JRマグレブ(JR-Maglev)とは、JR総研とJR東海が開発している磁気浮上式リニアモーターカーである。
中央新幹線(東京-名古屋間)としての運用を2025年までに予定している。
参照 → 『リニア中央新幹線』
鉄道総合技術研究所(JR総研)と東海旅客鉄道(JR東海)が現在も開発・実験中の超電導磁気浮上式リニアモーターカー。
名称の「maglev」(マグレブ、マグレヴ)とは、「magnetic levitation」(マグネティック・レヴィテイション、磁気浮上)、又は「magnetical levitated vehicle」(マグネティカル・レヴィテイティド・ヴィークル、磁気浮上機)の略称である。
現在開発中のMLX01は、ダブルカスプ型(MLX01-1、MLX01-4)、エアロウェッジ型(MLX01-2、MLX01-3)、超ロングノーズ型(MLX01-901A)の3種類の先頭車輌形状が存在する。
上のお絵カキコはダブルカスプ型の車輌。右のお絵カキコでは左の車輌がダブルカスプ型、右の車輌が超ロングノーズ型である。
1962年から次世代高速鉄道に関する基礎研究が鉄道技術研究所(鉄道総合技術研究所の前身機関)によって開始。1970年に磁気浮上式鉄道に関する研究開発が公表された。
1972年には初の実験車輌LSM200を試作。同年にLM100も試作され、ここで初めて試験走行が一般公開された。
1977年に宮崎実験線が完成。ML500による本格的な試験走行が開始されて以降、MLU001やMLU002等の様々な試験車輌が試作開発されていった。
1997年、新設された山梨実験線にてMLX01の試験走行を開始。
2003年12月2日、MLX01-2を先頭とした3両編成車両の有人試運転にて公式最高速度581km/hというギネス認定世界記録を樹立した。磁気浮上式鉄道としては最高記録であり、現在も破られていない。
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最終更新:2025/12/07(日) 20:00
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