H.A.W.Xとは (ホークスとは) [単語記事]

H.A.W.X(ホークス) 正式名称：Tom Clanc y's H.A.W.X(トム・クランシーズ・ホークス)とは、ユービーアイソフト(UBISOFT)が開発したフライトシューティングゲームである。日本に於いては、2009年 4月23日にXBOX360版、2009年 5月28日にPS3版が発売された。海外ではPC(Windows XP/Windows Vista)用も発売されている。
2009年 12月9日には、iOS版(iPhone/iPod Touch/iPad版)が配信開始された。(開発および販売元はゲームロフトとなる。)
2010年 11月2日には、Android版が配信開始され、auのIS01用、2010年 12月14日にはauのIS03用、2011年 1月7日にはソフトバンクのGALA PAGOS 003SH用が配信開始された。

2010年 10月7日には、これの続編となる「Tom Clanc y's H.A.W.X.2」が発売された。

ゲームシステム

デュアルアシストシステム

このゲームでは、プレイヤーは任意にアシストシステムの切り替えをすることが可能である。
アシストオンの場合、HUD 視点・コクピット視点・後方三人称視点の3つの視点を切り替えることが可能であり、速度計や高度計も表示される。最低飛行速度が1000km/hを切らないようになるので、どんなに減速しても失速しないという特徴を持つ。あと、後述の「ERS」というアシストシステムを使用することが可能である。
アシストオフの場合、視点は自機からやや遠めに固定された俯瞰視点となる。いわば板野サーカスもどき。速度計や高度計も出ない。最低飛行速度のリミッターが解除されるため、失速を起こすことが出来てしまう。その代わり、失速するか失速しないかのギリギリの速度を駆使すればドッグファイトを有利に進められるだろう。

ERSシステム

このゲームでは、ERS(Enhanced Reality System)と呼ばれるプレイヤーアシストシステムを備えている。
「ERS ゲート」と呼ばれる飛行ルートアシスト機能があり、その役割は、敵の背後をとる・ビルの谷間にいる戦車をピンポイント爆撃・敵ミサイルの回避などを行える。

武装

統合攻撃ミサイル
標準的なミサイル。どんな目標でもロックオン可能。射程距離は対空なら2500メートル程度・対地なら4000メートル程度。
多目標対空ミサイル
射程は6000メートル程度。一度に4つの対空目標を攻撃可能。発射数に関係なくリロードが必要。
多目標対地ミサイル
射程は8000メートル程度。一度に4つの対地目標を攻撃可能。
レーダー誘導ミサイル
射程は12000メートル程度。対地目標にも使用可能。威力・誘導性能ともに優れているが、セミアクティブホーミング方式のため命中するまでHUD上の円内に目標を捉え続けなければならない。
全方位ミサイル
対空目標のみで、射程は2000 メートル程度。敵がどの方向にいてもロックオン可能。弾速はゲーム中一番速く、よく曲がる。
ロケットポッド
 無誘導のロケット弾を発射する。一発あたりの威力は低いが、連続して大量にばらまくことが可能。射程は測定不能。
自由落下爆弾
高度4000メートル以内でないと投下出来ない無誘導爆弾。当たり判定は円形。
クラスター爆弾
これも無誘導の爆弾だが、当たり判定が縦長であるのが特徴。投下→小爆弾拡散→小爆弾着弾というプロセスを踏み、手前から奥に向かって攻撃が出る。移動している目標に当てる時は注意が必要。
T.O.P
対戦モードでのみ使用可能。味方に向かって飛んでくる敵ミサイルをわざと自分に引き付けることが可能な電子戦装備。ポイントが稼ぎやすい。
フレア
どんなミサイルも強制的に回避可能。難易度や機体によって異なるが、最大7回使用可能。