仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦とは、2023年12月23日より上映された特撮映画。
概要
年末恒例の仮面ライダーのクロスオーバー映画(通称冬映画)「MOVIE大戦」シリーズの第14弾。
公開時点の最新作『仮面ライダーガッチャード』とその前作『仮面ライダーギーツ』が共演する。ケミー化してしまった『ギーツ』のライダー達を元に戻す為のゲームが舞台となる。
今作は『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生』の様に『ガッチャード』本編と明確に物語が連動しており、TVシリーズでゲストキャラの先行出演や映画への伏線貼りなどが行われているほか、2号ライダーに相当する仮面ライダーマジェードが先行登場する。時系列上は第15.5話に相当し、公開以後に放送された第16話以降は今作の通過を前提としたストーリーとなる。
脚本は『ガッチャード』のメインライダーの一人である内田裕基が、監督は両作品に参加した山口恭平が担当。また、『ギーツ』全話を担当した高橋悠也も脚本監修として参加する。
あらすじ
ケミーの捜索を続ける一ノ瀬宝太郎たちと、ふたたび出現したジャマトに立ち向かう浮世英寿たちの前の突如として現れた"レベル10の最強ケミー"≪クロスウィザード≫。
彼の持つ不思議な魔法の力によって、桜井景和らがケミーの姿にされてしまった!
さらには同時に5体もの”レベル10最強ケミー”や、ギーツにそっくりな≪ギーツケミー≫も出現!
相次ぐ異常事態に戸惑う宝太郎たちと英寿、そしてケミー化した景和たちは、それぞれチームを組み【最強のケミー捕獲ゲーム】に挑む!
このゲームに隠された恐るべき目的とは。ギーツケミー出現の謎とは。
仮面ライダーガッチャードと仮面ライダーギーツは、待ち受ける難関をクリアすることができるのだろうか……!
映画オリジナルの登場人物・怪人
| キャラクター名 | 声優 | 解説 |
|---|---|---|
| クロスウィザード | 高橋李依(声) | レベルナンバー10の魔法使い型ケミー。他のケミーと異なり言語能力を持つ。デザイアグランプリのライダー3人をケミーに変えてしまい、解除の為の条件としてケミー捕獲ゲームを要求する。 |
| ギーツケミー | 白上フブキ(声) | 英寿の前に突如現れた謎のケミー。ギーツを思わせる白い狐のような姿で、度々英寿を守ろうとする。 |
| ビートルクス | KENN(声) | レベルナンバー10のカブトムシ型ケミー。ゼグドラシルの樹液が好物。 |
| リクシオン | 宮本充(声) | レベルナンバー10のライオン型ケミー。鬣から強力な電撃を放つ。 |
| テンフォートレス | 杉田智和(声) | レベルナンバー10の城塞型ケミー。抜群の破壊力を誇る大砲を装備した巨体の持ち主。 |
| ゼグドラシル | 甲斐田裕子(声) | レベルナンバー10の世界樹型ケミー。空間を自在に操作する能力を持つ。 |
| エクシードファイター | 天崎滉平(声) | レベルナンバー10のジェット機型ケミー。超スピードで空を飛び回る。暮らし易い住処を探す習性を持つ。 |
| 釘宮リヒト | 本宮泰風 | 錬金アカデミーに派遣された連勤連合の調査官。クロスウィザードを利用して事件を引き起こした張本人。その理由にはとある仮面ライダーが関わっていた。 |
| ウィザードマルガム | 釘宮がクロスウィザードを取り込みマルガムへと変貌した姿。 | |
| ギーツキラー | ウィザードマルガムがギーツケミー等を取り込んで変化した、ギーツⅨがジャマト化したような姿をした怪物。 |
TVシリーズからの登場人物
『仮面ライダーガッチャード』より
- 一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード(演：本島純政)
- 九堂りんね/仮面ライダーマジェード(演：松本麗世)
- 黒鋼スパナ/ヴァルバラド(演：藤林孝也)
- 銀杏蓮華(演：安倍乙)
- 鶴原錆丸(演：富園力也)
- ミナト(演：熊木陸斗)
- 一ノ瀬珠美(演：南野陽子)
- 九堂風雅(演：石丸幹二)
- ホッパー1(声：福圓美里)
『仮面ライダーギーツ』より
- 浮世英寿/仮面ライダーギーツ(演：簡秀吉)
- 桜井景和/仮面ライダータイクーン/タイクーンケミー(演：佐藤瑠雅)
- 鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ/ナーゴケミー(演：星乃夢奈)
- 吾妻道長/仮面ライダーバッファ/バッファケミー(演：杢代和人)
- ツムリ(演：青島心)
- ジョン(演：トム・コンスタンタイン)
スタッフ
- 原作 - 石ノ森章太郎
- 脚本 - 内田裕基
- 脚本監修 - 高橋悠也
- 監督 - 山口恭平
- 音楽 - 高木洋、佐藤俊彦
- アクション監督 - 藤田彗
- 特撮監督 - 佛田洋
- 「ガッチャード/ギーツ」製作委員会（東映、テレビ朝日、東映ビデオ、ADKエモーションズ、木下グループ、バンダイ）
関連項目
関連リンク
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