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NHK杯とは、日本放送協会(NHK)が主催・共催する大会やトロフィーのことである。

曖昧さ回避

大会

  1. NHK杯テレビ囲碁トーナメント - NHKが主催する囲碁の棋戦。日曜12時30分から1時間30分放送される。
  2. NHK杯テレビ将棋トーナメント - NHKが主催する将棋の棋戦。日曜10時30分から1時間30分放送される。
  3. NHKマイルカップ - 競馬のGI競走。5月上旬~中旬に東京競馬場の芝1600mで開催される。
  4. NHK杯(ダービートライアル) -  3の実質的な前身。1953年から1995年まで東京競馬場の芝2000mで開催されていた。本項で記述する。
  5. きさらぎ賞 - 競馬のGIII競走。副称がNHK賞。2月上旬~中旬に京都競馬場(1986年までは中京競馬場)の芝1800mで開催される。

このほかにもフィギュアスケート、体操、放送コンテストなどさまざまな大会がある。

トロフィー

大会名にはNHK杯がつかないが、トロフィーとしてNHK杯が存在するものとして以下のものがある。

  1. 天皇杯全日本サッカー選手権大会 - アマチュアとプロのサッカーチームが参加するオープントーナメントのカップ戦。
  2. 大相撲本場所 - 年6回15日間開催される相撲の興行。
  3. 全日本相撲選手権大会 - アマチュア相撲の日本一を決める大会。優勝者はアマチュア横綱と呼ばれ、幕下15枚目格の幕下付出の権利を得る。ベスト8でも三段目最下位付出の権利を得る。
  4. 日本ラグビーフットボール選手権大会
  5. 日本オープンゴルフ選手権競技

NHK杯とは、JRA(日本中央競馬会)が1995年まで東京競馬場で施行していた旧4歳限定・芝2000mの重賞競走である。格付けはGⅡ(ダービートライアル)の副題がついていた。

概要

テレビが本放送を開始した1953年、東京優駿(日本ダービー)の優先出走権が与えられる4歳牡馬・牝馬限定のトライアルとして「NHK盃」の名称で創設。条件は創設から終了まで一貫して芝2000m(1967年のみ全共闘ストの影響で桜花賞・皐月賞と同日に中山・芝2000mで開催された)。

1970年「NHK杯」に改称。1984年のグレード制導入に伴いGⅡに格付け。

1996年にGⅠ「NHKマイルカップ」が創設されるのに伴い、1995年限りで廃止となった。開催時期をそのまま引き継いでいるNHKマイルカップは本競走の条件変更・GⅠ格上げと見なされることもあるが、通算回数を引き継いでいないので、あくまで前身の別の重賞という扱いである。

距離こそ違うものの、ダービーと同じ東京競馬場のトライアルということで、グレード制導入以前は数多くの馬がこのレースをステップに東京優駿を勝利している。現在では皐月賞→NHKマイルカップ→東京優駿のローテーションは「松国ローテ」と呼ばれて過酷なローテとして扱われているが、1970年代ぐらいまでは皐月賞→NHK杯→東京優駿というのは標準的なローテだった。
しかしグレード制導入以降は皐月賞→東京優駿の直行が標準となり、このレースをステップに東京優駿を勝ったのは1982年のバンブーアトラス(6着)が最後。皐月賞→NHK杯→東京優駿のローテで東京優駿を勝ったのは1981年の二冠馬カツトップエース(1着→2着→1着)が最後である。

歴代の勝ち馬では、ボストニアン、ヒカルメイジ、ダイゴホマレ、ヒカルイマイ、カブラヤオーが東京優駿を勝利している。うち、ボストニアン、ヒカルイマイ、カブラヤオーは皐月賞→NHK杯→東京優駿の3連勝を達成しているが、本レースに出走した三冠馬はいない。
また、本レースに出走して勝利した皐月賞馬には、ウイルデイール、マーチス、ハイセイコーがいる。
その他、八大競走/GⅠ級を勝利した本レースの勝ち馬には、キタノオー、ダイコーター、プレストウコウ、インターグシケン、モンテプリンス、カツラギエース、イブキマイカグラがいる。

ちなみに創設当初は関係者への副賞として、当時は超高級品であったテレビがNHKから提供されていた。

レース結果

馬齢は現年齢で表記。第15回のみ中山競馬場・芝2000m。

回数 開催日 勝利馬 性齢 騎手 タイム 動画
第43回 1995年5月7日 マイネルブリッジ 牡3 田中勝春 2:01.7
第42回 1994年5月8日 ナムラコクオー 牡3 南井克巳 2:01.9
第41回 1993年5月9日 マイシンザン 牡3 松永幹夫 2:00.7 sm34216794
第40回 1992年5月10日 ナリタタイセイ 牡3 南井克巳 2:02.8
第39回 1991年5月4日 イブキマイカグラ 牡3 南井克巳 2:01.9 sm15040639
第38回 1990年5月6日 ユートジョージ 牡3 岡潤一郎 2:00.8
第37回 1989年5月7日 トーワトリプル 牡3 的場均 2:05.0
第36回 1988年5月8日 マイネルグラウベン 牡3 蛯沢誠治 2:02.0
第35回 1987年5月10日 モガミヤシマ 牡3 小島太 2:01.6
第34回 1986年5月4日 ラグビーボール 牡3 河内洋 2:03.6
第33回 1985年5月6日 トウショウサミット 牡3 中島啓之 2:02.3
第32回 1984年5月6日 ビゼンニシキ 牡3 蛯沢誠治 2:04.0
第31回 1983年5月8日 カツラギエース 牡3 崎山博樹 2:02.9
第30回 1982年5月9日 アスワン 牡3 吉永正人 2:01.5
第29回 1981年5月10日 サンエイソロン 牡3 小島太 2:03.4
第28回 1980年5月4日 モンテプリンス 牡3 吉永正人 2:01.8
第27回 1979年5月6日 テルテンリュウ 牡3 西浦勝一 2:00.8
第26回 1978年5月7日 インターグシケン 牡3 武邦彦 2:02.1
第25回 1977年5月8日 プレストウコウ 牡3 岡部幸雄 2:02.9
第24回 1976年5月9日 コーヨーチカラ 牡3 領家政蔵 2:02.4
第23回 1975年5月4日 カブラヤオー 牡3 菅原泰夫 2:06.1
第22回 1974年5月3日 ナスノカゲ 牡3 嶋田功 2:02.2
第21回 1973年5月6日 ハイセイコー 牡3 増沢末夫 2:02.3 sm6309894
第20回 1972年6月18日 ランドジャガー 牡3 小島太 2:01.2
第19回 1971年5月23日 ヒカルイマイ 牡3 田島良保 2:02.8
第18回 1970年5月10日 アローエクスプレス 牡3 加賀武見 2:08.5
第17回 1969年5月4日 カネハヤテ 牡3 加賀武見 2:02.7
第16回 1968年6月16日 マーチス 牡3 保田隆芳 2:02.6
第15回 1967年4月30日 アラジン 牡3 中野渡清一 2:05.5
第14回 1966年5月8日 ナスノコトブキ 牡3 森安弘明 2:05.2
第13回 1965年5月9日 ダイコーター 牡3 栗田勝 2:03.7
第12回 1964年5月10日 ウメノチカラ 牡3 伊藤竹男 2:03.6
第11回 1963年5月3日 キングダンデイー 牡3 野平祐二 2:04.5
第10回 1962年5月6日 オヤシオ 牡3 加賀武見 2:04.8
第9回 1961年5月7日 チトセミノル 牡3 伊藤修司 2:05.1
第8回 1960年5月5日 ケンマルチカラ 牡3 蛯名武五郎 2:03.7
第7回 1959年5月5日 ウイルデイール 牡3 伊藤修司 2:03.1
第6回 1958年5月5日 ダイゴホマレ 牡3 伊藤竹男 2:04.2
第5回 1957年5月5日 ヒカルメイジ 牡3 蛯名武五郎 2:05.1
第4回 1956年5月5日 キタノオー 牡3 勝尾竹男 2:04.4
第3回 1955年5月9日 イチモンジ 牡3 高橋英夫 2:04.4
第2回 1954年5月5日 タカオー 牡3 高橋英夫 2:05.1
第1回 1953年5月10日 ボストニアン 牡3 蛯名武五郎 2:05.0

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関連項目

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  • 競馬
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  • 重賞
  • 東京競馬場
  • 東京優駿
  • NHKマイルカップ
  • 青葉賞 / プリンシパルステークス
  • 日本放送協会
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