JR西日本の直流特急車両に付加される形式名28X系の最新形式であるが、他の28X系と違い新製車両ではなく2015年3月14日のダイヤ改正にて運用から外れた683系2000番台S編成の改番車両である。
JR西日本ではかつて485系から交流機器を撤去もしくは停止した車両が183系に編入された実績があるが、683系2000番台に関しては287系への編入ではなく新形式を起こした上での直流形式への編入となった(但し、この場合に交流機器をどのように扱っているかは不明)。
これは直流専用に開発・製造された287系は0.5Mシステムを採用しているが、交直両用の683系2000番台では0.5Mシステムを採用していない(基本編成は2M3T、付属編成は1M2T)事などが関連しているのではないかと考えられている。
現在改番されているのは旧S10編成のサハ683-2510以外の4両のみで、旧S編成の全車両が改番するのかは不明。また、番台区分は683系2000番台時代のものを継承している為、289系0番台に改番された車両は存在しない。
現時点では福知山と宮原に683系2000番台がしらさぎ帯のまま留置されており、今後アーバンネットワーク内の381系を置き換えると思われる。
289系の登場により28X系は空きがなくなるがJR西日本の平成17年(2005年)以降の新製形式では国鉄時代は交流に振り当てられていた8XX系を直流向けとし、十の位では7と8を特急向けとしている(JR西日本編集「データでみるJR西日本2014」より)。
このため、JR他社の使用していない87X系や887系、27X系などが今後JR西日本から直流特急車両として登場する可能性がある(※なお、現時点で置き換え予定のない国鉄形特急車両としてはやくも用381系がある)。
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最終更新:2024/04/25(木) 13:00
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