SND(MMDプロデューサー)とは (エスエヌディエムエムディプロデューサーとは) [単語記事]

SND（MMDプロデューサー）とは、MikuMikuDance（以後「MMD」と呼称）関連動画の投稿を中心に活動しているP（プロデューサー）であり、MMDユーザーモデル製作者でもある。

概要

現在確認できる最古の作品は、実はMMD関連動画ではない炉心融解　串さん＆フクメンさんである。
当初はフクメン氏やトゥライ氏等の音声を合成した「炉心融解」系関連動画などを制作していたが、2009年4月に投稿した【初めてのMMD】くるっと・おどって・初音ミク【ミクのみ】にてMMDに開眼、以後、MMDのPとして本格的な活動を開始した。

MMDにおけるSND氏の最大の功績は「ちびハク」モデルの製作にあることは明白であり、以後のちびキャラブームを加速させた手腕を讃えられて「ちびハクの人」の愛称でも呼ばれている。

反面、MMD関連動画中心で活動する傍ら、様々な他ジャンル動画を併行投稿するスタイルはMMDのPとして活動しはじめた頃から現在まで変わっておらず、他ジャンルの合成動画や比較動画等でも様々な功績を残している。

ちびハクの人

ちびハクとは標準モデルの弱音ハクを少女Ver.に改造したMMDユーザーモデルの通称で、正式名は「ちび弱音ハク」である。
標準モデル弱音ハクのヘアスタイルをツインテールに改造したことに端を発する弱音ハクのちびキャラ化は、【MMD】LOVE＆JOY【ちびハク配信開始】における完成版ちびハクモデルの公開で結実した。

そうした氏の愛情が込められたモデルに他のP達が魅かれないわけがなく、直後から多数のP達にDLされたちびハクの活躍する動画が目立つようになり、いつの頃からか、SND氏は敬意がこめられた愛称である「ちびハクの人」とも呼ばれるようになる（補足すると氏の動画につけられている投稿者名タグのほとんどは、本来のユーザー名ではなく「ちびハクの人」である）。

ちなみにこれはあまり知られていない事実だが、のちに起こる「ちびキャラ系モデル」製作ラッシュの先陣を切って、ちびミクに次ぐ正式ちびキャラモデルを最初に製作したのはSND氏である（ちびミクに感化されたSND氏が生み出したちびハクが当事のMMD3Dモデル製作者達に与えた影響も大きく、現在もちびハクを支持して投稿動画に登場させるMMDのPも少なくない）。