TTS実況プレイ

TTS実況プレイとは、Microsoft Text to Speech (TTS) を使用して合成音声を生成し、ゲームのプレイ動画に実況を付加した形式の実況プレイ動画である。

概要

通常の実況プレイでは、肉声を用いて実況を行うのに対し、TTS実況プレイでは合成音声を用いて実況を行う点が異なる。

肉声による実況プレイが状況に応じてリアルタイムに実況を行うのに対し、TTS実況は、その性質上リアルタイムに実況を付加することは困難である。
ほとんどの場合は動画と実況は別撮りとなり、編集時に合成処理を行うことになる。
ライブ感においては肉声実況に遠く及ばないが、安定した音声品質が確保される点や、動画製作者が自分の肉声を晒さないですむなどの利点もある。

動画にTTSを用いて音声を付加する手法は、1990年代後半～2000年代初頭のFlashアニメの黎明期にはすでに存在した手法だが、最近ではあまり活用されていない。特に、英語読み上げツールに強引に日本語を読み上げさせてカタコト風にする手法などには独特の味があり、ネタFlashを中心に猛威を振るったが、現在ではあまり見かけなくなってしまった。

類似の手法としてゆっくり実況プレイなどが挙げられる。

関連動画

 

関連項目

• ゆっくり実況プレイ