Dioとは、
DIOとは、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である。
第1部「ファントムブラッド」、第3部「スターダストクルセイダース」ではラスボスを務めた。第6部「ストーンオーシャン」まで、各部のストーリーに大きな影響を及ぼしている。
『一巡後の世界』(パラレルワールド)の第7部「スティール・ボール・ラン」には彼の別の可能性と思われる人物のディエゴ・ブランドー(Dio)が登場する。
また荒木飛呂彦自身という噂もあり、現在スピードワゴン財団が解明を急いでいる。
本名はディオ・ブランドー。第1部と第2部では「ディオ」、第3部から第6部までは「DIO」と表記される。主人公ジョースター一族の宿敵。
また、第7部はそれまでの物語とは独立したパラレルワールドが舞台であるがDIOに酷似したキャラクターが登場している。本名は 「ディエゴ・ブランドー」、通称は「Dio」となっている。
性格は上昇志向が強い野心家。冷酷。支配することが生きがい。能力の研究に熱心になる性質である。
- 「酒!飲まずにはいられないッ!」
- 「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」
- 「貧弱!貧弱ゥ!」
- 「URYYY!!」
- 「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
- 「WRYYYYYYY!」
イギリスの貧民街に生まれる。母に苦労をかけ死なせた自堕落な父・ダリオを嫌悪していた。ダリオの死後、ジョースター家に養子として迎えられると、ジョースター家の地位と財産を乗っ取る計画を立てる。ジョースター卿の食事に毒を盛るなどして計画を進行していく。しかし7年後、財産乗っ取り計画がバレて追い詰められると、石仮面を被り人間をやめ吸血鬼となる。
主人公であるジョナサン・ジョースターとの青春の決着と死闘の末、海底に沈んだ。
直接の出番は無いが、老いたストレイツォが50年前に目にした吸血鬼ディオの力に憧れを抱き、石仮面を被る。
また、ディオが生み出していたゾンビの生き残りが、主人公ジョセフの父親であるジョージ・ジョースターII世を殺害している。
【人物概要】第1部から約100年後。首から下はジョナサンの肉体を乗っ取り、海底から復活したDIOはエンヤ婆のもたらした「矢」によってスタンド能力を身につけスタンド使いの仲間を集める。
悪のカリスマにして帝王。部下のンドゥールはDIOを「悪の救世主」と呼んでいる。代表格な側近はヴァニラ・アイス、テレンス・T・ダービー、エンヤ婆。
DIOと遭遇したアヴドゥルによるDIOの印象は「心の中心に忍び込んでくるような凍りつく眼差し」「黄金色の頭髪」「透き通るような白い肌」「男とは思えないような妖しい色気」(※荒木飛呂彦画は色固定では無いのでカラー画によって色は変わる)
また、物語終盤の決戦まで顔が影で隠れた状態で登場する。この状態は「影DIO」と名付けられ、格闘ゲーム「未来への遺産」でのキャラ、スタチューレジェンドのフィギュアにも登場した。
- 「きさま!見ているなッ!」
- 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
- 「『世界』(ザ・ワールド) 時よ止まれッ!」
- 「WRYYYYYYYYYYYYYYーーーッ」
- 「歩道が広いではないか・・・行け」
- 「関係ない 行け」
- 「ロードローラーだッ!」
【本編】DIOが復活した影響でジョナサンの血統のジョースター一族がスタンド能力に目覚めだし、ジョセフ、ホリィ、承太郎にスタンド能力が発動した。
ジョセフの念写により自らの復活を知られ、自分を倒しに来たジョースター一行に刺客を差し向け、エジプトにて迎え撃つ。
ジョースター一行との直接戦闘では時止めによる攻撃や、ロードローラーを始めて武器として使用した姿が多くの当時の読者にインパクトを与えた。戦闘の最中にジョセフの血を吸い、完全に体がなじみ最高に「ハイ!」になるも、プッツンした承太郎に敗北し、灰となった。
第1部で使用していた気化冷凍法と空裂眼刺驚を使う描写は無い。気化冷凍法は波紋を出させないための技である。スタンドには効かない・自分の体を凍らすとスタンドに粉々にされるリスクがある。 元がジョナサンの体なので思うように使えないという見解もある。
空裂眼刺驚は第1部で体液なので連射をする描写はなく、直線に進むのみなので少し動けば急所を回避できることが証明されている。スタンドには効かない、そして弾き返される可能性がある。ちなみに空裂眼刺驚は第3部ドラマCDで使用、格闘ゲーム「未来への遺産」でゲームの技として使用できるので連射が出来る。
植え付けた「肉の芽」がDIOの死によって暴走し、異形の怪物へと変貌してしまった虹村兄弟の父親が登場する。また主人公である東方仗助は、幼少時にエジプトでDIOが復活した影響でスタンド能力が覚醒、それに伴う高熱などで瀕死の状態に陥ったことがある。
DIOの息子、ジョルノ・ジョバァーナが主人公となる。ジョルノはDIOの写真を持ち歩いている。
6部ラスボス、エンリコ・プッチ神父との過去のシーンにて登場する。DIOいわくプッチは「信頼できる友」。
出会ったきっかけは、DIOがスタンド使いを求めて旅をしていた際に、太陽の光を避けて閉館日の教会に潜んでいたDIOを追い出さなかったお礼としてプッチの障害を直し、「矢」をプレゼントしたこと。
1年後、プッチがとある事故の際に「矢」によってスタンド能力に目覚め、DIOに力について話を聞くために会いに行き、その後もよく会う親友となった。
家でくつろいでたり、凝った船のミニチュアを作っている姿もある。のちにDIOは「天国」へ行く方法を確かめるために、プッチの助けが必要だと語る。
6部本編にてDIOを心酔している部下のスタンド使いジョンガリ・Aが、承太郎にDIOを殺された復讐をしようとする。
プッチ神父はスタンドで承太郎の記憶DISCを抜き取って、DIOが語っていた「天国」へ行く方法を記したノートを読んだ承太郎の記憶を読み、「天国」を実現させようとする。さらにプッチ神父が持っている「DIOの骨」(正確には骨から生まれた緑色の赤ん坊)は重要な役割を果たす。
また、DIOの息子のリキエル、ウンガロ、ヴェルサスが登場する。5部のジョルノを含むと合計4人の子が確認されており、読者を月へとブッ飛ばさせるに十分な衝撃を与えた。
ディエゴ・ブランドー(Dio)が登場。荒木飛呂彦先生いわく「石仮面のない世界でのDIO」。
スタンドは『スケアリー・モンスターズ』(元々はフェルディナンドのスタンドだったが後に自分のスタンドとして取り込んでいる)。自分や様々な人・物を恐竜化させたり、嗅覚が鋭くなったり、恐竜を放ったりすることができる。
イギリス下層階級出身だが、名門貴族に育てられ競馬界で認められた天才ジョッキー。父親の名前は1部同様にダリオ。姓は異なっており、ブランドー姓は母親がダリオと別れた後に名乗った姓に基づく。
ファニー・ヴァレンタイン大統領を追い詰めたが、あと一歩及ばず列車に轢かれて死亡した。
もっと詳細な内容は『ディエゴ・ブランドー』を参照。
チーム戦において大将を勤める事が多く、体力が減った状態でのタンデムからのパニッシュメントやザ・ワールドを使った大逆転劇などを結構な頻度で行っているため名勝負製造機の一人として数えられ、そんな動画には大抵「DIOの世界」というタグが付く。
また「十六夜咲夜」にはDIOを元にした改変キャラ「咲夜・ブランドー」が存在する。
空気が凍り付くような場面になると、あるいは画面が止まってしまうと「ザ・ワールド」「時は止まる」などのコメントが流れる。
ニコニコRPGにもボスの一人として登場。ザ・ワールドの時間停止能力により主人公らを苦しめた。戦闘では、タイムストッパーを使用可能なロックマンが攻略のカギとなるか。
ジョジョファンの有志によって製作されたフリーゲーム「ディアボロの大冒険」にもDIOが登場する。敵キャラとして第1部の吸血鬼ディオと第3部のDIO、さらに最高にハイなDIOの3タイプが存在する。
ジョジョを代表する敵キャラクターだけに、他のキャラクター以上に力を入れて製作されており、様々な特殊能力やネタがちりばめられている。
そして、ダンジョン「レクイエムの大迷宮」をクリア後新たに出現したダンジョンへ行くと、ヴェネチアホテルの中にプッチと共にDIOが登場、「天国へ行く方法」を探している、と告げられるが…。
読んで字の如く、DIOが最高にハイな状態。原作と同様でDIOがジョセフの血を吸った(同士討ちで殴り倒した)事でパワーアップを果たした姿。
単純にハイになっただけではなく、本作では上述のDIOとは比べ物にならないほど各ステータスが強化されているため(特に攻撃力が3倍近くまで跳ね上がっている)、DIOと同じ感覚で戦いを挑むと簡単に死ねる。
時空停止の時間も3ターンから5ターンに延びているので、対抗策を用意できないまま時を止められたら最期、と思っても差し支えない。尚、こちらのDIOは念写に写り込まないし、同じ部屋にいても階段を下りられるので、これらの点に関しては一安心ではある。
ちなみに高難易度ダンジョンでは、最初からこちらのDIOが通常形態のDIOとは別に普通に登場する。
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最終更新:2024/03/29(金) 22:00
最終更新:2024/03/29(金) 22:00
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