「谷口ひとみ」とは、
1.福岡県出身の夭折の女性漫画家。
2.大阪府出身の植物研究者・絵本作家。
3.滋賀県出身の女性演歌歌手
である。本記事では1の漫画家「谷口ひとみ」について記載する。
概要
谷口ひとみ(1948年4月6日生)とは、福岡県出身の女性漫画家である。
高校在学中の1966年、中世ヨーロッパ風の世界の城で働く見た目は不器量だが真面目な女性エリノアを主人公にした漫画「エリノア」で第4回少女フレンド新人まんが賞で入選。同作が週刊少女フレンドに掲載されて漫画家デビューした。なおその表紙には「17さいのおねえさんまんが家 谷口ひとみ」と記載されていた。
「エリノア」の内容は、真面目だが不器量なエリノアが魔法によって美しい女性に变化した後、王子と知り合うもその正体を王子に知られ、エリノアを受け入れられない事に罪悪感を抱く王子の為に地下牢に幽閉されたエリノアは自殺するという救いようの無い話で、17才の女子高生が超絶ブサイクで訛っている主人公の孤独と苦悩を描いたうえでハッピーエンドにしないという衝撃的な内容の作品を描いた事から、萩尾望都らと共に将来を期待された。
しかし、講談社で行われた処女作「エリノア」の第4回少女フレンド新人まんが賞授賞式に出席した後の1966年4月10日。18歳になって数日後「エリノア」1作のみを残してこの世を去った。
当時は、帰宅後に急性腎臓炎で倒れてそのまま亡くなったとされていたが、後年、恋慕していた高校教師に失恋した事を苦に自殺というエリノアを思いおこさせる最期であった事が公表された。
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関連項目
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