AviUtl とは、「KENくん」氏が個人で開発している動画編集ソフトウェアのこと。フリーで公開されている。
動画ファイルを編集したり、色んなコーデックに圧縮して出力したりできる。
標準でぼかしやシャープなどのフィルタがついている。ニコニコ動画では主に動画のエンコードに使われることが多い…かも。
拡張編集プラグインの登場でカット、フィルタ、エンコードからマルチタイムラインを用いて本格的な動画編集が可能になった。
デフォルトで扱えるのはAVIファイルだが拡張プラグインを導入することでMP4やFLV、WMVや連続画像の出力が可能。
フリーの動画編集ソフトウェアとしては神レベルと言っても過言ではない。
とはいえ色々不具合もあるので使いこなすには細かいバグなどに対応する慣れが必要だろう。
読み込めない動画やmp3形式など一部の形式の音声はプラグインを導入しないと読み込めないので、動画から音声を別途抽出してwavやmp2形式に変換して音声読み込みをするか、拡張編集からタイムライン上にのせる必要がある。その他に予め動画をdemuxし動画と音声を別々に読み込ませる方法もある。
拡張編集についてはニコ動にも動画が上がっているのでこちらも参考に。タグ検索
以下にAviutlに関する簡単なテクニックなどを挙げる。高等テクニックやエンコードの設定、ごくごく基本的な拡張編集などに関しては講座動画にお任せしたいので敢えて記述は控える。随時追記求む。
例えば30fpsの動画を4倍の速さにしたい場合にはどうすればよいか?
まず元の動画と同じサイズの30×4=120fpsのごく短い動画を用意する。長さは1フレームでも構わない。AviUtlを使用するのであれば拡張AVI出力プラグインplusなどを使って用意すると良いだろう。あとはAviUtlを使ってこの動画の次に元の動画を連結すれば4倍速になる。追加読み込みではないことに注意していただきたい。
ここで気をつけて頂きたいのは、120fpsであるため再生時間は短くなっても容量は大きいままであるということだ。fpsが高いと高速でぬるぬる再生されるので、それが良いという人はそのままでも構わないが、多少フレームが省かれても容量を小さくしたい人はフレームレートを修正すると良い。ぬるぬるが良い人はフレームレートを変更してはいけない。
参考までに、30fps約50分の動画を8倍速240fpsにした後にフレームレートを120fpsにまで落とした、記事編集者の動画を紹介する。昆虫の幼虫につき、苦手な人は気をつけていただきたい。
デジタルビデオカメラで撮影した動画やキャプチャした動画などは形式によってはインターレースがかかっていることがあり、ニコニコ動画で視聴する場合は一般的にはインターレースを解除した方が良い。
インターレースのかかっている動画はAviUtlで編集する場合には1ピクセルごとに左右にずれが生じているように見えるので用意に分かるはずである。
方法は複数あり、プラグインなども用意されているが、よく分からない場合は自動解除の設定をすれば大体問題なく解除されるものと思われる。
音声データのない動画(音声データがあるが無音であるということとは異なる)に対し拡張編集で音声を読み込んでも現状音声は再生されないし、出力しても無音のままである。
これを解決するためには無音の音声を読み込む方法があるが、動画の長さに合わない音声ファイルを読み込ませると、拡張編集で設定した音声の再生位置や長さがずれることがある。そのため、予め音声データのない動画に無音の音声データを加えておくか、動画と同じ長さの音声を読み込ませる必要がある。確実さを考えるのであれば前者が好ましい。
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最終更新:2024/04/20(土) 09:00
最終更新:2024/04/20(土) 09:00
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