E8系新幹線電車 単語

イーハチケイシンカンセンデンシャ

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E8系新幹線電車とは、東北・山形新幹線用の新在直通車両である。

概要

E3系新幹線電車の老朽化取替と山形新幹線「つばさ」の速達化のために開発・導入される車両。2020年に発表があり、2024年春に運用開始予定である。

ベースとなっているのは秋田新幹線「こまち」向けE6系であり、実際に山形新幹線でもE6系の走行試験が実施されている。
しかし、
1)E6系の定員では山形新幹線の需要を賄えない
2)東北新幹線の走行区間が「こまち」より短く停車駅も多く320km/h運転の必要性が低い
ことなどから、E6系をそのまま導入するのではなく、E6系の開発データを活かしつつ山形新幹線向けに形式が起こされた。

最高速度は300km/hに抑えられ、その分前頭部はE6系の13mより4m短い9mとされた。また、車体傾斜装置の搭載を見送り機器を減らすことで、E6系よりも余裕を持った機器配置を行っている。
なお、外装はリニューアルしたE3系に準じており、上から「おしどりパープル」「紅花イエロー」「蔵王ビアンコ」の紫・黄・白の3色で構成されている。

編成記号はGで、1編成あたり7両編成(11~17号車)で、各号車でE6系比で定員増とし計355名。構成は5M2Tで、東北新幹線は300km/h、山形新幹線では130km/hで走行する。300km/h走行のため、併結相手はE5系となる。
2023年2月にG1編成が落成し、各種走行試験を実施している。当初は17編成導入予定であったが、コロナ禍を経て需要回復見込みが立たず15編成の導入に変更された。

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関連項目

  • JR東日本
  • 鉄道車両一覧
東北北海道上越北陸新幹線及び山形秋田新幹線の車両
200系 - 400系 - E1系 - E2系 - E3系 - E4系 - E5系/H5系 - E6系 - E7系/W7系 - E8系
東北北海道上越北陸新幹線及び山形秋田新幹線の列車
東北北海道はやぶさ - はやて - やまびこ - なすの - あおば
上越とき - たにがわ - あさひ
北陸かがやき - はくたか - つるぎ - あさま
山形秋田つばさ - こまち    ※下線付きは現在不使用
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