E3系新幹線電車とは、JR東日本の新幹線車両である。
山形新幹線400系に次ぐ新在直通車両として開発され、秋田新幹線が開業した1997年に投入された。当初は5両編成だったが、着席サービス向上のため6両に増やされている。
その後、山形新幹線新庄延伸に伴い1000番台が1999年に投入され、2008年からは400系の老朽化及び東北新幹線のE2系及びE5系による高速化に対応する目的で2000番台が製造・投入されている。
現在、秋田新幹線ではE6系が導入され置き換えられているが、その際に初期に投入されたE3系は廃車、解体され、後に投入した後期型については改造の上、山形新幹線に増投入される予定である。
なお、2013年11月下旬時点で残存している9編成には「ありがとう」ステッカーが貼られている。
最高速度は新幹線区間で275km/h、在来線区間では130km/h、全列車DS-ATC搭載。
配置状況は以下の通り(2013年11月22日時点)
| 車両所 | 所属編成 |
| 秋田車両センター | R3、R4、R15、R16、R20~R23、R26 |
| 山形車両センター | L51~L53、L61~L72 |
| 廃車 | R1、R5~R11、R13、R17 |
| 運用離脱 | R2、R12、R14、R18、R19、R24、R25 |
1995年に量産先行車が、1997年までに16編成までが落成、増備は2005年を以て完了し最終的に6両26編成投入された。「こまち」の他「やまびこ」「なすの」などにも使用される。E2系及びE5系と併結。量産先行車のR1は一つ目である。
なお、量産先行車R1編成は2013年7月20日の上り「こまち36号 東京行き」及び下り「やまびこ215号 仙台行」をもってラストランとなった。
山形新幹線新庄延伸対応。400系に合わせること及びE4系併結時に対応する形で最高速度は240km/hに抑えられていたが、E4系の東北新幹線撤退を契機に、2000番台と同一の275km/hになった。
400系置き換え用。1編成落成ごとに400系の1編成と交代する形で営業運転に入る。外観は、ランプの形状、方向幕がフルLED、普通車窓側・最前・最後部及びグリーン車全席にコンセント、アクティブサスペンション(端部フル、中間セミ)が装備されているなど、1000番台と大きく仕様が異なる。2010年春に置き換えが完了した。同番台の空気浄化システムには、SHARPのプラズマクラスターが採用されている。
| 東北・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の車両 |
| 200系 - 400系 - E1系 - E2系 - E3系 - E4系 - E5系 - E6系 - E7系/W7系 |
| 東北・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の列車 |
| 東北: はやぶさ - はやて - やまびこ - なすの - あおば 上越: とき - たにがわ - あさひ 北陸: かがやき - はくたか - つるぎ - あさま 山形・秋田: つばさ - こまち ※下線付きは現在不使用 |
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最終更新:2025/12/07(日) 21:00
最終更新:2025/12/07(日) 21:00
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