スナックとは、
スナックとは、店内にカウンターがあり、酒および軽食を提供する飲食店のこと。
海外においては軽食を提供する日本で言うカフェバーのような意味で扱われているが、日本では歴史的経緯から独自の業態に発展しており、近年はその物珍しさから外国人観光客が来店する機会も多くなっている。
スナックと言えば個人営業の小さい店という印象があるが、ママ、チーフママ、その他キャストでクラブ顔負けの人数で営業するスナック、専属ボーイやお付きの料理人を従えるスナック、ママと娘の親子営業のスナックもある。
ママやキャストがいるが、基本は飲食店であるためカウンター越しの対面接客となりお酌などの接待行為は行わない。が、守ってない店も実は結構多い。地域によってはスナックであっても風俗営業法の1号営業届出が制度化されておりそうした届出店ではキャバクラ同様の接待が行われる。また届出店では18歳未満の入店・20歳未満への酒類の提供は禁止されている。
元々は大正時代に隆盛を極めた「カフェー」と呼ばれる営業形態が、戦後、1959年に風営法改正により大幅に規制された。代わりに単に女性が酒とつまみを出す業態として生まれたスナックバーが発展・略化してスナックと称されるようになった。
「カフェー」は元々は現代のカフェと同じくコーヒーと軽食を出すお店であったが、なぜかカフェーで働く女中が美女揃いとアイドル的な人気になり多くの変態紳士が殺到。果ては店の方から女中が体を寄せる濃厚接待からおさわりサービスまでアリアリと謳うようになり警察による一斉取締も行われるようになった。
そうした流れから、スナックは女性のママが営業する店が一般的である。
料金体系は店舗・地域によりバラバラで統一化はされていない、が、概ね以下の通りとなっている。
入店時にかかる基本料金となる、店によっては時間単位とするケースもある。
店舗・地域によってはセット料金とは別にテーブルチャージを取る所もある。
セット料金を設定してある店の場合、水・氷・炭酸が付くほかハウスボトル飲み放題とする所もある。
席料を意味する。
セットが無くテーブルチャージのみとする店舗では、水・氷・炭酸が別料金となる事が多い。
店に置いておくボトル買いの酒である。
ジンロ・角瓶・いいちこや霧島などの焼酎・ウイスキーが主である。
1回買い切りであるため一度の来店で飲んでも、何回かに分けて飲んでもOKである。
なおグループでの共有や他人にボトルを飲ませる事もママが許せばOKである。
たまに知り合いが勝手に開けて「あ~お前のボトル飲ませてもらったよ」となる事もよくある話。
生ビールのような一杯売りのお酒からスナックの名の通りスナックを出したり、ママの手作りお惣菜が出てきたり、その内容は店によって様々である。昼間にライス・味噌汁を出して客が食べに来るおいそれどこの定食屋だよというランチ営業をするスナックも田舎では結構多かったりする。
なぜかピンドンを置いていたりもする、ママさんの誕生日とかに客が頼むんだろうね。
スナックではなくてはならないお遊びである。
一緒にカラオケを歌う行為は接待に当たるので、基本お客一人で歌うのがルールである。
が、お客の上手い歌に釣られて手拍子したりハミングしてしまうのが世の常である。
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最終更新:2024/11/01(金) 08:00
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