STARTING GATE! -ウマ娘 プリティーダービー-とは、Cygamesによるメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の漫画作品である。全6巻。
概要
『ウマ娘 プリティーダービー』のコミカライズ第2弾作品。作画はS.濃すぎ。
Web漫画サイト「サイコミ」にて2017年3月25日より、概ね1~2週間ごとに更新されていた。現在単行本以外にサイコミでも購読可能。
本作はスペシャルウィークがトレセン学園に転入するところから物語が始まるなど、序盤の展開がアニメ第一期と近い展開や雰囲気で進むことから、ある程度同作品をベースにアニメを制作したように感じられる部分も見受けられる。その一方で、アニメ第一期放送前に連載開始ということもあって、設定面で現在のアニメやゲームと異なる点も多い(オグリキャップが腹ペコキャラを隠す、サイレンススズカとエアグルーヴが同期ではない等)。こういった点を現在の『ウマ娘 プリティーダービー』との設定や作風・雰囲気を比較し、相違点や共通点を探す、という楽しみ方ができる作品とも言える。
作中にはアニメ第一期放送前に実装されていたキャラクターたちが登場し、アニメ第一期でいうチームスピカのメンバーたちが物語の中心となっている。スピカのメンバー以外では、寮長を務めるフジキセキやヒシアマゾンらの登場回数も多い。
アニメ第一期放送終了後、ゲームの配信開始が延期し続けたことで、一時期公式からの供給が同作と『うまよん』のみという状態がしばらくの間続いていた。2019年11月23日、第40レース「STARTING GATE」の更新をもって同作は連載終了。これに伴い公式からの供給が「うまよん」のみとなっていた時期もあった。
単行本
単行本は講談社(レーベル:サイコミ)から刊行。2019年までに4巻が紙媒体で発売されたが、4巻発売以降しばらく単行本発売の動きはなく、第27レース「ウオッカとスカーレット#06」以降が書籍化されずにいた。2021年にゲームがリリースされたことを受けてか、同年の6月30日に5巻が、7月31日に6巻が電子書籍で発売され、全てのエピソードが書籍化された。その後、小学館(レーベル:裏少年サンデーコミックス)から新装版が刊行。新装版は表紙絵が変更されている。
単行本にはS.濃すぎ氏の描き下ろし漫画が巻末に載っており[1]、突拍子のないシュールな展開やキャラの崩し具合が評判であった。特に単行本編集作業のために描き下ろされた特別編「テイオーちゃんとマヤちゃんのお野菜たべやさい!」回は、カオスな内容から話題となっていた。この特別編は新装版の6巻(紙媒体のみ)に収録されている。
関連リンク
関連項目
脚注
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