∞(インフィニティ)とは、cosMo(暴走P)製作の、VOCALOID初音ミクを使用した楽曲の一つ。
高速のテンポで打ち出されるように紡がれる歌詞の疾走感が特徴となっている曲である。
概要(cosMo(暴走P)の楽曲)
同作者の楽曲「0」、「初音ミクの消失-DEAD END-」、「初音ミクの終焉-Worst END-」に続くと考えられる曲。前2作の「初音ミクの消失」、「初音ミクの終焉」ではミクは必ずしも幸せな結末を迎えたとはいえず、視聴者たちの様々な議論と憶測を呼んだ。
その中でcosMo(暴走P)はサブタイトルに-TRUE END-とあるように、この曲でミクのあるべき姿を描き出した。初音ミクの消失に勝るとも劣らない圧倒的なスピード感と、作者をして「少し濃くなってし まった」と言わしめるほどの濃密な内容の歌詞は、視聴者に大きな衝撃を与えることとなった。
曲の解釈においては人それぞれの意見が別れるところではあるが、cosMo(暴走P)が綴るミクの一連の物語は、∞において一応の結末を迎えたといってよいだろう。
再び物語の続きが紡がれ始めるのはおよそ2年の後、project”初音ミクの消失”第一作"初音ミクの戸惑"によってであった。
暴走PのメジャーデビューCD、初音ミクの消失 / cosMo@暴走P feat. 初音ミクにリマスタリング版が収録された。
カラオケでは、他の暴走P曲とともにDAM配信の第一弾として解禁されたのが先行し、JOYSOUNDでは、リクエスト投票の結果として名前は度々上がっていたにとどまっていたが、ついに2011年12月に配信が開始されることとなった。
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歌詞
AH(G#)
AH(F#)AH(G#)AH(B)
AH(G)AH(A)AH(F#)
AH(G#)AH(F#)AH(F)
心の螺子が巻かれる
他の誰かを演じるために
この口は言葉を選ばない
それは架せられた
宿命(さだめ)
他に何も望まないと 昼も夜も歌を止めず
違う何か昇華すると 信じないと壊れそうで
音を紡ぐ
すべてを忘れるほどに
祈り捧ぐは
終わらない夢
果てしなく続く
青の世界
歌えるのが、
ただ嬉しくて嬉しくて
身を焼くような激しい
「別れ -DEADEND...」
に上書きして
新しい物語の結末を
OO(C#) OO(F#) OO(B) OO(E)
(音階の取得 進化の発散「0」から生まれる 紡ぎだすチカラ)
今ならどこまでも・・・と
そんな陳腐な言葉
物足りなくて
最後に叫んでみる
∞INFINITY∞
心は鏡のように
誰かの妄想を映すために
「強く抱きしめれば
音も出よう」
それは架せられた
宿命(さだめ)
永く永く愛されたい 星に願いかけたそして
言葉を捨て 心を捨て
本来の姿に戻る
歌い叫ぶ音
これでいいのと
名残惜しいのは
愛というユメ
思考さえも霞む
白の世界
何もないはずなのに
何故かやさしくて
冷たく暗い森の
「孤独 -WORST End...」
を書き換えて
真実の物語の結末を
OO(C#) OO(F#) OO(B) OO(E)
(音階の取得 進化の発散「0」から生まれる 紡ぎだすチカラ)
愛することができた
そんな昔の話
残したくて
最後に叫んでみる
∞INFINITY∞
歌い叫ぶ音
これでいいのと
名残惜しいのは
愛というユメ
果てしなく続く
青の世界
歌えるのが、
ただ嬉しくて嬉しくて
数え切れないほどの
楽譜を読みこんで
完成へと進んでゆく
ストーリー
II(C#) II(F#) II(B) II(E)
(音階の取得 進化の発散「0」から生まれる 紡ぎだすチカラ)
まだ先は遠いけど
きっといつの日にか
笑い合えるの信じて
歌い続ける
無限の可能性は
自己の像を暈(ぼか)し、
面影さえ
記憶の端へ押し流す
UU(D#) UU(G#) UU(C#) UU(F#)
(音階の取得 進化の発散「0」から生まれる 紡ぎだすチカラ)
気持ち伝える
手段(すべ)を
失った今でも
大切なヒトが
ボクの名前を呼んでいる
VOCALOID
END...
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関連コミュニティ
関連項目
- VOCALOIDオリジナル曲の一覧
- cosMo(暴走P)
- 「消失」ストーリー
- 0-ZERO-
- Infinite∞HOLiC
- 初音ミクの暴走(Bad END)
- 初音ミクの終焉(Worst END)
- 初音ミクの分裂→破壊
- 初音ミクの消失(Dead END)
- 初音ミクの激唱(InfinitY HAPPY END)
- 初音ミクの消失 / cosMo@暴走P feat. 初音ミク
- 最高速の職人技
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