基礎データ
- 面積……908.39km²
- 総人口……89,561人(推計人口、2024年2月1日)
- 人口密度……98.6人/km²
- 隣接自治体……盛岡市、北上市、遠野市、奥州市、宮古市、和賀郡西和賀町、岩手郡雫石町、紫波郡紫波町
- 市の木……こぶし
- 市の花……ハヤチネウスユキソウ
- 市の鳥……フクロウ
概要
2006年(平成18年)1月1日、(旧)花巻市、稗貫郡石鳥谷町、大迫町、和賀郡東和町が合併し、新たな花巻市が誕生した。
江戸時代、奥州街道から続く街道の宿場町、北上川の河港として栄えた。
現在は東北新幹線新花巻駅、東北自動車道、東北横断自動車道(釜石自動車道)、そして岩手県内唯一の花巻空港を有するなど、岩手県における高速交通網の要として発展を遂げている。花巻インターチェンジにある、宮沢賢治の『月夜のでんしんばしら』をイメージして設置された怒涛の案内看板は『ナニコレ珍百景』で取り上げられたこともありそこそこ有名。
西に奥羽山脈、東には北上高地の山並みが連なる肥沃な北上平野にあり、 四季折々の美しい自然を体感できる。
気象条件は、北上川を挟んだ低地帯の東部では内陸型盆地気象が強く、 特に夏場における昼夜の温度差は大きい。冬期は比較的温暖で積雪量が少ない。
西部の奥羽山麓は寒冷多雪の気候で、 12月から3月の間は雪が積もるが、 奥羽山麓が間にあるため、日本海側と比べるとやはり積雪は少ない。
岩手名物「わんこそば」発祥の地。その他の郷土料理では、にんじんなどを昆布で巻いて瓜に詰めた「金婚漬け」や、酢漬けの野菜で鯛を模った「鯛の酸物」、ひな祭りに食される「きりせんしょ」などがある。
出身者としては日本を代表する童話作家の一人である宮沢賢治が有名。市内には宮沢賢治童話村や宮沢賢治記念館など、ゆかりの施設が多く存在する。
有名な祭事は、一年を通して行われる「早池峰神楽」や風流山車と神輿が練り歩く「花巻まつり」など。
「成島和紙」や「鍛冶丁焼」、「南部こけし」、「花巻傘」などが代表的な伝統工芸品。
全国的には、野球の強豪校で大谷翔平を始めとする野球選手を輩出している花巻東高等学校があることで知られる。
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関連静画
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関連項目
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