疋とは、以下のように物を数えるときなどに使う語である。匹と同じ使われ方をする。
- 疋(ひき) - 動物を数えるときの助数詞。匹と同じ。現在では匹のみが使われる
- 疋(ひき、き) - 2反つづきの反物のこと。匹と同じ
- 疋(ひき) - 通貨を数えるときの単位。鎌倉時代から江戸時代にかけて使われた。匹と同じ
- 疋(むら) - 巻いた織物を数えるときの助数詞。匹と同じ
漢字として
- 意味
- 足、という意味があり、他にもいくつかの意味がある。
- 字形
- 膝から下の脚の象形。〔説文解字〕に「足なり。上は腓腸に象り、下は止(あし)に從ふ」とあり、足のことで、上はふくらはぎに、下は足趾の象形とある。篆文は足の字とほぼ同じ字形。
- 音訓
- 音読みはショ、ガ、ヒツ、訓読みは、あし、ひき。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 疋は部首疋部を作る。意符として脚を表す。偏に置かれると𤴔という形になる。
- 声符
- 疋を声符とする漢字に、胥、䝪、楚などがある。
- 互換文字
- ⽦はUnicodeにおいて疋と互換とされる字で、部首としての疋を表す。
- 語彙
- 疋練
- 2
- 0pt