「スターターデッキ 2011」(2011年3月19日発売)で登場したエクシーズモンスター。「No.39 希望皇ホープ」、「グレンザウルス」と共に、遊戯王OCG初のエクシーズモンスターの1体。
エクシーズ・効果モンスター
※「GOLD SERIES 2013」収録のカード(GS05-JP011)による
ランク2/地属性/岩石族/ATK 500/DEF 1800
レベル2モンスター×2
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のモンスターの攻撃力・守備力は、
このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。
破壊を素材1つを代償に免れる効果、素材の数に応じて自分モンスターを強化する効果を持つ。
破壊を免れる効果は、戦闘によるものでも効果によるものでも対応するので、壁としてはよい。破壊せずに手札(エクストラデッキ)に戻したり、除外する効果に弱いのはこの手のカードのお約束。エクシーズ召喚時点での守備力は実質2200となるため、並みの下級モンスターくらいなら止めることもできる。
攻守を強化する能力も持っているが、そこまで高い数値ではない。だが、若干攻撃力が低めなモンスターの増強には十分。
「創造の代行者 ヴィーナス」と「神聖なる球体」を用いれば、容易に素材をそろえることができる。呼び出した後はヴィーナスを攻撃力2000のアタッカーとして使用できる。
また、「ボルト・ヘッジホッグ」と「ゾンビキャリア」の組み合わせでも楽に出せる。エクシーズ素材となることで2体の除外デメリットも回避可能。「深海のディーヴァ」とその効果で特殊召喚されるレベル2の海竜族の組み合わせもいい。
その他、レベル2のモンスターが並びやすいおジャマデッキでも使いやすい。特におジャマには攻守反転効果を持つ「おジャマ・カントリー」があるので、このカードが攻撃力2200のアタッカーと化し、非常に強力。また、以下のような手順で1ターンキル(1ショットキル)まで可能。
使用するカードは多いが、おジャマ専用のサポートカードなどを駆使すればそろえるのは難しくない。余裕があれば「おジャマ・デルタハリケーン!!」で全体除去も行っておくと成功しやすい。
1キルを抜きにしてもおジャマとこのカードの相性は良いので、おジャマデッキでの採用も十分検討できる。
一見地味であるが、上手く使えば強力なカードと化す。単体でも壁として運用可能だが、ほかのカードと組み合わせて使うのがいいだろう。
苦手なものは効果と戦闘でエクシーズ素材を一気に剥がす「レッド・デーモンズ・ドラゴン」や、一時除外をしてくる「銀河眼の光子竜」など。他の大半のモンスターにもいえることだが、バウンスや墓地送りなどにも無力。
登場当初は現在より評価が低く、このカードが登場したYSD6の発売前後に行われた公式サイトのワンプッシュ投票でも、「グレンザウルス」に68.23%の票が集まり、このカードが大敗している。
その後、「創造の代行者 ヴィーナス」などと共に活躍したことで、強力エクシーズモンスターとして知られるようになっていった。
アニメZEXALでは、ハートランドに侵入した遊馬たちが対峙したセキュリティのデュエルで、エクシーズ召喚するモンスター・エクシーズの選択肢として登場している。
このデュエルは、ツイスターゲームのように数字の書かれた床があり、ロボットの出したモンスターのレベルと同じ数字を一定数押すことで、押した数字のランクで押した数の素材を必要とするモンスター・エクシーズをエクシーズ召喚できるという仕組みである。
様子を見る限り、召喚したモンスター・エクシーズで相手モンスターを戦闘破壊するようなので、攻撃力が低めのこのカードをこのルールで活躍させるのは難しいかもしれない(ランク2を出せる場面が1度あったが、「シャインエルフ」が出されていた)。
アニメZEXALⅡでは、スポーツデュエル大会の百人一首で、取り札の1枚として置かれていた(等々力委員長の右手のあたり)。
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最終更新:2024/05/05(日) 15:00
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