AviUtl 単語

5873件

エーブイアイユーティル

4.3千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 2297037 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

AviUtl とは、「KENくん」氏が個人で開発している動画編集ソフトウェアのこと。フリー開されている。

AviUtlアイコン

概要

動画ファイルを編集・加工したり、色んなコーデック圧縮して出したりできる。
標準でぼかしやシャープなどのフィルタがついている。
ニコニコ動画では動画エンコード動画字幕を付けるために使われることが多い……かも。
支援ソフトマクロの充実によってゆっくり実況に使われるケースも増えている。

編集プラグインの登場によってカットフィルタエンコードからマルチタイムラインを用いて本格的な動画編集が可になった。
動画アスペクト比が変更できるので、ダウンロードした動画アスペクト比を変更して保存したい、という場合にも使える。
レイヤー数も最大100と非常に豊富。
デフォルトで扱えるのはAVIファイルだが拡プラグインを導入することでMP4FLVWMVや連続画像の出が可
フリー動画編集ソフトウェアとしてはレベルと言っても過言ではない。
とはいえ色々不具合もあるので使いこなすには細かいバグなどに対応する慣れが必要だろう。

読み込めない動画や、mp3形式など一部の形式の音プラグインを導入しないと読み込めないので、動画から音を別途抽出してwavmp2形式に変換して音読み込みをするか、拡編集からタイムライン上にのせる必要がある。その他に予め動画をdemux動画と音を別々に読み込ませる方法もある。

ビデオカメラで撮した動画について、メーカーの関係なのかどうかは不明だが、読み込んだ際にアスペクト比が変わってしまったり、フレームレートを調整しないと恐ろしいフレーム数になってしまったりすることがあるので調整しよう。

最近では AviUtl でテトリスをしたり唐揚げを作ったりするユーザーが現れている(マジで)。当然本来の機ではないがAviUtlの自由度の高さが伺える。

拡張編集Plugin

AviUtl本体と同じHPで配布されている拡編集Pluginを導入することによって、動画静止画を動かしたり、テキストを挿入する等の編集ができるようになる。

特にここ最近(2010年~)の進化は著しく「合成モード」「カメラ制御」「スクリプト制御」等の機が追加されている。
本体に較し、バージョンアップも頻繁に行われるため、最新版をチェックすることをお勧めする。

編集についてはニコ動にも講座動画などが投稿されているので、関連動画やこちらを参考に。タグ検索exit_nicovideo

簡易導入メモ

AviUtlの導入には非常に多くの手間が掛かる、とされる事も多いが、特に難易度を跳ね上げていると思われているX264guiExMP4プラグイン)にインストラーが添付された為、現在はかなり敷居が下がっている。

ニコニコ動画上にもインストール方法を紹介した動画があるので参照してほしい。
例:AviUtlをインストールする方法 2015 Part1exit_nicovideo(関連動画の項にも掲載)

①AviuUtlに動画編集機能を付加する

公式サイトで配布されているaviutl○○.zipexedit○○.zipの最新版をダウンロードする。
2つを解凍し、aviutl.exeと同じ場所にpluginsフォルダを作成し、その中にexedit.zipの中身を入れる。これによってaviutl上での拡編集が可となる。

②読み込みプラグインを追加 

L-SMASH Worksプラグインを導入する。配布サイト(一例としてこちらexit)からダウンロードしたファイルからlwinput.auiを取り出し、pluginsフォルダに入れる。
これにより、多形式の動画読み込みが可となる。
それでも読み込めない場合は、読み込もうとしている動画タイトルスペースなしの半角英数にすると読み込める場合があるので試してほしい。

③出力プラグイン 

X264guiEXを導入する。配布サイトexitからx264guiEx○○.zipダウンロード解凍し、auo_setup.exeを起動。ガイダンスに従い、導入する。
これにより、AviUtlでのH.264動画が可となる。 

簡単テクニック

以下にAviutlに関する簡単なテクニックなどを挙げる。高等テクニックエンコードの設定、ごくごく基本的な拡編集などに関しては講座動画にお任せしたいので敢えて記述は控える。随時追記む。

ぬるぬる倍速化の方法

動画読み込み[編集]→[再生速度情報の変更]でフレームレートサンプリングレートを変更すれば良い。フレームレート動画サンプリングレートは音す。

なお、動画の一部分だけfpsをあげて倍速化することはできない。論全体を120fpsにすれば一部分だけ倍速化できるが、ぬるぬるにしたい部分以外は駄にフレームを食うことになる。

※30fpsのまま倍速にしたい場合は拡編集の設定に動画をぶち込むのがお手軽のようです
 (その場合フレームは間引きされる)

インターレースの解除

デジタルビデオカメラで撮した動画キャプチャした動画などは形式によってはインターレースがかかっていることがあり、ニコニコ動画で視聴する場合は一般的にはインターレースを解除した方が良い。

インターレースのかかっている動画はAviUtlで編集する場合には1ピクセルごとに左右にずれが生じているように見えるので容易に分かる。

方法は複数あり、プラグインなども用意されているが、よく分からない場合は自動解除の設定をすれば大体問題なく解除されるものと思われる。

拡張編集の縦横比

使用していれば気づくことだが、拡編集の縦横は縦横の率を表したものではない。

値がプラスならが横幅の縮小率を、マイナスであれば縦幅の縮小率をパーセントで表している。例えば値が +n であれば横幅が元の 100-n% に、 -n であれば縦幅が元の 100-n % になる。

無音の動画と音声読み込み

データのない動画(音データがあるが無音であるということとは異なる)に対し拡編集で音読み込んでも現状音再生されないし、出しても無音のままである。

これを解決するためには無音の音読み込む方法があるが、動画の長さに合わない音ファイル読み込ませると、拡編集で設定した音再生位置や長さがずれることがある。そのため、予め音データのない動画無音の音データを加えておくか、動画と同じ長さの音読み込ませる必要がある。確実さを考えるのであれば前者が好ましい。

また、元から拡編集から新規プロジェクトを作成し、オブジェクトとして動画を配置すれば無音の音データを付与する必要ないのでこちらの方が手軽である。

保存し忘れた防止

環境設定からシステムの設定を選択し、「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」にチェックを入れるだけ。これで終了時に確認ダイアログが出るので安心。ただし、既に保存してあってもダイアログは出るので少し邪魔に感じる人もいるかもしれない。

最近のバージョンではプロジェクトファイルの上書き保存ができるようになったが、誤って上書きしないように自動バックアップを残すなり、手動でバックアップをとっておくなりしておこう。

本体や拡張編集などの各種ウインドウが出なくなった時の対処法

AviUtlを使用していると、いきなり本体や拡編集や再生ウインドウなどが表示されなくなることがあるが、これはなんらかの理由でそれらがモニターの表示範囲外に移動してしまっている可性が高い。
その際は本体をタスクバーから「最大化」で出し、環境設定の「ショートカットキーの設定」で「ウインドウの位置を初期化」に適当ショートカットキーを割り当て最大化を解除した状態で使うと解決する可性がある。本体が事なら環境設定から「ウインドウの位置を初期化」を選択すればいいだろう。

ただし設定ダイアログの場合はウインドウの初期化が反映されないので、AviUtl.iniにあるconfig_xやconfig_yの値を直接書き直す必要がある。

プラグインを入れているのにH.264エンコードできない時は

まずはx264を最新のものにしよう

動画サイズ奇数の場合はエンコードできない模様。恐らくコーデックの形式上仕方のない問題と予想される。

具体的には 853x480(16:9) などのサイズエンコードに失敗。640x360(16:9) にリサイズすればエンコードといった具合である。

※厳密には853:480は16:9ではないが近似値としてよく扱われる。

 FAQ

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

外部サイト

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP