Hotel Moonsideとは、2015年2月4日発売のCD「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 034」に収録されている楽曲である。歌は「速水奏」。
概要
楽曲情報 | |
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曲名 | Hotel Moonside |
作詞 | BNSI(MC TC) |
作曲・編曲 | BNSI(Taku Inoue) |
BPM値 | 129 |
タグ | Hotel_Moonside |
井上拓氏が作詞・作曲を手掛けた本格的なEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)。
「ねえ見て ほら綺麗な月だね」
と、知っている人にとっては夏目漱石のエピソードを彷彿とさせるロマンティックな歌詞から始まるが、その直後に、
「そう 今から 関係なくなる」
とばっさり切り捨ててしまう大胆な歌い出しには誰もが動揺してしまうことであろう。そんな感情の読めないおそらく奏本人であろう人物に、「手錠の鍵」などという危なげなキーワードとともに主導権を握られたまま、
「私だけにそのメロディ耳元で奏でてよ 聴かせてほら 今夜 今夜 今夜」
とアダルティックなサビへと繋がる。クールでどこか現実離れした雰囲気を持ち、高校生らしからぬ大人っぽさがある速水奏を知る人ならば、イメージにピッタリだと思う事であろう。
アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ)では第22話の開幕にて、ごく短いながらもライブシーンが描かれた。
iM@Sライブ
CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会にてライブ初披露され、大きな話題を呼んだ。
井上拓氏がライブ用にあつらえた新イントロとバックダンサーズのダンスで既に会場のボルテージはMAX、飯田友子氏の完璧かつ圧倒的なパフォーマンスは1万7000人が詰めかけた幕張メッセの空気を支配した。歌が終わった後の大歓声は止むことが無く、次の曲が始まるまで続いた。ライブ後の井上拓氏ツイートにずらずらと並ぶ返信からその興奮度合が見て取れるだろう。
- ライブ終了直後からtwitterでトレンド入りし、その後6時間入りつづけた。
- Amazonで前日比約2000%アップの売上げを記録し、人気ランキング1位に。
- 多くのネットショップやCDショップでも売り切れが続出
等々、その反響は大変なものであった。
Extended Live Version
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https://twitter.com/ino_tac/status/679680436319039488
井上拓氏の意味深なツイートと共に、2015年12月24日にExtended Live Versionが配信された。こちらは3rdライブで披露されたオリジナルイントロを加え、歓声やエフェクトを追加したライブ風のバージョンである。ジャケットの背景も3rdライブの実写画像になっている。
この時点ではアイドルマスターの公式から何の発表も無かった事もあり、クリスマスプレゼントだとtwitterで大盛り上がりして再びトレンド入りしている。
セールスも好調で、
- iTunes - トップソング総合2位、アニメカテゴリ1位
- amazon - デジタルミュージックの売れ筋・新着・人気度ランキング全てでアルバム・楽曲ともに1位
- mora - シングル2位、アルバム1位
といった売上げを記録した。たった一度の披露でこれだけの反響があったのだから、ライブでのインパクトがどれほどの物だったのかが窺い知れる。
なお、「インストの方はCDよりさらにフロア向きのマスタリングになってるので、ぜひ聴き比べてみてください。」との事なので、クラブサウンドに興味を持ったのならこちらも要チェックである。
スターライトステージ
曲タイプ | クール曲 | |||||
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DEBUT | REGULAR | PRO | MASTER | MASTER+ | LIGHT | TRICK |
9 | 14 | 19 | 27 | 27 | 7 | 18 |
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)では、2016年4月8日のアップデートで配信。プロデューサーレベルを50以上にしたうえで、ストーリーコミュの第25話を達成することで解放される。
PROとMASTERには「極短の長押しの後にフリック」という譜面が登場している。これを取るには、極短の長押しは長押しと思わずにすぐにフリックで動かしてしまってよいのだが、長押しのところにちょうど指を合わせてからフリックしないとMISSになることに注意する必要がある(デレステでは、例えば右向きのフリックのアイコンがある場合はアイコンよりも左から指を動かし始めても取ることができるのだが、この場合はちょうどそこから始めないとならない)。
さらにMASTERは「2ノートだけの長さで両指が交差するフリック」も特徴的(交差するフリック自体は「ゴキゲンParty Night」MASTER+などでも存在したが、2ノートだけの長さで、というものがこれまでなかった)。キスマークを作ることをイメージしたものと思われる。なお、両指を交差させずとも、片手で素早く動かして取ることも可能(参考動画)。
MASTERはこれら以外にもフリック地獄というにふさわしい譜面となっており、「フリック→長押し→フリック→長押しの繰り返し」「道玄坂(端から端への折り返しフリックの連続)[1]」などもある、プレイヤーを困らせるフリックだらけの譜面である。フルコンボともなればさらに困難。中の人(飯田友子)は「(MASTERの譜面は)何が起きてるのかよくわかんない」と言っている。
2018年10月8日にMASTER+が追加されたが、楽曲レベルがMASTERと同じ27。デレステでMASTERとMASTER+の楽曲レベルが同じ曲はこれが初となる。こちらは序盤からいきなりX字フリック、からのスライドマシマシな構成になっており、リズムアイコン数はMASTERより少なくなった。なお、「KISS,KISS」の部分は変則K字スライドになっており、より拾いにくくなっている。
関連動画
関連商品
Extended Live Version
関連コミュニティ
関連項目
脚注
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