『かぐらまいまい!』とは、あひるによる4コマ漫画作品である。
概要
『まんがタイムきららキャラット』にて連載。2019年1月号、2月号のゲスト掲載を経て、2019年5月号から2021年7月号まで連載された。2020年3月27日に単行本第1巻が発売された。
「御神楽(おかぐら)」の部活動に取り組む女子高校生の日常と、少しずつながらステップアップしていく活動内容、友情を越えようとする何かを描く。
あらすじ
高校生になった一宮こふく(いちのみや - )は、入学式の日の朝、参拝に行った神社で御神楽を舞っていた花守美夜(はなもり みや)と出会う。美夜はこの神社の娘で巫女をやっており、こふくと同じ幸魂高校(さきみたまこうこう)の 新入生だった。こふくがその御神楽の美しさに魅せられて自分もやりたいと思っていると、和服姿の不思議な女性が現れ御神楽を一緒に踊らせてもらい、「きっと御神楽ができる」と助言をもらう。
こふくと美夜は学校で同じクラスとなり、同じく御神楽に憧れを持っていたカンナとも出会い、御神楽をする部活「舞姫部」を作ると決める(そしてこの回の最後のコマは3人でのきららジャンプ)。部活動の設立には4名が必要だったためすぐには設立できなかったものの、美夜の家で練習し、その成果を披露すことでバレエ経験者のミコトの心を動かし、晴れて4人で舞姫部を結成する。
こうしてこふく達舞姫部は、楽しみながらも一歩一歩、御神楽の上達を目指して活動していく。
主な登場人物
- 一宮こふく(いちのみや - )
- 本作の主人公。高校1年生。3月3日生まれ。1年A組。天真爛漫な性格。舞姫部の部長。運動も勉強も苦手で中学の頃は何も打ち込めるものを持っていなかったが、美夜の舞う御神楽に出会い、御神楽が好きな一心で上達に向け頑張っている。
- 花守美夜(はなもり みや)
- 神社の娘で巫女。7月2日生まれ。こふくと同じ1年A組。小さいころから御神楽をやっている。基本的に常識人だが、神社の経営状態が芳しくないことから金銭が絡む話には敏感に反応してしまう。実はこふくのことが・・・?
- 赤城カンナ(あかぎ - )
- 9月7日生まれ。1年B組。 ネットにアップされていた美夜の幼少期の御神楽の動画を見て御神楽に憧れるようになった。周囲からはお嬢様なのではないかと思われている。御神楽にも詳しいが、こふくと同じく運動は苦手。
- 王子神ミコト(おうじがみ - )
- 11月11日生まれ。1年B組。 以前はバレエをやっていた。最初はこふくのおちゃらけた雰囲気を見て舞姫部を「遊び」だと思っていたが、1週間しっかり練習してきた舞姫部の御神楽を見て心を動かされ、舞姫部への入部を決める。
- 謎のお姉さん
- どこからともなく現れては、こふくに御神楽のアドバイスをしてくれる。こふくからは美夜の姉だと思われていた。記憶はおぼろげだったが美夜も小さい頃に御神楽を教わったことがある。
- 矢上咲耶(やがみ さくや)
- 10月16日生まれ。幸魂高校の先生で、舞姫部の顧問になる。ミコトの幼馴染。昔バンドでドラムを担当していたことから、神楽囃子の太鼓を担当する。
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関連項目
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