AI LIMIT 無限機兵 単語


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エーアイリミットムゲンキヘイ

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AI LIMIT 無限機兵(エーアイリミット ムゲンキヘイ)とは、中国を拠点とするSense Gamesが開発したアクションロールプレイングゲームである

2025年3月27日発売/配信。

概要

ゲーム情報
ジャンル アクションRPG
(ソウルライク)
開発元 Sense Games
販売元 CE-ASIA HONG KONG LIMITED
機種 PlayStation 5
steam
発売・配信日 2025年3月27日
価格(税別) 4730円
対象年齢 CERO:C(15才以上対象)
その他 --
ゲームソフトテンプレート

中国を拠点とするゲーム開発者を対象としたPlayStationの開発支援プロジェクト「China Hero Project」で制作された、終末サイファイアクションRPG。

フロム・ソフトウェアの『Bloodborne』や『SEKIRO』を始めとする作品から非常に強い影響を受けた、所謂「ソウルライク」ゲーム。荒廃したポストアポカリプス世界で、プレイヤーは戦闘少女「機兵」の一人を操り、様々な敵と戦いながら世界の真相に迫っていく。

ストーリー

生態環境の崩壊、重度なる天災、資源戦争……最早原因もわからなくなった文明崩壊から百年余。
人類最後の拠点となった城塞都市「ヘヴンズウェル」とその周辺には、「ゾル」と呼ばれる出自不明の液体が出現し、そこから生まれたと思われる怪物が、人類の生存圏を脅かしていた。

人々は、蛮勇を持つ者は怪物狩りとなり、目ざとい者は乏しい物資を運ぶ商隊として各地を旅し、力ある者は廃墟の都市に隠れ住む野党となり……そして大多数の力無き者は「教会」の伝説「エリュシオン」を求めて、ヘヴンズウェル中央にそびえる大聖堂への巡礼団に加わっていた。

そうした人々の輪から離れた存在として、各自が思い思いの行動をとる超常の力の持ち主がいた。身体がゾルで構成された戦闘少女「機兵(ブレイダー)」である。

ある時、ヘヴンズウェル南方の地下水路にて、一人の機兵が目覚めた。記憶を失っていた彼女は、謎の機械人形アステリアの啓示を受け、各地の「晶枝」を覚醒させる旅に出ることになる。

用語

機兵(ブレイダー)
身体をゾルで構成された戦闘人形。大地に宿る不思議な根「晶枝」とリンクし、例え死亡しても晶枝の力でゾルを再構築して復活する。誰が造ったのかは全くの謎であり、機兵たちもそれぞれの目的のまま活動している。
ゾル
炭素系と思われる黒い液体。130年ほど前から湧出し、各地の土壌を汚染して不毛の地に変え、怪物「ドロビト」を生み出すもとになっている。一方で電気刺激を与えることで食用可能なタンパク質「ゾルダマ」に変化し、人々の主食になっている。謎多き物質だが、「教会」や機兵はこれを制御する力を持っており、建造物や鎧を形成することが出来る。
ヘヴンズウェル
人類最後の拠点と化している城塞都市。とはいえ内部の社会秩序は無きに等しく、様々な組織が日々抗争を続けている。
「教会」
100年ほど前、ヘヴンズウェル南部のゾル湖に大聖堂を建設した団体。高い戦闘力を持つゾル製の機械兵士を擁し、逆らうものは容赦なく排除する。事実上ヘヴンズウェルの支配者ではあるが、その行動には謎が多い。
商会
8つの派閥に分かれた商人集団。ある派閥は不毛の地を開拓し、別の派閥は希少品の捜索に精を出し、そのまた別の派閥はヘヴンズウェル各所に自動販売機を設置して商売したりと、行動方針は様々。
ネクロ
神出鬼没の異形の怪物集団。一度に出現する数はそこまで多くないが、それぞれの個体は高い戦闘・侵食能力を持ち、襲撃された土地は基本的に壊滅する。
ハンター
ネクロ狩りを目的とする人間の集団。死傷率は非常に高く、存命のハンターのほとんどは義肢を用いている。

システム

プレイヤーは主人公の機兵(アリサ)を操作し、各地で休眠している晶枝を目覚めさせながら、ヘヴンズウェルとその南方地域を旅していく。復旧した晶枝は他の晶枝へのワープポイントとなる他、敵を倒して手に入れたクリスタルを使用したレベルアップや武器の強化、その他にアリサの刻印の変更地点として機能する。ゲーム中に死亡(陥落)すると最後にリンクした晶枝に戻され、クリスタルを一定量失ってしまう。

旅するロケーションは荒廃した都市跡や下水道、ゾル結晶が造る幾何学的洞窟など。とにかく寂しく味気のない殺風景な光景が連続し、最高のポストアポカリプス感が楽しめる。音楽が重々しすぎるので陥落が続くと憂鬱になってくる恐れはあるが。
ソウルライクに求められる探索要素もしっかり備えており、様々な脇道や隠し通路が存在する。やたら高低差の高い悪路や、毒沼もバッチリ存在する。

基本アクション

アクション面は『Bloodborne』と『SEKIRO』の合いの子……というか「スタミナのないブラボ」で大体説明できる。武器の攻撃モーションやステップ・ローリングはほとんどブラボそのまんまだし、パリィに相当するアクションも存在する。回復は各種アイテムの他、回数制の「命の雫」で行う(所謂「エスト瓶」タイプ)。

先駆者たるソウルライクゲームとの相違点は、プレイヤーの縛りとなる要素を、行動限界値である「スタミナ」から、攻撃力と防御力に関わる「シンクロ率」に置き換えた所にある。
シンクロ率は敵に攻撃を当てる/撃破すると上昇し、フレームアクションを使う/スペルを使う/敵の攻撃を受けると減少する。シンクロ率が高いと各種攻撃の威力やステータスに上昇補正がかかるが、低下するにつれて補正は失われていき、ゼロになると短時間行動不能になってしまう。

スタミナ値が存在しないため、プレイヤーは常時ダッシュやステップ回避が可能。更にパリィやガードなどのフレームアクションや、各種スペルもかなり強力に設定されている。このため、本作の戦闘は「とにかく攻撃を当ててシンクロ率を維持し、強力な一撃を叩き込み続ける」というスタイルが基本となる。
シンクロ率はザコ敵を3~4回殴ればすぐ上昇するため、惜しみなく使える。半面、ボスクラスの敵は中々攻撃させてくれないため、いつどこでシンクロ率を使用するかの選択を常に迫られる。ザコ戦の爽快感とボス戦の緊張感を両立したシステムと言えるだろう。

ただし、プレイヤー側の強さに対応してか、敵側も中々強めの調整が行われている。基本的に「囲まれれば死ぬ」ため、少し気を抜くと一瞬で陥落してしまう。幸いなのは「死亡ペナルティがクリスタルのロストのみ」なので、気兼ねなく陥落できる(?)ところだろう。

スペルフレーム・アクション

アリサの左腕を覆う赤い小手状の物体がスペルフレームである。ここには一種の魔法である「スペル」を1つ装着して発動できるほか、4つの「Cフレーム機能」を状況に応じて切り替えることが出来る。また、体勢が崩れている相手に向かい合った時や、背後から奇襲成功した場合には、強力な内臓攻撃、致命の一撃炎の手刀「フェタルストライク」を叩き込める。

スペルは、直進弾や誘導弾に電撃などの遠距離火力、近接戦で活用できる範囲攻撃、通常攻撃に属性を付与するエンチャント効果を持つ物など、様々な種類が揃っている。当然ながらモノによって消費シンクロ率も異なるため、厳選は欠かせない。一々メインメニューを呼び出す必要はあるが、戦闘中でも随時切り替え可能だ。

Cフレームは戦闘の核となりうる機能で、物語の進行とともに解放されていく。発動時に微量にシンクロ率を消費するため、スキルを使い切った後などは特に注意が必要。

Cフィールド
所謂「パリィ」アクション。敵の攻撃に合わせて展開することで跳ね返し、体制を崩す。遠距離攻撃も跳ね返せるほか、人型の軽い敵ならパリィが成立しなくても怯ませることもできる。
特定従印を書き込むことでシンクロ率消費を無くせる。
シールド
ボタン押しっぱなしで敵の攻撃を防ぐバックラーを形成する。防御効果はかなり高いが、晶撃や侵食などのステータス異常は防げない。更に形成中はシンクロ率が常時減少する上に、受け止めたダメージが一定以上になるとオーバーロードして防御力が低下するため「ガン盾」運用には適さない。オーバーロード状態では蓄積エネルギーを敵にぶつけ、爆発攻撃とエネルギーのリセットが行える。
特定従印を書き込むことで防御率をアップできる。
ペルセクロー
ネクロ由来のスペルを利用した機能。この機能のみ発動時にシンクロ率が20%回復し、最大HPの3割ほどのダメージを受ける。
通常攻撃に晶撃効果が付与され、追加ダメージとステータス異常を発生させるようになる。攻撃をヒットさせ続けることで有効時間を延長可能。高い近接火力で速攻を狙うか、自傷ダメージ覚悟でシンクロ率を回復しスペルを連射するか、テクニカルな運用が求められる。
特定従印を書き込むことで基礎有効時間を延長できる。
サンダーステップ
通常より高速のステップ回避を行う。敵の攻撃が当たる寸前に回避成功すると、移動の起点に電撃ダメージゾーンを発生させる。所謂クイックステップ。
特定従印を書き込むことでシンクロ率消費を半減できる。

プレイヤーの強化

レベルアップはクリスタルを消費してパラメータを上昇させる、これまたブラボまんまな方式を採用。武器・スペルはそれぞれ一定パラメータ以上でないと装備できず、特定パラメータの上昇によって威力補正がかかるところも同じ。所謂「キャラクタービルド」形式の作品である。
各パラメータはゲーム中盤であるアイテムを取得した後なら、晶枝において無制限で再設定可能。使用したい武器・スペルに応じて振りなおそう。

武器は最大2つ、アイテムは最大6つまで同時装備可能。武器の強化は各地で手に入る素材とクリスタルを消費して行う、やっぱりブラボな方式。武器の強化はパラメータと違い不可逆なので、素材の無駄遣いは避けよう。終盤になると強化素材を取り扱う商店も現れるが、結構高くつく。

ステータスと武器に加え、シンクロ率と各種ステータス補正を変更する機兵の基本システム「刻印」を合わせることで、本作のキャラクタービルドは完成する。

主要登場人物

アリサ
本作の主人公。白の短髪と赤い瞳の少女……風の外見をした機兵。自らの記憶をすべて失っており、アステリアに導かれるままヘヴンズウェルを目指す。
言葉少なく、たまに喋る言葉も断片的。しかし人並みの優しさはしっかり持っている。
■アステリア
アリサに掲示を授ける謎の存在。

ヘヴンズウェル近郊の人々

シェリー
信仰する教会の大聖堂を見るため、巡礼団に加わっている幼女。名前のなかったアリサにその名を送った人物。祖父アドメラレクによって人を襲わないように改造されたネクロの「チャコ」をペットとして連れている。
デルフィ
難民キャンプに逗留しながら、ゾルに汚染された土壌の改善研究をしている男性。50代だがかなり若々しい、なかなかのイケオジ。ヘヴンズウェルへ向かうアリサに、道行く先々での土壌サンプルの回収を依頼してくる。
ストーン
巨大な鎖付き棺桶を得物とする巨体の老人。機兵に匹敵する戦闘能力を誇る。何らかの理由で教会を敵視しており、信者たちを狩っている。
ヴィカス
ハンターズギルドに所属する若きハンター。他のハンターと同じく血気盛んだが、アリサを敵視することは無く、同業者と考えて気さくに接してくる。
スカラム
ハンターズギルドの長でヴィカスの父。ご時世に似つかわしくない恰幅の中年男性。ギルドと己の保身のために様々な裏取引を重ねており、息子からは嫌われている。
アドメラレク
義肢装着士として活動する技術者でシェリーの祖父。腕前は本物だが、裏では教会やネクロに対抗するために色々黒いことをしているらしい。
ヒューバート
研究グループ「ヒューバート派」の開祖となった研究者。本編時点で故人。ゾル研究の過程でゾルダマ製造法を見つけ、人類の飢饉を救った偉人。しかしグループが拡大するにつれて「教会」に疎まれ、ヘヴンズウェルを追われた。

機兵たち

フェリア
水色のポニーテールと大剣が特徴の、小柄な少女。教会の「先駆者」ロスキッドに追随する者で、姿を消した彼女を追っている。アリサには何かと先輩風を吹かせたがるおませさん。
カスティーナ
紫のショートヘアが特徴の大人の女性。晶枝を紡ぐ機兵の使命は半ば放棄しており、ゾルとネクロの謎を探求している。
ミレール
山羊角の被り物と金髪、そしてナイスバディが特徴のボクっ娘。スペルの研究を通して、自分たちを創造した存在を探求している。
機兵の狩人
体験版最後のボスとして登場する、仮面をつけた赤髪の女性。何者かの依頼を受けて機兵狩りを行っているようだが……。凄まじい強さで幾多のプレイヤーを陥落させる強敵である。
アリューゼ
かつて「ヘラジカ商会」を率い、不毛の地の開拓を試みていた機兵。部下から熱く慕われる存在だったが、何らかの理由で商会を離れた後、消息不明となった。

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関連項目

  • ポストアポカリプス
  • アクションRPG
  • ソウルライク
    • Bloodborne
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