ホモバトラコトキシン 単語

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ホモバトラコトキシン

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ホモバトラコトキシンHomobatrachotoxin)とは、ピトフーイなどが保有するアルカロイドである。

概要

有機化合物
ホモバトラ
トキシン
ホモバトラコトキシン
基本情報
英名 Homobatrachotoxin
化学 C32H44N2O6
分子量 552.71
化合物テンプレート

ホモバトラコトキシンは、ニューギニア原産のピトフーイ(ズグロモリモズ、カワリモリモズなど)や、南北アメリカ大陸に分布するヤドクガエルがもつ、ステロイドアルカロイド神経である。

性は非常に強く、LD50(半数致死量:投与した動物のうち50%死亡する量)は皮下注射で3μg/kg。

ピトフーイは、初めて発見された有鳥類である(現在はズアオチメドリ、チャイロモズツグミなどもをもつことが明らかになっている)。ピトフーイ自身が合成しているわけではなく、餌であるから食餌によってこのを羽や皮に蓄積し、捕食者から身を守っている。

中国の『非子』『本』などには、をもつ「鴆(チン)」についての記述があり、伝説上のものと考えられていたが、ピトフーイの発見によって過去実在したである可性が出てきた。

なお、モウドクフキヤガエルなどがもつステロイドアルカロイドバトラトキシンは、ホモバトラコトキシンの類縁体である。接頭辞ホモhomo-)は原子の挿入を意味する。また、バトラコ(batracho-)はを意味するβάτραχος(batrachos)、トキシン(-toxin)はを意味するτοξίνηtoxine)が由来。

構造

ホモバトラコトキシン

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最終更新:2024/06/02(日) 05:00

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