MELTY BLOOD Actress Again(メルティブラッド アクトレスアゲイン、略称:MBAA)とは、エコールソフトウェアによって制作された全年齢対象のアーケードゲームである。
2008年9月19日より随時稼働開始。
2010年7月下旬より、PS2版を基にバランスを調整し、演出など色々追加された、MELTY BLOOD Actress Again Current Codeが稼動中である。
三咲町を襲った“タタリ”の事件が解決してから1年後の夏。
再び現われた“タタリ”により異常な熱気とノイズに溢れた夜の街の中、人々は消え、いるはずのない人が現われ、あるはずの記憶がなくなっていく。
異変を察知し解決を図る者、虚構でありながら思いのままに動く者、異変の中を暗躍する者、それぞれが対決を重ねそれぞれの終着へ辿りつく。
『Actress Again』は「シオン編」の完結編であり、『MELTY BLOOD1.5』とも称され、これまでの『MELTY BLOOD』シリーズの正当な続編に当たり、本編や『Re・ACT』、『Act Cadenza』の後日談的なストーリーが展開されている。
ここでは、『Actress Again』で新たに追加されたシステムである『ガードブレイク』および『スタイル』について記載する。
『Actress Again』から導入されたシステム。 攻撃をガードすることで体力ゲージ下の青いゲージが減少してゆき、ガードエフェクトが減少量に応じて「青→黄→赤」と変化し、ゲージがゼロになると「ガードブレイク」が発生して、ガードしていた側が長い隙を晒してしまう。減少後、ガードしない時間に比例して回復してゆく。 『ストリートファイターZERO』シリーズなどと同様の待ち防止のシステムと言えるが、どのスタイル、どのキャラクターでも減少量は少なく、むしろゲージが尽きる寸前における攻防に際しての駆け引きを楽しむギミックの一つと言える。
操作プレイヤーは以下の3つのスタイルから一つを選択することとなる。スタイルごとに性能が異なり、各種打撃技の繋がりや必殺技自体の変更など、従来とは異なる変更点が導入されている。スタイルは画面上のキャラクターバストアップの下にあるマークで確認できる。
なお、乱入対戦が発生した場合はその都度スタイルの選択が可能である。この為、対戦相手に応じてスタイルを使い分ける事も出来る。
クレセントムーンスタイル(Crescent Moon Style)
メルティブラッド従来のシリーズの性能を踏襲したスタイル。マークは三日月。
必殺技の変更は少なく、「リバースビート」が有効、ダッシュ距離を初めとした機動力が高いなど、それまでのシリーズのノウハウを使って楽しめる仕様となっている。
しかし、新システム導入にあたり、各種通常技の接触範囲が狭くなっている。そのため、前バージョンでは安定して決まっていたコンボが不確定になったり、ガードゲージ減少量が少ないため「ガードブレイク」が他のスタイルよりも狙いにくいなど、ある程度のデメリットも備えているが、基本的にはニュートラルな中級者向けスタイルである。
ラッシュ力よりも立ち回りの幅の広さに重きを置いたスタイル。マークは満月。
最大の魅力は、プレイヤーの任意で「マジックサーキットゲージ」を溜められ、能動的に「BLOOD HEAT」を狙いにいけたり、「強制開放」後の攻勢維持も容易いといった、他のスタイルにはない堅実味で、微調整程度にとどまった前シリーズよりもより大胆な変更がされている。 反面、「リバースビート」が削除されているのが大きなマイナス点と言える。
各種攻撃技の改定によってコンボの面は改善されているものの、“抜けづらいラッシュをガードさせて、そこから緩急をつけてラッシュから逃げようとする相手を捕らえる”という攻めを成立させづらくなっている点が大きなデメリット。また、強制開放は「BLOOD HEAT」と「HEAT」がゲージ差分によって発動する、トータルで戦い方をマネージする必要がある上級者向けスタイルである。
さまざまな操作が簡略化されたスタイル。マークは半月。
クレセント、フルムーンの両性質を併せ持ち、リバースビートが可能、なおかつ独自の技も存在するなど、単なる中間に収まらない独自性を有する。また、「ゲージMAX」になると特定動作抜きで自動的に「HEAT」となり、全自動で「ヴァイタルソース」部分の体力が「BLOOD HEAT」以上の速さで回復する、「HEAT」時に攻撃を受けると自動で「サーキットスパーク」が発動するという部分が大きな簡略部分となる。
システムの特性上、ゲージが溜まった状態でダメージを受けると「サーキットスパーク」が発動するため「サーキットスパーク」後の隙を狙われやすく、任意で「強制開放」できないため体力回復の機会を逃しやすく、ここぞというときに体力の回復ができないなどの大きなデメリットを内包しているため、スタイル特性の利点だけを活かして戦うわけには行かないというのが難点といえる。
その代わり、強制開放のタイミングを伺う必要がないなど、基本的には初心者からでも扱いやすいスタイルである。
なお「アナザーアークドライブ」と「ラストアーク」が発動できず、シールドは持続不能である。
さすがに文章だけでは分かりづらいので、各スタイルの行動可能なコマンド表を記載します。
※CM→クレセントムーン、FM→フルムーン、HM→ハーフムーン
行動名 | CM | FM | HM | 行動名 | CM | FM | HM |
ガード | ○ | ○ | ○ | ブローバックエッジ | ○ | ○ | ○ |
EXガード | ○ | ○ | EXエッジ | ○ | ○ | ○ | |
投げ | ○ | ○ | ○ | アークドライブ | ○ | ○ | ○ |
投げ抜け | ○ | ○ | ○ | 避け | ○ | ○ | |
ダッシュ・バックステップ | ○ | ○ | ○ | EXシールド | ○ | ||
ハイジャンプ | ○ | ○ | ○ | 強制解放 | ○ | ○ | |
二段ジャンプ | ○ | ○ | ○ | サーキットスパーク | ○ | ○ | |
空中ダッシュ | ○ | ○ | ○ | アナザーアークドライブ | ○ | ○ | |
空中受身 | ○ | ○ | ○ | ラストアーク | ○ | ○ | |
地上受身 | ○ | ○ | ○ | ゲージ溜め | ○ | ||
シールド | ○ | ○ | ○ | イニシアティブヒート | ○ | ||
シールドバンカー | ○ | ○ | ○ | シールドカウンター | ○ | ||
ガードキャンセルシールドバンカー | ○ | ○ | ○ | 自動解放 | ○ | ||
レデュースダメージ | ○ | ○ | ○ | オートスパーク | ○ | ||
ビートエッジ | ○ | ○ | ○ |
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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