A・O・J カタストルとは (アーリーオブジャスティスカタストルとは) [単語記事]

A・O・J カタストルとは、シンクロ召喚における古参モンスターの一枚である。

概要

種類	シンクロモンスター・効果モンスター
基本情報	星5/闇属性/機械族/ATK 2200/DFE 1200
素材	チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
効果	このカードが闇属性以外と戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。

闇属性以外を対象にしたモンスター(つまり神属性であるオベリスクの巨神兵も)を戦闘時効果として破壊できると言う事実上の対モンスター最強兵器。(下位互換に「A・O・コアデストロイJというのがある」)
特に光属性ご用達ともいえる「オネスト」のメタカードとして重宝される。しかもシンクロ素体に縛りがないので簡単に出せるのは魅力的である。しかし、闇属性モンスターの前ではただの攻撃力 2200の通常モンスターと化し、その闇属性にはBF(ブラックフェザー)を始めとした強力なモンスターが数多くあるので、油断は禁物である。また、このカードの登場以降、(闇属性)攻撃力 2200が一つの壁となったと思われる。

ちなみに同じ時期(弾)に登場した強力かつ高レアなシンクロモンスター「氷結界の龍ブリューナク」程ではないが、そこそこ高いレートで取引された。それは「ゴールドシリーズ 2010」で再録されたことからこのカードの強さと価値の高さが伺えよう。

しかし、制限改訂によるオネストの規制、「真六武衆-シエン」や「TG ハイパー・ライブラリアン」等と言った強力なレベル5 シンクロモンスターの登場によりこのカードを投入する意義が少し下がった。

それでも闇属性以外を事実上効果破壊できるのは大きいのでなるべく1枚はデッキに投入しておいてそんはない。また、上記のシンクロモンスターが制限化によってエクストラゾーンに空きが出た為にこのカードを見直し検討する余地が高まった。今後は強力な非闇属性モンスターのメタカードとして活躍の場が期待できるか。

勘違いされやすいが、このカードが裏守備モンスターやスターダスト・ドラゴンに攻撃した場合、カタストルの効果は発動されず、そのまま戦闘に突入する。

使用された描写は皆無であったが、遊戯王5D'sの第5期OPやWRGP決勝戦においてチーム・ニューワールド(新世界同盟)ことイリアステル三皇帝の力によりチーム5D'sが見た未来のヴィジョンの中にこのカードの存在が確認されている。

ちなみにイリアステルの下っ端にあたる死ね死ね団ことディアブロの使うデッキは「A・O・J」なのだが、カタストルを召喚した描写がないので所有しているのかは不明である。