ドゥカティとは
ドゥカティは第二次世界大戦以前は電気製品を扱う製造業であったが、第二次世界大戦で大きな損害を被り、産業復興公社の支援のもとオートバイ製造に乗り出すこととなる。
ドゥカティは比較的初期からレースへの参戦を積極的に行っており、レースで得たデータを公道用市販車にフィードバックしている。そのため、現行車種とレーサーが非常に密接な関係にある。また、過去にはMotoGPレーサーに保安部品を取り付けただけの準レーサーともいえるオートバイを市販したこともある。
同社のオートバイはいくつか特徴があり、旧車と一部の車種を除くほぼ全てがコグドベルト駆動のデスモドロミック90度V型2気筒エンジン(Lツインエンジンと称する)を鋼管トレリスフレームに搭載する。
ドゥカティのオートバイには、WSBのホモロゲモデルである"R"グレードと、STDからエンジン出力やサスペンションなどを強化した"S"グレード、さらに最近ではRグレードとSグレードの中間に位置する"SP"グレードや、従来のSグレード同様の位置づけである"EVO"グレードが存在する。また一部のモデルではつや消し黒一色で塗装された"Dark"や、黒一色で塗装された"Black"と呼ばれるモデルが存在し、廉価版という位置づけながら人気は高い。
一部のモデルでは、限定カラーを纏って"CORSA"と名付けられたモデルが存在する。これは文字通り記念モデルで、多くの場合イタリアントリコローレに塗装されており、スペックも最上位モデルとして遜色ないものとなっている。
この他にも、時代を遡ればツアラーのパゾシリーズ、コグドベルト駆動を採用したパンタシリーズとF1/F3シリーズ、ベベルギア駆動のベベルシリーズなどがあるが、ここでは割愛する。
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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