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ジャンルは漫画や歴ゲーなど。知名度や人気は考慮せず、面白いと思ったものを作ってます。
『決戦』とは、コーエーから発売された歴史シミュレーションゲーム(以下、歴史SLG)である。
2000年3月4日に、プレイステーション2と同時に発売されたローンチタイトルの1つ。2004年10月14日には、同じ内容の廉価版が発売された。続編である『決戦II』、『決戦III』が発売されてからは、『無印』、『決戦1』などと呼ばれている。 本作の制作理念は、「ゲームと映画の融合による、新しいエンタテインメントの実現」と「家康がモチーフのゲーム」の2つである。
東軍総大将:徳川家康か西軍総大将:石田三成となり、関ヶ原の戦い(1600年)から大坂夏の陣(1615年)前後の合戦を戦い抜いていく。合戦の勝敗によっては、黒田如水や真田幸村が西軍総大将となる場合もある。西軍や難易度(5段階)を選択できるのは、1度クリアした後である。『信長の野望』や『三國志』といった他の歴史SLGと違い、内政や外交といった要素はなく、決められた武将と兵数で合戦を戦うことから、歴史SLGというよりシミュレーションRPGに近いと言える。
合戦では、複数いる配下武将に攻撃や行軍などの命令を出していく。リアルタイムで進行するため、適時に適切な命令を出すことが重要となる。命令を素直に聞く武将ばかりではなく、命令に不服を示したり、命令を拒否する武将がいる。反抗的な武将を上手く操縦し、戦力にするのもプレイヤーの腕の見せ所である。
鎧兜のデザイン、猿飛佐助・霧隠才蔵・穴山小助の女性化、一部の演出などには批判も多かったが、プロデューサーのシブサワ・コウによると、「新しいエンタテインメントの実現」のための必然的なものだという。 ゲームとしては、ライトユーザー向けにシンプルに作られているため、当時のコーエーユーザーからも「簡単すぎる」「ヌルい」などと酷評されたが、部隊編成や布陣の自由度、合戦のシステム部分を評価する声も少なくはない様子。
乱世は英雄の登場をもって終わりを告げる……
応仁の乱より打ち続く、さしもの大戦乱も、庶民から太閤に昇り詰めた英雄・豊臣秀吉の手によって終止符が打たれたかに見えた
……しかし、一五九八年八月十八日その太閤秀吉は、幼子・秀頼を残し、この世を去る
秀吉の死により、天下は再び騒然となり、そして二つに割れる
我が、天下とる時、来たり!
誰もが認める最実力者、豊臣家五大老筆頭・徳川家康の勢力と
豊臣家のご威光をかげらせ、秀頼公の天下を揺るがす者は誰であっても容赦はせぬ!
その才能を太閤に愛された豊臣家五奉行筆頭・石田三成の勢力……
二つの勢力は暗闘を続け、迎えた一六OO年、劣勢に立たされた石田三成が、家康討伐の檄を発し挙兵する
徳川の大志か豊臣の大義か
全国の諸大名は、徳川家康を総帥とする東軍と、豊臣秀頼の執権・石田三成を総帥とする西軍の二つに分かれた
天下分け目の決戦が、今始まろうとしていた……
鉄砲攻撃、鉄砲三段、騎馬鉄砲、騎射突撃は、自部隊と敵との間に味方部隊がいると使用できない。
消費戦意25。有効得意戦局は、特になし。威力は低いが、消費戦意が少なく、使い勝手は良い。騎馬隊や槍騎馬隊が相手だと威力が上がる。槍隊がいないと使用できない。
消費戦意25。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。威力は低いが、消費戦意が少なく、敵との間に味方部隊がいても使用できる。弓隊がいないと使用できない。
消費戦意30。遠距離攻撃。 有効得意戦局は、遠距離戦。あまり威力は高くない。鉄砲隊がいないと使用不可。
消費戦意40。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。小隊を鉄砲隊に統一して使用すれば、絶大な威力を発揮する。鉄砲隊がいないと使用不可。
消費戦意45。有効得意戦局は、突破。威力は非常に高く、兵数が多い武将なら、敵に壊滅的な打撃を与えることができる。消費戦意が多く、疲労度が溜まりやすいのが難点。全ての小隊を騎馬隊か槍騎馬隊にしなければ、使用できない。
消費戦意30。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。威力は鉄砲攻撃とほぼ同じ。騎馬鉄砲隊がいないと使用できない。
消費戦意25。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。威力は鉄砲攻撃や騎馬鉄砲より高いが、小隊を騎馬鉄砲隊に統一しなければ使用できない。
消費戦意40。有効得意戦局は、特になし。最強の特殊戦術で威力は絶大。くのいち隊がいないと使用できない。
消費戦意30。有効得意戦局は、特になし。敵の戦意を30下げ、特殊戦術の使用を防ぐことができる。
消費戦意55。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。威力が高いのに加え、射程が非常に長く、使い勝手が良い。消費戦意は特殊戦術の中で一番多く、一度使うと次に使えるようになるまで時間がかかる。
消費戦意40。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。消費戦意が多い割りに威力が低く使えない。
消費戦意30。遠距離攻撃。有効得意戦局は、遠距離戦。威力は高くない。
消費戦意10。 有効得意戦局は、特になし。実行した部隊の士気が20上がり、疲労度が10下がる。疲労度が上がると部隊の戦闘力が下がるため、地味ながらも使える特殊戦術。
消費戦意15。有効得意戦局は、特になし。指定した味方部隊の戦意を30上げる。総大将のみ実行できる。
消費戦意10。有効得意戦局は、特になし。戦闘中の部隊を必ず離脱させることができる。
消費戦意20。有効得意戦局は、特になし。敵と接触しても戦闘状態にならなくなる。時間制限有り。
備えとは部隊の陣形のこと。備えの種類により、特殊戦術を使える回数が増えたり、特殊戦術の威力や防御力が上がったりする。
武将の部隊は、最大で10個の小隊で構成されており、大合戦の前ならば自由に兵種を変更できる。女鉄砲隊と女騎馬鉄砲隊が編成できるのは、徳川家康、徳川秀忠、松平忠直、松平忠吉、結城秀康、真田幸村、木村重成、小西行長、明石全登の9名。くのいち隊が編成できるのは、徳川家康と真田幸村の2名。
武将の能力値・備え・特殊戦術は、全て『決戦コンプリートガイド』から引用した。
西軍より兵数が若干多く、接近戦を得意とする武将が多い。
質実剛健な武将が多く、派手な鎧兜は徳川秀忠と藤堂高虎ぐらいである。徳川家康を筆頭に本多忠勝、井伊直政、榊原康政などは格好良く描かれている。本記事で解説している武将以外では、本多正信、松平忠吉、黒田長政、細川忠興、加藤嘉明、伊達政宗、最上義光らがいる。
本作の主人公。全64武将中、全ての合戦に参戦するのは家康だけである。能力は非常に高く、他の武将より使える備えや特殊戦術が多い。大合戦では常に10000(最大値)の兵を率いている。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 80 92 100 240 100 退却
備え 特殊戦術 鶴翼、魚鱗、偃月、衝軛、方円 鉄砲、大砲、槍衾、鼓舞、くの、激励
徳川四天王の一人。能力の高さはトップクラス。大合戦では兵数も比較的多く、最前線で戦うこともできる。強力な特殊戦術を中々覚えないのが難点。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 88 74 89 215 80 突破
備え 特殊戦術 雁行、偃月、長蛇、鋒矢 騎鉄、三段、騎突、機動、豪腕
徳川四天王の一人。初めから騎馬突撃を覚えており、命令にも従順で、使い勝手が良い。福島正則とは大違い。直政の討死は悲壮な名シーンである。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 82 78 79 187 66 追撃 ○
備え 特殊戦術 鶴翼、衝軛、長蛇、鋒矢 鉄砲、槍衾、騎突、機動、豪腕
徳川四天王の一人。他の四天王より兵数が少ない。槍隊を率いて粘り強い戦いを見せてくれる。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 85 70 69 197 73 追撃 ○
備え 特殊戦術 魚鱗、雁行、偃月、衝軛 三段、弓攻、槍衾、離脱、豪腕
賤ヶ岳七本槍筆頭。東軍屈指の猛将で、戦闘は東軍ナンバーワン。消極的な命令には、不服を示したりするので、扱いが難しい。鎧兜のデザインや声優の演技が秀逸。正則の個性が上手く表現されている。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 90 51 74 195 81 突破 ○
備え 特殊戦術 鶴翼、衝軛、鋒矢、方円 鉄砲、槍衾、騎突、鼓舞、豪腕
大砲攻撃や鉄砲三段を使える武将が多く、遠距離戦を得意とする武将が多い。
鎧兜や口調などがネタに走っている個性的な武将が多い。解説している武将以外では、真田四重塔昌幸、長宗我部仮面舞踏会盛親、上杉アラブの大王景勝、明石ダンスダンスダンス全登、小西なんぼのもんじゃい行長、木村マンモスマン重成、島津もそもそ義弘、後藤エスカルゴ又兵衛らがおり、ネタとしての面白さ武将の個性では東軍を圧倒している。
五奉行筆頭。ハイメガキャノン装備型太陽の塔。戦闘が高くないため、接近戦は苦手。鉄砲三段や大砲攻撃といった強力な特殊戦術を使えるので、遠距離戦に徹すれば十分活躍できる。赤のマントは西軍を、白の鎧兜は三成の潔白さを表現している。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 60 90 50 137 98 退却
備え 特殊戦術 魚鱗、衝軛、長蛇、方円 三段、大砲、槍衾、鼓舞、激励
三成の軍師。ザンボット3。特殊戦術と得意戦局の相性が良く、能力も最強クラスだが、どのステージでも兵数が少なめ。大合戦では、前線より三成の護衛が適任か。合戦前後のムービーでは、非常に格好良く描かれている。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 94 83 88 217 83 突破 ○
備え 特殊戦術 鶴翼、魚鱗、衝軛、鋒矢 鉄砲、槍衾、騎突、離脱、豪腕
三成の親友。能力や特殊戦術のバランスが良い。距離を問わず活躍できる万能型。兵数が多いのも魅力。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 79 81 86 200 72 追撃
備え 特殊戦術 雁行、偃月、衝軛、長蛇 三段、弓攻、大砲、槍衾、激励
五大老の一人。八丈島より泳いで参った!!!率いている兵数が常に多く、兵数が少なめの西軍にとっては頼りになる存在である。特殊戦術は、威力の低いものばかりで決定打に欠ける。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 73 57 77 182 87 退却
備え 特殊戦術 鶴翼、雁行、長蛇、方円 鉄砲、弓攻、機動、鼓舞、疾風
日本一の兵と称された武将。戦闘は全武将中2位。接近戦が非常に強く、特殊戦術も強力なものが使える。大坂夏の陣の合戦前に名シーンがある。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 98 85 98 245 94 突破
備え 特殊戦術 偃月、衝軛、鋒矢、方円 騎鉄、槍衾、騎突、くの、激励
ステージにより所属する軍が変わる。能力が高い武将ばかりだが、黒田如水以外の総大将に対しては反抗的。解説している武将以外では、立花宗茂と鍋島直茂がいる。
秀吉の軍師だった武将。能力は非常に高い。特に知謀は全武将中1位である。息子の長政とのイベントがある。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 75 100 90 230 98 退却
備え 特殊戦術 雁行、偃月、衝軛、方円 三段、槍衾、疾風、激励
賤ヶ岳七本槍の一人。能力はトップクラス。得意戦局が突破で兵数が多いため、騎馬突撃が非常に強力。
戦闘 知謀 魅力 大局 名声 得意戦局 一騎討ち 87 74 84 225 82 突破 ○
備え 特殊戦術 偃月、衝軛、鋒矢、方円 槍衾、騎突、鼓舞、疾風、豪腕
ステージが分岐するのは、2.関ヶ原の戦いから。Aは基本的に東軍が勝ち続けるルート、Bは西軍が勝ち続けるルートである。
小合戦。総大将の徳川家康の兵数が少なく、若干東軍不利か。
東軍が勝利すると、小早川秀秋、毛利秀元、吉川広家らの立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、小早川秀秋、毛利秀元、吉川広家らの立場が西軍寄りになる。
大合戦。東軍有利。小早川秀秋、毛利秀元、吉川広家らが非常に反抗的で、西軍の実質的な戦力は東軍よりかなり少ない。秀秋は史実通り東軍に寝返ることもある。西軍は布陣などに工夫が必要。
東軍が勝利すると、3A.水口突破戦へ移行し、小早川秀秋、吉川広家らの立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、3B.上田退却戦へ移行し、小早川秀秋、吉川広家らの立場が西軍寄りになる。
小合戦。西軍不利。西軍は兵数が少ない武将が多い。勝敗に関わらず石田三成は戦死し、次のステージからは総大将が九州勢の黒田如水に代わる。
東軍が勝利すると、島左近が戦死し、福島正則、黒田長政、細川忠興の立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、吉川広家、小早川秀秋が以降のステージで登場しなくなり、福島正則、黒田長政、細川忠興の立場が西軍寄りになる。
大合戦。東軍有利。総大将が代わったため、西軍は一枚岩ではない。九州勢は従順だが、宇喜多秀家や長宗我部盛親などの西軍古参の武将は、黒田如水に不信感を抱いている。勝敗に関わらず如水は死亡し、次のステージからは総大将が真田幸村に代わる。
東軍が勝利すると、5A.瀬田攻防戦に移行し、福島正則、黒田長政、細川忠興の立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、7C.関ヶ原決戦③ に移行する。田中吉政、池田輝政が以降のステージで登場しなくなり、福島正則、黒田長政、細川忠興の立場が西軍寄りになる。
小合戦。東軍を選択している場合、本作における最高難易度のステージ。初期の部隊数が西軍4に対して東軍は2なので、東軍は極めて不利である。関連動画の「瀬田攻防戦 (東軍 難易度5) 敵将全撃破&味方全生存」は、お見事というほかない。
東軍が勝利すると、宇喜多秀家が以降のステージに登場しなくなり、福島正則、黒田長政、細川忠興らの立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、藤堂高虎が以降のステージに登場しなくなり、福島正則、黒田長政、細川忠興らの立場が西軍寄りになる。
大合戦。部隊数と兵数が勝っている東軍が有利。西軍は調略と大砲攻撃がカギ。条件を満たすと豊臣秀頼が西軍の援軍として登場する。
東軍が勝利すると、エンディングへ。
西軍が勝利すると、7A.関ヶ原決戦①に移行し、福島正則、黒田長政、細川忠興らの立場が西軍寄りになる。
大合戦。兵数は劣るが大砲攻撃を連発できる西軍が若干有利か。
どちらの軍が勝利してもエンディングへ移行する。
小合戦。西軍の真田昌幸、真田幸村が伏兵として潜んでいる。東軍の場合、反転して西軍本隊を攻めた方が良い。
東軍が勝利すると、吉川広家、小早川秀秋が以降のステージで登場しなくなり、藤堂高虎の立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、田中吉政、池田輝政が以降のステージで登場しなくなり、藤堂高虎の立場が西軍寄りになる。
大合戦。東軍に黒田如水ら九州勢が加わっているが、非常に反抗的なので出撃させない方が良いだろう。
東軍が勝利すると、7C.関ヶ原決戦③ へ移行し、藤堂高虎の立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、5B.箱根死守戦へ移行し、藤堂高虎の立場が西軍寄りになる。
小合戦。東軍不利。西軍とは兵数にかなりの差がある。勝敗に関わらず、井伊直政は戦死する。
東軍が勝利すると、宇喜多秀家が戦死し、伊達政宗、片倉小十郎、最上義光の立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、細川忠興が以降のステージで登場しなくなり、伊達政宗、片倉小十郎、最上義光の立場が西軍寄りになる。
大合戦。戦力的にはほぼ互角。西軍が敗北した場合、石田三成は死亡し、西軍の総大将が真田幸村になる。
東軍が勝利すると、7B.関ヶ原決戦②に移行し、伊達政宗、片倉小十郎、最上義光の立場が東軍寄りになる。
西軍が勝利すると、エンディングへ。
大合戦。西軍はオールスターと言える陣容。東軍もベストに近い。戦力はほぼ互角か。
どちらの軍が勝利しても、エンディングに移行する。
大合戦。戦力的にはほぼ互角。3種類ある関ヶ原決戦のうち、井伊直政が生存している唯一のステージ。
どちらの軍が勝利しても、エンディングに移行する。
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最終更新:2024/03/28(木) 19:00
最終更新:2024/03/28(木) 19:00
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