オレンジとは、トーマの初音ミクオリジナル曲である。
16曲目となるVOCALOID曲は、最近の投稿曲と少々毛色の違う切ないスローバラード。
イラストを toi→、Mix,Mastering を がっちゃん→が手がける。
君のいる世界で笑ったこと、
君の見る未来を恨んだこと、
君の声、温もり、態度、愛のすべてが・・・
海街、赤錆びた線路沿い
二人、「幸せだ」って嘘ついて
くしゃくしゃに笑う顔、繋いだ手
遠くの島、朝焼け
愛しきれない君のこと、
つられて泣く私も弱いこと、
代わりなんてないって、特別だって
許し合えた日も
もう二人に明日がないことも
ただ、ずっと。そう、ずっと
隠してしまおう。
残される君に届く ただひとつを
今でも、探してる。
「元気でいますか。」
「笑顔は枯れてませんか。」
「他の誰かを深く深く、愛せていますか。」
ずっと来るはずない君との日を願ったこと
鍵かけて。
三日月島、陰る渚鳥
ツタに飾られた教会裏で
また子供じみた約束しては
逃げ出す話をしよう。
誰も満たされないよりも
望んだ最後だけを温める
怖い夢を見ただけの私に
そうであったように。
許すだけでも、耐え抜くだけでも
ただ、きっと。そう、きっと
誰も変われないこと。
傷付けない弱さが生きられないほど
大きく育ったの。
覚えていますか、
初めて会ったことも、
君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような
この朝焼けで あの日のように君はまた
素敵に変わってゆく
愛を歌った 大地を蹴った
今、「最低だ」って殺した最後も
不完全だって不確かになって
ほら蹴っ飛ばして、ないや。
歳月が巡って 声を辿って
また生まれ変わったら
真っ先に君に会いに行こう。
愛していました。
最後まで、この日まで。
それでも終わりにするのは私なのですか、
君の幸せな未来を、ただ、願ってる。
君のいる世界で笑ったこと、
君の見る未来を恨んだこと、
君の声、温もり、態度、愛のすべてに
さよなら。
動画より書き起こし
by トーマ - 動画記事ナビ | |
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掲示板
81 ななしのよっしん
2019/04/19(金) 21:45:30 ID: Hhmf1I7jZu
〜80から
「愛しきれない君のこと、つられて泣く私も弱いこと、代わりなんてないって、特別だって 許し合えた日も」
白い子が黒い子を愛せない事の悔しさを打ち明け、それを黒い子が聞いてつられて泣いてしまう。
でも、黒い子が「私達の代わりなんていない」「むしろ私達はどちらかが死んでしまう筈なのに生きている。私達は特別な存在だ」と自分自身と白い子を励まし、許し合う。
「もう二人に明日がないことも ただ、ずっと。そう、ずっと 隠してしまおう。残される君に届く ただひとつを 今でも、探してる。」
「もう二人に明日がないことも」の部分は黒い子と白い子が会えなくなる、つまり二人の明日が来なくなる事が近い事。白い子は生贄になる事を、黒い子は白い子の病気の事をずっと隠そうとしています。
しかし白い子は生贄なので、居なくならなければいけない。なので白い子は自分が生贄になって居なくなる時、黒い子と自分を繋ぐたった一つのものを今でもずっと探しているのです。
「「元気でいますか。」「笑顔は枯れてませんか。」「他の誰かを深く深く、愛せていますか。」ずっと来るはずない君との日を願ったこと 鍵かけて。」
この「元気でいますか。」
「笑顔は枯れてませんか。」
「他の誰かを深く深く、愛せていますか。」
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
82 ななしのよっしん
2019/04/19(金) 22:15:02 ID: Hhmf1I7jZu
〜81から
「許すだけでも、耐え抜くだけでも ただ、きっと。そう、きっと 誰も変われないこと。 傷付けない弱さが生きられないほど 大きく育ったの。」
ここは、「(アザレア本島のしきたりを)許すだけでも」、「(明日に会えなくなるかもしれないという苦痛に)耐え抜くだけでも」、その未来は変えられない、その家族や他の人も何も変われない事を指している。
「傷付けない弱さ」は白い子が隠している事であり、それのせいで「生きられない」気持ちになる程、心が成長したと見られる。(絵で全てを通して白い子と黒い子が少女のままでいる事から)
「覚えていますか、初めて会ったことも、 君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような この朝焼けで あの日のように君はまた 素敵に変わってゆく」
ここの「覚えていますか、初めて会ったことも、 君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような」は「」がついていない。つまり、黒い子の心情を表しているとされる。
「君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような」は、白い子がついた嘘も、甘えてくれた事も、「傷付けたくない」という白い子の弱さも全て押し流してくれる様な朝焼けを意味しているとされる。
「あの日のように君はまた 素敵に変わってゆく」は、あの日=白い子が結婚式のベールを被っていた日かと。(おそらく結婚式のベールを被せた日の次の日以降に殺害したとされる)
「愛を歌った 大地を蹴った 今、「最低だ」って殺した最後も 不完全だって不確かになって ほら蹴っ飛ばして、ないや。」
「愛を歌った」の部分は、結婚式のベールを被せた日に歌ったとされる。
「大地を蹴った」は白い子とアザレア本島から孤島へ逃げる時だとされる。
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83 ななしのよっしん
2019/04/19(金) 22:33:23 ID: Hhmf1I7jZu
〜82から
「愛していました。 最後まで、この日まで。 それでも終わりにするのは私なのですか、 君の幸せな未来を、ただ、願ってる。」
「愛していました。」は黒い子の言葉ととる事ができます。
「君(白い子)を殺してしまった。でも愛していました。」と解釈できる。
「最後まで、この日まで。」の「最後まで」は、「君の最後の時まで」、「この日まで」は、「君を埋めた日まで」と考えられる。
「それでも終わりにするのは私なのですか、」は、「離れたくない、一緒にいたい。でも、それを終わらせるのは、私しかいないの?」という黒い子の嘆き、悲しみが現れる。
「君の幸せな未来を、ただ、願ってる。」は白い子の言葉と考えられる。「私は死んだ。けれど、愛しい君が幸せな未来を辿る事を、ずっと願ってます。」という風に解釈できる。
「君のいる世界で笑ったこと、 君の見る未来を恨んだこと、 君の声、温もり、態度、愛のすべてに さよなら。」
「君のいる世界で笑ったこと、 君の見る未来を恨んだこと、 君の声、温もり、態度、愛のすべてに」は、時がたった白い子の何回目かの命日に言ったとされる。
最後の「さよなら。」は黒い子が白い子に別れを告げると言いたいんですが、俺はこの後、黒い子は白い子の後を追い、自殺行為するのではと思います。
愛していた白い子を自分の手で殺してしまい、罪悪感と独りぼっちの虚無感に押し潰され、遂には心を壊して自殺をする。俺にはそう思えます。
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最終更新:2024/03/29(金) 23:00
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