GAMMA (14109020) [ユーザー記事]

ボス＝ナラカ(BOSS NARAKA)

Profile

本名：ナラカースラ(Naraka sura)
種族：ナーガ、キメラ
性別：男性
一人称：俺（もしくはテメー）
出身：中東
誕生日：１０月６日
人間年齢：４４歳
全長：８メートル
アイタイプ：黄
好きなもの：決闘、気高いヤツ、コカトリスの卵
嫌いなもの：ビッグマウス、ナメクジ、下手なコメディ

Biography

　裏社会を取り仕切る黒幕にしてハーレムギャング「ヴリトラ」の首領。鬼を彷彿させる人相応に実力が未熟な人物が強がりを言うことを許さないほどにプライドが高く、逆にそれとは裏腹に普段はキザな態度を取る自信家。

　「この世に生まれている時点で誰もが地獄にいる。」と考えており弱肉強食に対する意識は非常に強く、上記の性格にそれが反映されている。それに対し自身の考えに反して実力不相応の人物が成り上がる社会に失念を覚えており自身で作った違法ドラッグを世界中に拡散することで弱者の自滅を目論んでいる（ドラッグは扱い方で明確なボロが出ると考えているため）。

　その一方で実力と気高さが相応した人物に対しては羨望に近い意識を抱いており、特にデルタには一度自身と一戦を交えた際戦士としての純粋さを甚く気に入っており以後ライバル視している。

　今までに様々なドラッグを製造しているナラカだが、中でもゲノム薬ブッダ（後述）は代表作であり、自身もこれを取りみ肉体改造することでドラゴニュートのキメラと化した。その影響で身体能力は飛躍的に上がっており元より棒術の達人であることも相まってその戦闘能力はデルタとほぼ同等である。

Ability

仕込み棍棒ハンマージャック

ナラカが愛用している両端に重りがついた棍棒。常人では持ち上げられないほどの重量を誇る。また半分に分割して二刀流で扱ったりチェーンを伸ばして先端をロケット弾のように飛ばしたりすることもできる。

尻尾

言わずもがな下半身を占めている長大な尻尾もナラカの大きな武器である。上記の棍棒と併用して尻尾の体術を駆使することで遠近問わぬ戦法が可能となっている。先端に鎌がついており切り付け攻撃も可能。

煙管

ナラカが常に携えている杖の長さぐらいある巨大煙管。非常に頑丈であり即席の武器として使うこともある。

違法ゲノム薬ブッダ

ナラカが作り出した違法ドラッグの代表作。この薬をとりこんだ人物は自身に潜伏している遺伝子を覚醒、或いはランダムに書き換えられることによってキメラ（合成改造種）となり戦闘能力が大幅に上がり精神の攻撃性が上昇する。なお、この薬の乱用は遺伝子異常による発癌、精神の消耗による廃人化を引き起こすなど高い危険性を伴っており、結果としてナラカが考える「力におぼれたヤツは勝手に自滅する」というロジックに叶ってしまっている。また、無断なキメラ手術は上記のリスクやそれを悪用した戸籍偽造が発生していることから法的に禁止されている。

火炎

デルタ程ではないが火炎を吐くことができる。

高熱化

ドラゴニュートの能力により非常に高い高熱を発すること可能になった。尻尾で相手を巻きつけて蒸し殺す他極度の変温環境に高い耐性を得ている。

熔獄突

キメラ改造は時として変則的な変異を齎すことがある。ナラカの場合は額に生えた角がその最大例でありこの角には牙同様に毒腺が通っている。この毒に侵された相手はひどい高熱に苦しみ接触した箇所から細胞配列の崩壊を起こし泥のような体になって死亡する。主に使うのは処刑執行の時だが、戦闘でも奥の手として使う場合もある。

蛇獄大嵐舞

自身の棒術と火炎を活かしたナラカの必殺技。棍棒の先端はバーナーのタービンの様になっており自身の火炎を纏わせ、火災旋風を起こしながら相手に火炎と打撃を共にに浴びせかける技。非常に強力だが長期使用、乱用は棍棒が自壊する恐れがある。

製作の裏話

　仮面ライダービルドのデルタの設定の類似点に乗じて仮面ライダーの伝統怪人である蜘蛛、蝙蝠、コブラのうちコブラから作り上げたキャラクター。当初はバットマンのベインの様に自身に麻薬を注入して戦う筋肉の塊のようなキャラクターであったが、角を取り付けてみた結果顔が般若そっくりになったため結果としてサイボーグとは別の改造人間であるキメラとなった。

　モデルとなったのは初代仮面ライダーに登場するショッカー幹部の一人、地獄大使であり、ナラカはサンスクリット語で地獄を意味し、奈落の語源でもある。また、地獄大使も蛇とは関連性がありライダー１号、２号との最終決戦でガラガラヘビの怪人、ガラガランダに変身している。

　因みに自分、GAMMAのオリキャラの世界観設定として一つに種族として纏めても個体差は異常なまでに激しいため場合によっては種族はただの戸籍登録としか機能していない（例としてデルタが人の顔であること、モネの顔面パーツが逆転していること、アンが単眼であること、アウロラが金属生命体であることスプークマン、オンリィといった判別不能の存在が続々と現れていること、明冥の肉体は彼らからすれば原始人であること）。言ってしまえば進化、退化、変異、誕生、消滅といったプロセスのバランスが壊れてしまった世界と考えていい。