お前達にも教えようジレンの強さへの執着の理由をとは (スキアラバジレンガタリとは) [単語記事]

🤡お前達にも教えようジレンの強さへの執着の理由を とは、隙あらばジレン語りである。

🤡お前達にも教えようお前達にも教えようの概要を

アニメ『ドラゴンボール超』127話における第11宇宙の破壊神：ベルモッド🤡の台詞。

「力の大会」も佳境を迎え悟空達第7宇宙以外は残り第11宇宙最強の戦士：ジレン一人を残すのみとなる。しかし、ジレンは悟空、ベジータ、17号の3人とフリーザが束になっても歯が立たない強さであり、たちまちノックダウンさせられてしまう。

なんとか立ち上がった17号に観客席のベルモッドは🤡「生き残って何を願う？」と問うが17号の「家族とクルーザーで旅行」という願いをふざけていると一瞥する。
逆に17号はジレンの圧倒的な強さとその無機質さに対して「最強の称号以外に欲しいものなんてないんじゃないか？」と問うとジレンは「俺とて叶えたい願いはある……」と返す。

ジレンの願いについては11宇宙の界王神：カイも知らない様で「ジレンの願い…？」と言う横で、ジレン台詞を聞いたベルモッドは🤡「やはりそうか…ジレンお前はまだ」と呟くとジレンの過去について語り出したのだった。

なお🤡「語らねばなるまい……」とは言っていない。

🤡

お前達にも教えようジレンの「強さ」への執着の理由を

ジレンはある悪党に両親を殺されたんだ

そして師匠となる男に助けられ一命を取り留めた

それからジレンは師匠の下で更なる強さと正しい道を極めようとした

1人、2人、3人…ジレンの周りには仲間が出来た

そこに再び奴がやって来た仲間と共に闘ったジレンには勝てる自信があったんだ

だが奴は強過ぎたジレンの仲間は次々と殺された

ジレンの師匠までも奴との戦いで命を落とした

ジレンは再び立ち上がろうとしたが生き残った門下生に立ち上がる者は居なかった

力無き者は強者に従うしか無かったのだジレンは独りになった

信頼していた連中に裏切られたジレンの悲しみは計り知れない

その時痛感したんだ「信頼など無価値」だと

それと同時に理解したのさ「強さこそ正義」「強さこそ絶対」なのだと

勝てば周りがついて来る勝利すれば全てが手に入る其処に感情など不要

俺はそんなジレンの途轍も無い強さへの渇望とその孤独心に惚れたんだ

それを聞いた17号は「どんな殺戮マシーンかと思えば……お前も随分人間臭い奴なんだな」と考えを改めるのだった。

上記の長い台詞は全てベルモッドの一人語りでありジレンは喋っていない。
しかし、この台詞を「おしゃべりが過ぎるぞベルモッド」と釘を刺してはいるが否定はしていないのでほぼその通りなのだろう。

その後17号が「お前は自分自身の為にあの連中を利用しているだけなんだろう」と冷笑すると🤡「黙れ！貴様にジレンの何が解る！」とベルモッドが激昂する。

「痛い所を疲れて本気になったか⁉」「勝てば嘗ての様に戻れると……思っているのか⁉」「過去を清算できるとでも……」という17号の問答をジレンは「くだらん」と物理的にも一蹴し「強さこそ絶対だ。力は全てを許してくれる……例え過去でもな！」と言い放ちと巨大なエネルギー弾で盤上の全てを吹き飛ばそうとするのだった。

🤡熱弁をネタにされたベルモッドの悲しみは計り知れない

ベルモッドには聞いていないのに唐突に語り出す「隙あらばジレン語り」
シリアス……ではあるがまあよくある話に対しての一人語り長台詞
ベルモッドのいかにも悪そうなピエロという容姿とジレンに対する熱いクソデカ感情のギャップ
「お前達にも教えよう……」「黙れ！貴様にジレンの何が解る！」の汎用性etc……

という要素からネタ台詞として定着している。

「結局ジレンの強さのメカニズムはわからないのかよ！^[1]」と視聴者がリアタイ時最も気になっていたであろう部分をツッコまれることもあるが、17号の問いは「ジレンの願いは何？」と言う事なので直接的ではないが(その後のやり取りと合わせて)「勝つ＝強さを証明して過去を清算したい」という答えにはなっている。