『久川綾のSHINY NIGHT』とは、文化放送でオンエアされていたエロラジオ番組である。
概要
黄龍の耳の番宣番組としてスタートしたこのラジオは、久川のフリートークをメインにしたオードソックスなすたいるを取っている。ラジオも当初は普通のアニラジだったのだが、久川の発言で現在の地位を築くことになってしまった。それは、番組がスタートしてから3ヵ月後のことであった。あろうことか、当時アイドル声優視されていた久川の口から「自分のウ〇コ踏んじゃった」という発言が飛び出したのだ。この発言のせいでリスナーから下ネタが殺到、下ネタOKとなってからは『緒方恵美の銀河にほえろ!』や『電撃大賞』と共に文化放送の一角を桃色に染め上げていった。このため、前述の番組と共に「青二三大エロ番組」「文化放送外道御三家」という美味しい酷い二つ名をいただくことになった。
しかし、この番組はただエロいだけではない。久川自身がそうなのか、あまり建前にとらわれないスタイルを初期から貫いており、葉書のネタも「ふーん」「あっそ」といって流すことも。これが逆にハガキ職人が切磋琢磨するきっかけとなったようで、下ネタ以外の質も向上したという(一枚のはがきに対し、一言終わらせてで次に流すことがあるので通常のラジオより読むハガキの量が多くなっているのだが)。また、リスナーの悩みに対してもスタッフと共に真剣に答えることもリスナーの心を掴んだ一因にもなっている。このように、久川自身の人間性と下ネタが融合したことで人気番組として1999年春の改変期まで文化放送のアニラジ枠を支え続けた。
人気の高い番組ゆえか、後日、スペシャルという形で復活を果たしている。こちらは年齢ネタがメインだった。多分、ゲストに来ている友人のせい。キャリアを重ねた声優ならではの生々しいトークに驚いた若いリスナーもいたに違いない。
番組にまつわるネタ
- この番組では久川によって「ありませんか」が「あ~りませんか」に変換される。さすが大阪娘。
- 男性ディレクターのA氏は誕生日に久川から金蛇精(いわゆるマカビンビンみたいな商品)をプレゼントされる。翌週、新宿で渋滞に巻き込まれて遅刻したが、プレゼントのせいでリスナーから「金蛇精飲んで歌舞伎町に行ったんじゃね?」といらぬ勘繰りをされてしまった。この番組なら仕方ないね。
- 番組中、ある男性から電話がかかる。当初はしらばっくれていた久川だったが、最終的には彼氏(現在の夫)からの電話であったことを自ら暴露した。なお、この様子は余すとこなくノーカットでオンエアされた。似た様な話で、久川が聞かれてもいないのに自ら自身のキス体験を暴露するということも。
- 久川のマネージャーが寝坊で遅刻したが渋滞で遅刻したと嘯いたことを問いただされたときの名言
僕の人生も渋滞中です。 - 最終回の理由はおめでたではない(つけてる発言から)。
- 小学生女子から「綾さんは、もう既にヤラれてしまったんですか?」という質問に「「ヤラれましたよぉ~」とマジレス。答える久川も久川だがその質問を投げかけた小学生女子も小学生女子である。しかも、この様子を「サンデージャングル」(全国ネット)でオンエアされていた。テレ朝自重しろ
- 最終回で「伝説の甘い吐息を」という質問に対し、本当に甘い吐息を披露。その上で「皆さん、今の録りましたか?テープに。今晩のオカズにいかーがですかー?」とのたまった。それにしてもこの人妻、ノリノリである。
- スペシャル放送では改めて17歳教に入信しないことを名言。
- 主な名物ハガキ職人に安眠魔こと小角氏(最終回までこれええやんけ大賞をスタッフと久川の陰謀により与えられなかった)、文芸部一のケーキ職人(後にケーキ屋開店を目指す)、はまじ(彼の名前が読まれる=久川爆笑フラグ)、ハピロ隆(本名暴露された人)、昼太郎(徳島転勤が栄転か左遷か議論になった人)、やまカド(二枚の久川綾等身大立て看板ネタといえば彼)、ミスターポスト(スーパーひとし君に似ている)などがいる。
- 当時、文化放送内では番組同士でボーリングをすることがブームになっていたが、この番組に負けたラジオ番組は、なぜか次の改編期を乗り越えられなかった。そして、対戦相手がいなくなった。犠牲者の中には『緒方恵美の銀河にほえろ!』も混ざっていた。どういうことなの・・・。
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関連項目
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