輪で行われた第46回目のプロ野球ドラフト会議である。名称は「2010 プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA」。

概要

4年前の甲子園を湧かせた斎藤佑樹(早大)が指名されるということもあり、一般からも高い注目を集めた。他に大石達也と福井優也の早大トリオ、澤村拓一(中央大)、塩見貴洋(八戸大)、大野雄大(佛教大)、加賀美希昇(法政大)など大学生の即戦力投手が豊作の年として注目された。

この年から東芝の協力により、選手指名に12球団のロゴ入りオリジナルのdynabookが使われるようになり、一般向けにも限定発売された。

1巡目指名

1巡目指名のみくじ引き抽選。

大石達也に6球団、斎藤佑樹に4球団が競合。大石は前年菊池雄星を6球団競合から引き当てた西武がまたも引き当て、斎藤は日本ハムが引き当てた。また福井優也は広島に大石の外れ1位で指名され、同一校から3人が1位指名されたのは史上初となった。

事前に「巨人以外ならメジャー」を示唆していた澤村拓一は巨人の一本釣りとなり、出来レースとの批判も巻き起こった。

オリックスは大石、伊志嶺翔大、山田哲人と3度に渡って抽選に敗れる史上初の珍記録を打ち立て、史上初の「外れ外れ外れ1位」として後藤駿太(前橋商業)を指名した。

指名順 選手名 ポジション 指名球団
1順目 大石達也 投手 横浜、楽天、広島、オリックス、阪神、西武
1順目 斎藤佑樹 投手 ヤクルト、日本ハム、ロッテ、ソフトバンク
重複1回目 塩見貴洋 投手 楽天、ヤクルト
重複1回目 伊志嶺翔大 外野手 オリックス、ロッテ
重複2回目 山田哲人 内野手 オリックス、ヤクルト

赤字が交渉権獲得球団。

指名選手一覧

パシフィック・リーグ

福岡ソフトバンクホークス

順位 選手名 ポジション 所属
1位 山下斐紹 捕手 習志野高等学校
2位 柳田悠岐 外野手 広島経済大学
3位 南貴樹 投手 浦和学院高等学校
4位 星野大地 投手 岡山東商業高等学校
5位 坂田将人 投手 祐誠高等学校
育成ドラフト
1位 安田圭佑 外野手 四国IL:高知ファイティングドッグス
2位 中原大樹 内野手 鹿児島城西高等学校
3位 伊藤大智郎 投手 誉高等学校
4位 千賀滉大 投手 蒲郡高等学校
5位 牧原大成 内野手 城北高等学校(熊本)
6位 甲斐拓也 捕手 楊志館高等学校

埼玉西武ライオンズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 大石達也 投手 早稲田大学
2位 牧田和久 投手 日本通運
3位 秋山翔吾 外野手 八戸大学
4位 前川恭兵 投手 阪南大学高等学校
5位 林崎遼 内野手 東洋大学
6位 熊代聖人 外野手 王子製紙

千葉ロッテマリーンズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 伊志嶺翔大 外野手 東海大学
2位 南昌輝 投手 立正大学
3位 小林敦 投手 七十七銀行
4位 小池翔大 捕手 青山学院大学
5位 江村直也 捕手 大阪桐蔭高等学校
6位 藤谷周平 投手 南カリフォルニア大学
育成ドラフト
1位 黒沢翔太 投手 城西国際大学
2位 山口祥吾 投手 立花学園高等学校
3位 石田淳也 投手 NOMOベースボールクラブ

北海道日本ハムファイターズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 斎藤佑樹 投手 早稲田大学
2位 西川遥輝 内野手 智辯学園和歌山高等学校
3位 乾真大 投手 東洋大学
4位 榎下陽大 投手 九州産業大学
5位 谷口雄也 外野手 愛知工業大学名電高等学校
6位 齊藤勝 投手 セガサミー

オリックス・バファローズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 後藤駿太 外野手 前橋商業高等学校
2位 三ツ俣大樹 内野手 修徳高等学校
3位 宮崎祐樹 外野手 セガサミー
4位 塚原頌平 投手 つくば秀英高等学校
5位 深江真登 外野手 関西独立:明石レッドソルジャーズ

東北楽天ゴールデンイーグルス

順位 選手名 ポジション 所属
1位 塩見貴洋 投手 八戸大学
2位 美馬学 投手 東京ガス
3位 阿部俊人 内野手 東北福祉大学
4位 榎本葵 外野手 九州国際大学付属高校
5位 勧野甲輝 内野手 PL学園高等学校
育成ドラフト
1位 加藤貴大 投手 BCリーグ:富山サンダーバーズ
2位 木村謙吾 投手 仙台育英学園高等学校
3位 川口隼人 内野手 滋賀・高島ベースボールクラブ

セントラル・リーグ

中日ドラゴンズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 大野雄大 投手 佛教大学
2位 吉川大幾 内野手 PL学園高等学校
3位 武藤祐太 投手 Honda
4位 森越祐人 内野手 名城大学
5位 関啓扶 投手 菰野高等学校

阪神タイガース

順位 選手名 ポジション 所属
1位 榎田大樹 投手 東京ガス
2位 一二三慎太 投手 東海大学付属相模高等学校
3位 中谷将大 捕手 福岡工大城東高等学校
4位 岩本輝 投手 南陽工業高等学校
5位 荒木郁也 内野手 明治大学
育成ドラフト
1位 阪口哲也 内野手 市立和歌山高等学校
2位 島本浩也 投手 福知山成美高等学校
3位 穴田真規 内野手 箕面東高等学校

読売ジャイアンツ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 澤村拓一 投手 中央大学
2位 宮國椋丞 投手 糸満高等学校
3位 田中太一 投手 大分工業高等学校
4位 小山雄輝 投手 天理大学
育成ドラフト
1位 和田凌太 内野手 県立広島工業高等学校
2位 岸敬祐 投手 四国IL:愛媛マンダリンパイレーツ
3位 福泉敬大 投手 関西独立:神戸9クルーズ
4位 荻野貴幸 内野手 愛知工業大学
5位 財前貴男 内野手 エイデン愛工大OBブリッツ
6位 成瀬功亮 投手 旭川実業高等学校
7位 川口寛人 内野手 西多摩倶楽部
8位 丸毛謙一 外野手 大阪経済大学

東京ヤクルトスワローズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 山田哲人 内野手 履正社高等学校
2位 七條祐樹 投手 伯和ビクトリーズ
3位 西田明央 捕手 北照高等学校
4位 又野知弥 外野手 北照高等学校
5位 久古健太郎 投手 日本製紙石巻
6位 川崎成晃 外野手 熊本ゴールデンラークス
育成ドラフト
1位 北野洸貴 外野手 神奈川大学
2位 上野啓輔 投手 四国IL:香川オリーブガイナーズ
3位 佐藤貴規 外野手 仙台育英学園高等学校

広島東洋カープ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 福井優也 投手 早稲田大学
2位 中村恭平 投手 富士大学
3位 岩見優輝 投手 大阪ガス
4位 金丸将也 投手 東海理化
5位 磯村嘉孝 捕手 中京大学附属中京高等学校
6位 中崎翔太 投手 日南学園高等学校
7位 弦本悠希 投手 四国IL:徳島インディゴソックス
育成ドラフト
1位 山野恭介 投手 明豊高等学校
2位 池ノ内亮介 投手 中京学院大学

横浜ベイスターズ

順位 選手名 ポジション 所属
1位 須田幸太 投手 JFE東日本
2位 加賀美希昇 投手 法政大学
3位 荒波翔 外野手 トヨタ自動車
4位 小林寛 投手 大阪学院大学
5位 大原慎司 投手 TDK
6位 福山博之 投手 大阪商業大学
7位 大原淳也 内野手 四国IL:香川オリーブガイナーズ
8位 靍岡賢二郎 捕手 四国IL:愛媛マンダリンパイレーツ
育成ドラフト
1位 松下一郎 捕手 関西外国語大学

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関連項目

  • プロ野球
  • ドラフト会議

外部リンク

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