先導エミとは、TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード」の登場人物である。誰?
概要
お嬢様学校である宮地学園初等部に通う小学6年生(1期時点)。誕生日は9月27日の天秤座で血液型はB型。
主人公である先導アイチの妹である。
また、アイチ、エミの兄妹には母親の先導シズカ(CV:篠原恵美)と、父親(未登場)がいる。
ただ、謎のままである父親に関しては、原作者の伊藤彰によると「普通の人」だそう。
エミには同じ学校に通う飛田マイ(CV:石上静香【1期】→大久保瑠美【2期】)という大の仲良しがいる。
エミがヴァンガードを始めてから、(恐らくエミが誘って)一緒にヴァンガードをやっているようである。
2人で登下校したり、一緒にショップ大会に参加するなど大の仲良し。
また、4thEDから、エミとマイが一緒に登場するカットが連続して登場している。
おどおどしていて頼りない兄のことを心配しており、毎朝なかなか学校に行こうとしないアイチに声をかけていた。
その心配ぶりは、アイチが声を掛けなくても学校に行くようになり、帰りが最近遅くなったという話を聞いただけで兄の学校まで様子を見に行ってしまうほどである。シスk…ブラコン?
また、雑兵の森川カツミや井崎ユウタを凶悪な不良、カードキャピタルを不良の溜まり場と勘違いイメージしたり、森川との初ファイトでの脅威のイメージ具現力や、レアな鳥であるエミューを簡単にイメージしたりと、なかなかのイメージ力を持っているようである。
アイチ、ミサキと並ぶヴァンガード三大ヒロイン要員として今後の活躍に期待。
あと、カードキャピタルの店長には気をつけてもらいたい。
続編「カードファイト!! ヴァンガードG」
G2期「ギアースクライシス編」で多くのキャラクターが復活登場する中、第14話で遂に登場。
彼女のバックボーンは明らかになっていないが、大きく変わった様子はない。
変わらずカードキャピタル1号店に顔を出しているようで、ショップ大会では決勝に勝ち進み、主人公・新導クロノと対戦している。
ちなみに、原作者・伊藤彰のイメージボードでは櫂トシキの世話を焼いていた。
実際には櫂はG1期時点では海外に遠征していたため、設定は採用されていないと思われる。
エミから生まれたいいイメージの数々
彼女のイメージ力は高い水準を誇っているようで、ヴァンガードのヴぁの字も知らなかった頃からその片鱗を現している。
しっかり者の本人の性格とは対照的に、その高いイメージ力は意外にも主にボケ方向に発揮され、そのイメージ結果は実際のものと比べるとだいたいあってない。
不良の溜まり場で絡まれるアイチの図(第3話)
いつもと様子が違うアイチを心配し尾行したところ、森川・井崎に会って怪しい店・カードキャピタルへ連れられる姿を目撃したことで頭をよぎったイメージ。
このイメージが元で店に乗り込んだことで、結果的にヴァンガードと初めての出会いを果たすのだが、そのイメージはどちらかというと2話も前のものである。でも店長は実際ちょっと怪しいかも。
花畑に囲まれた惑星クレイ(第15話)
初のファイトで、森川に「イメージしろ!」と言われたままに思い描いた惑星クレイの姿。
どこにあるかも分からないお花畑に降り立ってしまったエミの霊体に森川は困惑。エミちゃんマジお花畑。
それでも、森川に呼び戻されイメージの波長をすぐ合わせる辺り、彼女のイメージ力は相当なものであることが伺える。
そもそも惑星クレイ自体に詳しい設定があるのかどうかが既に謎だが…。
謎の怪鳥・エミュー(第19話)
エミが自分の名前を聞き間違えて思わず頭の中にコールしてしまった正体不明のユニット・エミュー(ダチョウみたいな実在の生き物。CV:榎本温子[要出展])。
そのイメージはエミ自身の中だけにとどまらず、本人に成り代わり他人の脳内結婚式にまで代理出席するというでしゃばりっぷりを見せ付けた。
この一件のせいで、エミ本人にエミューさんという新たな愛称が生まれたとか生まれなかったとか。
ヴァンガードファイターとしての活躍
第15話から満を持してヴァンガードファイト初体験。お相手は我らが雑兵最強、森川カツミさん。
デッキはしゅしゅしゅには扱いづらいとされる戸倉ミサキのものを借用。
そのプレイスタイルはまさに「かわいいは正義」。
とにかく可愛い絵柄のユニットをプッシュし、そうでないものは意地でも使わないという、彼女らしいといえばらしいこだわりを持つ。
自分のユニットがダメージを受けたり場から離れるのを嫌い、初めてアタックされた時には、自らの身を挺してカードをかばう、掟破りの「ダイレクトガード(物理)」を使用した。
この技?を使ったのはヴァンガード史上恐らく彼女だけである(さすがにルール違反のため止められたが)。
その後、お姉兄さん顔負けのトリガー運を発揮し、同じく珍しくカード運の良かった「森川最強軍団」を破り初戦を制した。
初ファイトではそんな感じでファイターとして初々しく半人前感のあった彼女であったが、第25話で戸倉ミサキとトライアルデッキを使ってファイトしたときには、かつてフィールドから離れるため、頑なに使わなかった『ロゼンジ・メイガス』のブーストを使うなど、より勝ちを意識したファイトに臨んでいた。
ユニットに愛着をもちファイトを楽しむ心、そして可愛いユニットが好きな性格はそのままに、ミサキや店長から「もう一人前のカードファイター」「この調子ならかなりのヴァンガードファイターになれる」とお墨付きを貰うまでに成長していたようだ。
ヴァンガードを通じて人間的にも成長して手が掛からなくなった先導アイチに負けられないという思いから、戸倉ミサキを目標にファイターとしての高みを目指す。
あえてアイチを直接目標にしない辺り、彼女が自分の姉兄を普段からどう思っているのかが伺えるかも知れない。
実は、先の2戦とも自分で組んだデッキでは戦っていない(どちらもその場にあったデッキを使っている)。
森川戦の後に、次は自分でデッキを組むと言っていたが、彼女自身のデッキがお目見えするのはいつになるのだろうか…。でも可愛いの以外も使ってやって下さい。
と思っていたら、第37話にてついに自作と思われるデッキ(オラクルシンクタンクとバミューダ△混合)で葛木カムイとファイトした。
やはり可愛いユニットばかりのデッキであったが、お姉兄さんの運を吸い取ってるとしか思えない程のトリガー運でカムイを圧倒した。
その後、第51話~52話にて、≪バミューダ△≫で構築されたデッキを使用。彼女なりに可愛さと強さを求めたデッキを研究していたようである。
そして、ショップ大会では勝ちまくり、ジュニアの部で優勝するという快挙を成し遂げた。もうアイチより強いんじゃね?
以後、作中では≪バミューダ△≫使いとしてファイトするようになり、メインストーリーに関わるファイトこそしないが、意外な実力者として存在感を示していた。劇場版「ネオンメサイア」でも少しだけファイトが描かれている。
「ヴァンガードG」でもそのファイトスタンスは健在であり、クロノに一つのきっかけを与えている。
デッキ構成
上述の通り、惑星クレイで高い人気を誇るアイドルグループ≪バミューダ△≫で構成されたデッキを使用。
全てのアイドルがマーメイドであり、多種多様なアイドルが存在する萌えクランである。
自分の場にいるリアガードをバウンス(手札に戻す行為)することを得意とした戦術をとる。
普通に使ってはあまり意味がないが、登場したときに発動する能力の再利用や、手札に戻されたときに発動する能力と組み合わせることによって真価を発揮する。
その反面、全体的なパワーは若干低めになっている。
リンクジョーカー編では「PR♥ISM」デッキを使用。リミットブレイクを主体とし、バウンスを起点としたパワーアップに長けた名称デッキである。
G2期では名称サポートの加わった「パシフィカ」デッキを使用。
よく使用するカード・切り札
余談
G2期で新主人公・新導クロノと共演したが、エミの担当声優である榎本温子氏はこの共演がきっかけとなり、クロノ役の石井マークと交際を始め、2016年3月7日に結婚を発表した。そのため、二人の結婚は「ヴァンガ婚」などと言われ、原作者の伊藤彰がエミとクロノのツーショットイラストを記念に贈っている。
戦績
アニメ本編で勝敗がはっきり描かれている対戦成績のみを挙げる。
通算戦績は、6戦5勝1敗(第52話公開現在)
対戦相手 | 勝敗数 | 話数 |
森川カツミ | 1勝0敗 | ○第15話 |
戸倉ミサキ | 0勝1敗 | ●第25話 |
葛木カムイ | 1勝0敗 | ○第37話 |
飛田マイ | 1勝0敗 | ○第51話 |
中西 | 1勝0敗 | ○第52話 |
右野レイジ | 1勝0敗 | ○第52話 |
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関連項目
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