『かんぱねら』は2009年5月13日に投稿された、挫折P作詞・作曲のオリジナル曲である。メインボーカルは初音ミク、バックコーラスに鏡音リン・レンを起用している。
概要
タイトルは「鐘」を意味するイタリア語(la Campane
発表時から好評を得ているが、ニコニコ動画のトップページに取り上げられたのをきっかけに、再生の伸びが加速している。
歌詞(作者がブログで配布しているテキストを引用)
雨上がりアスファルト
大きく息を吸い込んで
駆け足で飛び出した
伸びる影重なっていく
やっと気づいた君の横を
風の音に乗せて
わたしの声が流れた
少しはにかんだ君が
ゆっくり足音を止めたら
世界中が少しだけ
優しい色になった
まるで呼吸をするみたいに
君が傍に居るのが自然過ぎて
そういう事だと
わたしは気付いてしまいました
もう何年も同じ道
一緒に何往復したのかな
当たり前の風景画
曖昧で分かりません
わたしにも分かってる事は
わたしが私でいれる場所
世界でたった一つの
君の隣だったんです
当たり前の事も
当り前じゃない事も
きっと楽しくなるよ
もっと楽しくなるよ
ぼんやりと君の顔が
頭に浮かんで消えていく
そういう事なんだと
わたしは気付いてたんです
気付いてしまいました
もう何年も同じ道
一緒に何往復したのかな
当たり前の風景画
曖昧で分かりません
一年後も同じ道
笑って歩いていけますように
世界中に飛んで行った
私を集めるよ
もう一つの「かんぱねら」
この作品はもともと、作者が中心になって結成したバンド「びっぐまんず」のために書き下ろされたもので、VOCALOID版はセルフカバーである。バンド版は同じメロディーでも曲の印象が全く変わり、歌詞も違っているので、聴き比べてみると楽しい。作者のウェブサイト「Dekadai.net」でMP3データと歌詞テキストが配布されている。
関連項目
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