ボトムズファインダー 単語

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ボトムズファインダー

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少年の想いは断絶した世界の架けとなる

かに深い崖の底にある世界ボトムズ”。

そこに、崖の上にあるという世界“トプ”へと想いを馳せる少年がいた。アキ・テスノ。

持ち前のAtアルトロ)操縦技術からタンブラー(曲芸師)と呼ばれている。

その彼に突然トプから、ディアハルトという男によって

ボトムズの地に誘拐された少女助けて欲しい、との依頼が舞い込んでくる。

二つ返事で引き受けるアキ

相棒エイビィと“”と呼ばれる廃墟へ向い、ディアハルトAtと対峙する。

そして事に少女の救出に成功!と思いきや、事態は予想外の方向へと!?

劇場版 Ζガンダム』で見せつけたアニメーションテクニック

FREEDOM』の脅威のCGがここに奇跡融合を遂げた!!

世界をも新たにした新世代ボトムズ第二弾!

ボトムズWeb ボトムズファインダーより)

ボトムズファインダーとは、2010年制作された「装甲騎兵ボトムズ」のスピンオフOVA作品である。

概要

OVAは、発売前に「ボトムズフェスティバル」と題して「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE」「孤影再び」と共に映画館で上映された。
制作サンライズスタジオが手がけている。

TVアニメ本編とは繋がりはないもののアストラギウス銀河内の物語である「Case;IRVINE」、キリコキュービィの一連の物語となる「孤影再び」と違い、「ボトムズファインダー」はアストラギウス銀河ではないどこかの物語で、これまでのシリーズで「最低野郎」であったボトムズという単を「崖の下の世界」という全く違う解釈で描いているのが特徴。

登場人物

アキ・テスノ石田彰
アルトロ発掘現場で発掘業者を“シロアリ”の襲撃から守る用心棒をしている少年
か高い崖の上のトプの世界に憧れを眺めてばかりいるが、崖を登ってトプに向かうのは極めて難しいため、と冷笑されている。
ディアハルトグリューニリッヒ森川智之
トプの世界から、統治議会議長の令嬢サンドリヨンを誘拐してボトムズの地に逃げ込んできた男。
…というのは偽の依頼によるもので、実は議長と敵対する一の誘拐を阻止するためにサンドリヨンを連れてボトムズ逃げ込んできていたのである。
逃避行を妨してしまったことを知らされ奪還の協を申し出たアキを、ボトムズに住む者を下賎であると見ていたこともあり信用していなかったが、困難な崖の登攀を通して信頼関係が築かれていく。
エイビィモス広橋涼
ボトムズの地で暮らす少女アキとは腐れ縁な仲。
At操縦技術もアキに近いレベルの腕前を持っているようである。
ジョゼ・レッシング田中秀幸
アキ依頼を持ち込んだトプの男。かつてはディアハルトの上官だった。
サンドリヨンスウィニー折笠富美子
統治議会議長スウィニー卿の。反議長の手から逃れるために、秘書であるディアハルトに連れられボトムズ逃げ込んだのだが、アキを騙して地の利を得た反議長の手に落ちてしまう。
名前を知らされていなかったアキは、立体写真を見て「サンドリヨン」と御伽噺のお様めいた名前を勝手に妄想したら、偶然にも同じ名前でした。
サンドリヨン」はシンデレラフランス語読み。(ボトムズファインダー世界でどのように認識されているのかは不明)
メルインガルサライヴァ勝生真沙子
ボトムズの地でアルトロの修理業を営んでいる女性アキたちをにかけている。
ロディ・ダバルト広瀬正志
ボトムズの地でアルトロの発掘業を営んでいる老人。
何十年も前に崖を登りトプの世界を見てきたようで、アキにその話をするようにせがまれている。

用語

Atアルトロ)
シリーズアーマードトルーパーAT)にあたる位置づけのロボット
アルトロは正式には「アルレドトロオペロイド」(Armored Trooperoid)。これはイタリア語で「アーマードトルーパーのようなもの」という意味になる。(ボトムズファインダー世界の人々がそのように認識しているかは不明)
ボトムズの地では、トプからポイ捨てされているのかジャンクのような形で発掘されて利用されている。
シロアリ
風の谷のナウシカに出てきそうな大昆虫タイプクリーチャー
ボトムズの地のアルトロは“シロアリ”に対抗するために手製パイプ爆弾のようなもので武装している。

スタッフ

役職名 担当名
原作 矢立肇
高橋良輔
監督 重田
脚本
キャラクターデザイン
作画監督
羽山
メカニカルデザイン 重田
福地
大河原邦男
モンスターデザイン 安藤
CGI監督 若間
CGIスーパーバイザー 森田修平
美術監督 谷口
音響監督 鶴岡陽太
音楽 池本
製作 サンライズ

主題歌

Love chaseえて〜
歌:宇都宮隆 / 作詞JIN / 作曲編曲:nishi-ken

評価

既存のATとは毛色の違うAtアクションを盛り込みつつ、約40分の短い尺をうまくまとめあげた佳作。

しかし、「むせる物語」「キリコ・キュービィー物語」をめるボトムズファン満足させるには尺不足で「ボトムズでなければ良作」といったあまり芳しくない感想が散見される。

また同じボトムズフェスティバルの「Case;IRVINE」「孤影再び」も尺不足を感じさせる出来になってしまっていた事もあり、企画倒れでどれか一つの作品に注した方がよかったのではないかといったも上がっている。

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