何者かが、少なくとも5人のPCにトロイの木馬の一種iesys.exeを感染させ2ちゃんねるやしたらば掲示板などに犯罪予告の書き込みを行った事件、これにより5人の逮捕者が生まれた。
航空機の爆破予告により当該機が引き返し大きな実害があったこと、逮捕者の中にアニメ業界における著名人がいたこと、逮捕者のうち4人が誤認逮捕でありながら自白などを強要させた警察のずさんな捜査が発覚したことなどから世間の注目を浴びる。
犯行予告は他に大量殺人予告、無差別殺人予告、芦田愛菜への殺害予告、天皇陛下殺害予告、悠仁親王及び園児らへの殺害予告、愛子内親王及び児童らへの殺害予告、伊勢神宮爆破予告、任天堂本社爆破予告など少なくとも13件にのぼる。
2012年秋これまで4人の逮捕者を出し、うち2人のPCからトロイプログラムが発見されその2人が釈放されたが、以前他2人が逮捕されたままでいたこの事件、突然真犯人と名乗る人物からネット上のトラブルに詳しい弁護士落合洋司氏のもとに真犯人と名乗る人物からメールが届く。内容に捜査員でない限り知りえない情報が含まれており、メールを送った人物が真犯人である可能性が高まり逮捕されている2人も誤認逮捕であったことが発覚する。
その後、謎かけのような犯行声明メールが幾度か報道機関などに届き、警察が撹乱され、その様子が大きく報道される。
2013年2月またもなぞかけのようなメールが届き、その中に江ノ島にいる猫の首輪に記憶媒体の入ったチップを付けたので探せという指令があり、捜査の中で片山祐輔被告が江ノ島の防犯カメラに写っていたことから再逮捕。拘留が一年続き、2013年3月にハイジャック防止法違反と威力業務妨害、偽計業務妨害の罪で、起訴された、が、2014年5月まで片山被告は無罪を主張しつづけており、同月保釈期間中に(なお保釈金1000万円は母親が支払ったもよう)TBSサンデージャポンや左翼系インターネット番組レイバーネットに出演している。
当初警察の逮捕理由が防犯カメラに写っていたことだけであり、これまで4人もの誤認逮捕者を出していたことから報道やTwitter、2ちゃんねるなどのネットの中でもまたも誤認逮捕なのではないかと、多くのものが警察の捜査を批判していた。
また、ネット上においてメールの中にテイルズオブエターニアやファイナルファンタジーXに出てくる架空の言語を使った暗号や、後述するメールの中に狩魔冥という逆転裁判の中に出てくるキャラクターの名前、遠隔操作ウイルスの表の顔が「chikan.exe」で「iesys.exe」と組み合わせると「chikaniesys(チカニシーズ)」(チカニシとはゲハにおいて任天堂信者とXBOX信者を指す蔑称)となることから真犯人はゲハに通じた人物なのではないかという憶測がなされる。
そして、2014年5月事態は急変する、片山被告の裁判中にまたも真犯人と名乗る人物からメールが届いたのである。
これによって片山被告のアリバイが成立し、またも誤認逮捕だとTVやネットメディアで報道され、事件が振り出しになるかと騒がれた。
しかし、このとき片山被告をつけていた捜査員が保釈期間中に河川敷に何かを埋める片山被告を目撃、またその姿を撮影していたのである。
その場所を掘り起こしてみるとスマートフォンが埋まっており、そこには真犯人が送ったとされるメール全文・及び片山被告のDNAが残されていた。
これにより片山被告は一転全ての犯行を認め、事件は一応の決着を見ることとなった。
追記 2014年7月8日、5月に送ったメールの中に特定の団体を脅したとして書類送検されていたが、この件については不起訴となった、また警察はこの事件についての捜査を終結させた。
※3月の起訴内容については引き続き裁判中である
旧姓は丑田
平成17年にもエイベックスを標的とした殺害予告を行っており、逮捕された前科をもつ(この事件では父親に被害総額1800万円を支払わせている)
ゆうちゃん
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最終更新:2025/12/07(日) 18:00
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