概要
バトルドームといえば、ニコニコオールスターズ入りしながらも未だ誰得ジャンルの1つとされ、
長きの間「需要<供給」状態が続いている、ニコニコでも稀に見る謎ジャンルである。
そんな中、季刊バトルドームランキング #6 【2010年1月~3月】にて歌ってみた動画がランクイン。
その記念すべき出来事を祝福したかったのか、突如1人の歌い手が立ち上がる。
彼が歌ってみたのは・・・そう、バトルドームランキングだった・・・。
考察
まず、ランキングを丸々「歌ってみた」ということ自体、数多くの動画が投稿されているニコニコでも稀に見る光景である。これは単に誰得という一言で済ませられるようなことではなく、ランキング動画を歌ってみたシリーズの開祖として、これから未来永劫語り継がれていくことになるであろうことは想像に難くない。
そしてもう1つ、彼はこの動画の中で実に多くの「歌ってみた」に挑戦している。これについてはニコニコメドレーシリーズのようなものでも様々な楽曲が同時に歌われているので決して珍しくはないかもしれない。
しかし、ランキングに登場する動画は必ずしも歌であるとは限らないため、単純な歌唱力だけでなく、様々な状況、場面等を想定した演技力や構成力なども問われる事になる。そのため、当シリーズを歌い上げることは、歌い手たちのスキルアップに繋がり、同時にランキング動画製作者にとっても大きな刺激になるであろうということを忘れてはならない。
また、ランキング動画の特性上、どのようなタイミングで、どのような動画が、どこから再生され始めるのかを把握するのは想像以上に難しい。それはつまり、歌うタイミングをどうとるか、これまでとは違った形で歌い手の腕が試されるのだ。
言葉を代えれば、ランキング動画を歌うには時間感覚とリズム感覚が必要不可欠なため、それによってタイムマネジメントと生活リズムの改善にも繋がり私生活にも好影響をあたえるという、ニコニコ動画全体に衝撃を与えて然るべき効能も見え隠れしているのだ。
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関連項目
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