gooとは、NTTレゾナントが運営するポータルサイトである。
概要
gooの名前は、「global network が無限大(∞)に拡大し続ける」が由来である。
当初はNTTグループの提供するWebサイト「G-Square」内のサービスの1つとして、NTTアドの提供する検索システムを使用したサーチエンジンが置かれていた。
初期はライバルのYahoo! JAPANとも提携しており、検索エンジンの提供を行っていた時期もある。
1999年にNTTレゾナントの前身であるNTT-XをNTTコミュニケーションズの子会社として発足させ、本格的なポータルサイトとしてスタートを切った。
当時としては珍しいWebメール「gooメール」、ニュースや天気予報などで企業と提携した「gooホットチャネル」、ショッピングモール「gooショップ」、三省堂と提携したポータル初の無料辞書サービス「goo辞書」など、次々と新しいサービスを打ち出していった。
2003年12月よりGoogleと戦略的提携を行い、現在も検索エンジンはGoogleのものを使用している。
子供(小学校低学年以下)向けに提供しているキッズgooなどにおいては、ロボット型検索エンジンにフィルタリング機能が付けられていて、小学生に不適切なサイトを遮断している。
さらに自動振り仮名表示機能も付いており、総ルビ表示する事によって小学生には難読な文字でも読めるように配慮されている。
goo.co.jp
ちなみに現在のgoo.ne.jpから遡ること3年前、1996年からgoo.co.jpというドメインで、現在で言うネットアイドルのような女子高生ユニットのホームページが立ち上がっていた。このサイトはしばらく女子高生アイドルのホームページとして稼働していたが、1999年にNTTがgoo.ne.jpドメインでポータルサイトを開くやいなや(3月頃)、わずか半年という速攻ぶりでアダルトサイトに転身した。その後、2000年にはNTTが調停を申請し、2001年頃には訴訟を提起され、アダルトサイトながら「NTTよりも昔から運営している」という抗議文をトップページに載せるなど異色の運営を行っていたが、2002年に敗訴が確定。goo.co.jpのドメインはNTTへと移管され、現在は使用されていない。
主なサービス
- gooメール - 日本のポータルサイトとしてはいち早く取り入れられたWebメール。無料版で2GBまで使用可能。
- goo辞書 - 三省堂提携の国語、英和、和英他の辞書サービス。
- gooニュース
- 日経goo - gooニュースとは別に作られた、日経新聞社との提携サービス。
- goo天気 - 日本気象協会提供の天気予報。
- goo乗換案内 - ジョルダン提供の乗換案内。
- goo旅行 - じゃらん・楽天トラベル・るるぶトラベル・宿プラザ・宿なび・やど上手・近畿日本ツーリスト・JTBなど、多数 の旅行サイトと提携したサービス。
- 教えてgoo! - goo利用者同士で質問・回答が出来る相談所。
- gooスピードテスト - 利用者の通信速度を計測出来るサービス。
- gooブログ - 無料版で3GBまで使用可能なブログサービス。gooアドバンス版では1TBまで容量を拡張出来る。
- gooホーム - SNSサービス。
- gooショッピング
- gooオークション
関連項目
外部リンク
- 7
- 0pt