CDドラマときめきメモリアルとは (シーディードラマトキメキメモリアルとは) [単語記事]

CDドラマときめきメモリアルとは、コナミ（現・コナミデジタルエンタテインメント）の恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル」を題材としたCDドラマである。

概要

1994年6月3日にキングレコードから発売されたドラマCD。全3巻。

本編発売から僅か1週間後にリリースされている事からも判るように、ゲーム以外のメディア進出を果たした最初の作品で、本編では描かれることのなかったきらめき高校の一面を拡充する試みがなされている。
なお、現在ではときメモのロゴといえばPS版「foreverwithyou」以降に採用されたロゴがベースとなっているが、このCDドラマではPCエンジン版に採用された初代のロゴ（「ときめき」の下に走る緑のラインが「～」ではなく、直線のもの）が用いられている。
（注釈：そもそも、CDドラマ発売当時はプレイステーションが発売されていない。）

基本的にCDドラマオリジナルキャラクターを中心としたドラマが展開され、本編に登場したキャラクターはあまり登場せず、ストーリーに絡んでくるのは藤崎詩織（あと、強いて言えば片桐彩子）くらいである。

また、ゲーム本編よりも声優陣が豪華だったりと、ある意味ゲーム本編よりも気合が入った仕様になっている。

登場キャラクター一覧

CDドラマオリジナル

芹沢勝馬（せりざわ　かつま）CV：菊池正美
ドラマの主人公。両親とは火事で死別しており、現在はアパートで一人暮らしをしている。
バスケットボールが得意だが、あまり真面目な性格とはいえない人物。
鞠川奈津江（まりかわ　なつえ）CV：久川綾
勝馬の幼馴染。死別した勝馬の両親に代わって勝馬の面倒を見ている。
バスケ部に所属する姉御肌の女の子。ラジオドラマに登場した際には、高見公人の鳩尾に蹴りをぶちかますパワフルな一面も。
戎谷淳（えびすたに　じゅん）CV：緒方恵美
勝馬の悪友。きらめき高校有数のプレイボーイとも称されるイケメン。
サックス演奏が趣味で、その腕はかなりのもの。
十一夜恵（じゅういちや　めぐみ）CV：國府田マリ子
奈津江の友人。バスケ部のマネージャーを務めている。
乙女チックを絵に描いたような人物で、勝馬に好意を寄せている。
田中竜太（たなか　りゅうた）CV：りっきー
サッカー部のエース。詩織に好意を寄せていた。このCDドラマでは「嫌な奴」という役回りになっている。
ちなみに、声を担当したりっきー氏はコナミのスタッフである。

本編登場キャラクター

藤崎詩織　CV：金月真美
ご存知ときメモのメインヒロイン。今回はバスケ部所属という設定になっている。
学園祭で開催した3on3大会にて勝馬の活躍ぶりを見て惹かれるようになるのだが・・・。
ちなみに、幼馴染（本編主人公）に対して特別な感情は持っていない模様。高見公人？そんなのいません。
早乙女好雄　CV：上田祐司（現・うえだゆうじ）
女の子の情報といえばこの人。今回は勝馬の友人として登場。
伊集院レイ　CV:津野田なるみ
何だかんだでときメモに欠かせない人物。本編とあまり役どころは変わっていない。
勝馬から「芝居がかった言い方が気に入らん」と鋭いツッコミも。
早乙女優美　CV:よしきくりん
好雄の妹。勝馬に対しては「勝馬」と呼び捨てにするなど、先輩というより友達に近い関係。
虹野沙希　CV：菅原祥子
ご存知「運動部のアイドル」。今回はサッカー部のマネージャーとして勝馬を勧誘しに来る。
また、勝馬に対する二人称が「君」だったりと、設定が安定していないところも。
片桐彩子　CV：川口雅代
藤崎、虹野と並ぶ御三家の一人。サックスを演奏する戎谷に惚れ込んで積極的にアタックする。