→S県月宮事件
S県月宮は、S県月宮事件の中心人物であるネットゲームのプレイヤーのあだ名。T都の北のS県に住んでいて、ネットゲームで使用していた名前が月宮(字面は未確認)だったため、便宜上そう呼ばれていた。
※前半部はすべてネットゲームの中で行われた会話である。
2002年8月当時、S県月宮はラグナロクオンラインのプレイヤーであったが詳しいことは知られていない。一連の事件の被害者である374(仮名)のことを「お兄ちゃん」と呼び、「妹と呼んでねお兄ちゃん」などと要求していた。これに対し374は「耐えられないのでやめてくれ」と答えるものの、「お兄ちゃんと私の仲でしょ」と押し切っていた。
2002年8月5日、374に11日のコミケに行こうと誘いをかける。374は拒否するが「妹のお願い聞けないの?」と繰り返し誘った。これも拒否すると「お兄ちゃんの住所――でしょ? 日曜日行くから」と374の住所を言い当てた。
374は自分の力ではこの問題を解決できないとしてアコ(仮称:女性)に助けを求めた。アコの常識的な説得に対しS県月宮は「私とお兄ちゃんは前世からずっと一緒になるって決まってたんだもん」「ずっと昔に魔女に私たち兄妹は引き裂かれる運命」などと発言。さらに「魔女に殺される前にもう1度会うって約束した」「だからお兄ちゃんに会いに行くのがとうぜんでしょ」などと畳みかけた。その上アコのことを「私達の仲を引き裂こうとしている魔女のしもべ」と呼んだ。解決に失敗した374とアコは諦めて去ったが、その際374に以下のセリフを伝えた。
お兄ちゃんどこ行くの?
そのアコは魔女なのよ!?
お兄ちゃんそんなヤツの所に行かないで(後にProject"D"によって楽曲が製作された際、そのまま歌詞に採用された有名な一文)
ちなみに374がS県月宮の誘いを拒否した第一の理由は、同じ日にアコとオフ会を行う予定があったためである。
2002年8月10日夜、374は「お兄ちゃんとはやく会いたいのでもう0時に行きます」とのメールを受信した。身の危険を感じた374は断りのメールを送信すると同時に警察に連絡。0時に出動できるように待機してもらう。自身もアパートの自室を監視できる位置へと隠れた。またこの時「早く来る」のメールを受信。
同日深夜、S県月宮が374宅を訪れる。ドア前で「374さーん来ましたよー」と大声で呼ぶものの、374は屋外で待機していたため当然反応は無かった。これに対しS県月宮は「お兄ちゃん! 大丈夫!」「誰かに捕まってるの!?もしかして魔女に捕まったの!?」と叫ぶ。さらにバッグから取り出した警棒らしきものでドアを殴打、そして破壊。374は警察に通報したのち飛び出して武器を取り上げようとする。しかし「何すんのよ!?」の叫びとともにふとももを殴打される。374が「俺の家の前で何をしてる」と機転を利かせた呼びかけを行ったことが幸いし、S県月宮は「お兄ちゃん?」と応えて破壊・暴行行為を止めた。
警察に引き渡し、パトカー内で簡単な聴取が行われるも「妹の私が来るのにお兄ちゃんがまさかお外にいるとは思わなかった」「もしかしたら魔女に捕まってるかと思って」「どうにかして助け出そうかと思った」など意味不明な発言が続いたため、署に連行される運びとなった。
S県月宮は身分証明になるようなものを持っておらず、また未成年であることも疑われた。深夜という時間もあって対応できる刑事がおらず、「お兄ちゃんには私が必要なの」「お兄ちゃんは魔女に狙われて殺されるかも知れない」「2人で救世主を探しに逃げようと約束した」などの妄言に対応できなかった。そこで唯一話の通じる374が「実はお前が前に住んでた所に実は魔女の呪いがかかっていることがわかって……」と妄想に妄想で対抗し連絡先を聞き出すことに成功する。
同8月11日未明、S県月宮の保護者が到着する。374は破壊されたドアの弁償で手を打つことにして帰宅する。その別れ際にS県月宮は「魔女の呪いのかかってる家なんか帰りたくない」「お兄ちゃんこのままだと魔女に捕まる」と暴れた。
ちなみに374は魔女(=アコ)に捕まるのは満更でもないと述べている。
この項目はまだ書かれてません。でもすぐに書きます。いや書かせてください。
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最終更新:2025/12/09(火) 10:00
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