病弱とは、体か弱く、何かと病気にかかりやすい体質、又は病気にかかっており弱っている、弱っていく状態を指す。
真面目に書くと深刻な話になるため、ここでは萌え属性としてのみ記述する
一般に「病弱キャラ」と言われる者は病気の質から幾つかのパターンがあるが、共通点も多い。
頑張っている弱いものを見れば守ってやりたくなるところがツボなのであろうか。
小早川ゆたか(らき☆すた)やパチュリー・ノーレッジ(東方project)のように体が弱くよく倒れるといタイプのキャラで、良くダウンするが基本的に死に至る心配をしなくてもよいというキャラ。
ギャグ漫画ともなると血を吐くどころか心停止しても死ななかったりで、もはやネタである場合も多いが「冗談です」で済むならそれでいい気もする。 →死ぬ死ぬ詐欺
性格は病弱故によく人に助けられることで人の愛を知り純粋で真っすぐな性格であるか、逆に病弱故にあまり外に出ることなく鬱屈した性格になっているかのいずれかの者が割と多い。
「一病息災」という言葉があるように、貧弱故に冷静で慎重である場合が多く自分が不死身だと思っている者より手遅れや致命傷を避けやすく、寧ろ死ににくいというのは現実でもよくある話である。
美坂栞(kanon)のように、開始時に既に不治の病に罹っており、ストーリー中で弱っていくというキャラも多い。
この場合は主人公と共に病気に立ち向かっていったり、限られた時間を全力で生きるということに焦点が絞られる、当然弱っていくのでそのままでは最期は死に至ることになるのだが、気力さえ取り戻せれば奇蹟ぐらいは案外起こせるものであると信じたい。まだゴールしたらあかん。
Q:…起きないから、奇蹟って言うんですよね?
A:…起きるから、陳腐って言うんですよ。
トキ(北斗の拳)や橘右京(サムスピ)のように病状そのものは上記の二例のどちらかに属しているのだが、この二例とは逆に病気持ちながら尚圧倒的な力を持つ武人というキャラもいる。
こちらの場合は「弱さ」の方を強調する目的は無いのでもはや死への恐怖を捨て去り達観したような性格の者が多く、この場合は守ってあげたくなるというよりは「病気でも尚この強さ」ということで強さを際立たせ、病気であることを惜しむという形になる。
身も蓋もない話をすれば、敵に直接に倒されなくともその病気が直接、間接原因になって倒れるという描写が担保できるため、主人公よりも遥かに強いキャラとして設定しやすいという事情もある。そのため上2例より死亡率は高い。
しかし、前述のパチュリーのように「鬱屈したキャラ付け」と「戦闘時の強さ」を同時に持つ珍しい例もある。
一般に「病弱属性」とされるものは、主に体が弱く病気にかかりやすい、体の内部の病気が主であり、癪や吐血等といった病人の描写として一般的な物以外の特異な症状が表出してくる場合は少なく、何か特異な症状がある場合は作中で個々に説明が付く場合が大半である。
そして、病弱という場合病気という『本来より悪い状態になっている、なりやすい』という意味合いが強く、それに何とか立ち向かって治療したり看病したりということに重点が置かれやすい。
逆に、盲目などの感覚障碍、四肢の欠損など何かしらの『本来的・恒常的な特性を持っている』者は障碍者に分類される場合が多く、こちらは完治や悪化して死亡といった描写より、寧ろそれを特性として受け入れた上で丸ごと付き合う形になる場合が多い。また、それを生かして常人を超えた力を発揮する者もいる。
尚、病気でも精神病(精神障碍)や発達障碍は、その病状とされるものが当人の性格に直結し
極めて強く表出してくるため病弱・身体障碍どちらの属性とも大きく異なったものとして扱われる。
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最終更新:2024/11/01(金) 09:00
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