alphes氏は、同人サークル”黄昏フロンティア”で活動する絵師である。
alphes氏は上海アリス幻樂団及び黄昏フロンティアの作製するゲームソフトおよび楽曲CD「東方Project」の一連の作品に深く関わる絵師である。黄昏フロンティア開発・頒布の「東方萃夢想」「東方緋想天」「東方非想天則」に登場する全キャラクターの立ち絵を担当している。そのほか、「MegaMari」や「ぱちゅコン!」などのパッケージイラストも担当しており、黄昏系東方ゲームといえばalphes氏の存在が欠かせないといっても良い。様々な影響を与えている割に、経歴や普段何をやっているのか等の本人に関する情報は謎だらけである。
基本的に、上海アリス幻樂団(ZUN氏)の頒布するゲーム及びCDは、イラストの大半をZUN氏自身が担当するのだが、例外的に「東方花映塚」のみ、エンディング絵をalphes氏が描いており、ときおり「花映塚のエンディングだけタッチが違うんですがこれは一体?」といった質問が発せられることがある。
作風としては、塗りの際に陰影を多用していることがあげられる。ある種極めて個性的なZUN絵と比較して、アニメチックな「美少女絵」に近く、なじみやすい(?)絵柄で評価も上々である。また、ZUN氏よりもキャラクターの顔立ちや体型をはっきりと区別するため、
と、ネタに事欠かなかったり、各キャラクターの戦闘力(おっぱい的な意味で)の基準としてalphes絵が根拠に挙げられたりする。
pixiv等では、黄昏系東方ゲームに出ていない(つまりalphes絵が存在していない)東方キャラクターも含めてalphes風の作風で描く絵描きさんもおり、それ専用のpixivタグとして「alphes塗り」が機能している(上記のとおり、すでにalphes絵が存在するキャラクターや、創作キャラクターのイラストも含んでいる)。
ニコニコ動画的にはそれらのイラストを主に東方偽装天もといMUGENキャラ作成動画でよく見かける。理由としては、黄昏に出演できなかったキャラをMUGEN入りさせた時にalphes塗りの絵がポトレ・カットインとして使われるとより「それっぽさ」が増すからである。 絵の使用に関して「既にネット上で公開されているイラストを借りる」場合と、「キャラ制作に際し、それのためにイラストを描く(描いてもらう)」場合があり、 前者の場合はそのイラストを描いた本人の了承を得るのが望ましい事は言うまでも無い。
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最終更新:2024/04/25(木) 14:00
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